秋田国際教養大学のグレゴリー・クラーク副学長がJapan Times11月20日付に投稿文を載せ、このブログでのクラーク氏へのコメントや私自身への攻撃を書いています。

まあ中傷や誹謗が主体の駄文であり、正面から取り上げる価値もないと思いましたが、このブログへの反撃であることを考えて、一応、論評することにしました。あまりにデタラメが多いため、一つか二つずつ、個別に、こちらの手があいたときに、連載で書いていきたいと思います。

まずクラーク氏のこの投稿文の冒頭部分での私への攻撃で以下のような記述があります。古森の名をまず書いたうえでの記述です。

----severe cirticism by the well-known rightwing correspondent for the right-leaning Sankei Shimbun forced the Japanese Foreing Ministry to suspend publication of a magazine carrying an article slightly critical of Tokyo's fixation on visits to the Yasukuni Shrine.

「右翼寄りの産経新聞の有名な右翼記者(古森)による厳しい批判は日本外務省に、靖国神社への参拝への東京の執着を軽く批判した記事を載せた雑誌の刊行の停止を強制した」

こんな事実はありません。
クラークさん、こんな「雑誌」はどこに実在するのですか。私は知りません。日本語に堪能なクラーク氏なら実在しないことを知っているはずで、事実でないと知っていることを事実であるかのように書くことは「捏造」というしかありません。BSとかbogusとか、クラーク氏の好きな下品な言葉は私はあえて使いませんが、「ウソ」とぐらいは呼んでいいでしょう。

さあ、こんなウソから出発するクラーク氏の長文の駄文がいかにいい加減か、少しずつ紹介していきましょう。