今週は小泉首相のアメリカ訪問で日米首脳会談が開かれ、小泉・ブッシュ時代がいやでも総括される。
日本はアメリカと緊密ではない方がよいという異端な考えをとらない限り、この5年ほど日米同盟は強化され、日米関係はより堅固となったから、ブッシュ政権は歴代アメリカ政権でも日本にとってはベター、ひょっとするとベストの政権なのかもしれない。
だが日本のブッシュ嫌い勢力や反米勢力はブッシュ政権を叩く際に日米関係から顔をそむける。その叩く部位は日米関係ではなく、イラクとか環境問題とか、日本からはやや離れた領域でブッシュ政権を批判する。日本にとってのブッシュ政権の採点は対日関係での採点から始めたらどうだろう。
小泉・ブッシュ時代におけるブッシュ政権の対日政策はどうだったのか。
この点を問いたい。