ニューヨーク・タイムズのオオニシ・ノリミツ東京支局長が日本の拉致問題解決への努力をゆがめて誹謗する記事を書いたことに対し、「家族会」「救う会」側の代表の形で増元照明氏がさっそく抗議の一文を書きました。
重要な一文なので、私のサイトでも紹介させていただきます。

以下は増元氏の書いた一文です。

2006.12.20

「強く抗議する!」

 ニューヨークタイムズ(17日付)が、「北朝鮮による拉致問
題」が右翼勢力によってあおられているという記事を書いた。
書いたのは東京支局長のノリミツ・オオニシという方のようで
ある。

 「日本政府や拉致被害者の家族らが進める「北朝鮮人権週間」に右翼組織のメンバーが関与していると指摘。拉致問題への理解を訴えたポスターの図柄なども引き合いに出し、北朝鮮への危機感をいたずらにあおる内容だと批判した。
さらに「日本の国外では拉致などとっくの昔に言いふるされた」問題と指摘。日本国内では「民族派の政治家や
グループ」の画策でなお連日ニュースで取り上げられているとし、「拉致問題が憲法改正や学校教育での愛国心育成と同じ“右翼好み”の課題になっている」との見方を示した。記事は、拉致問題をめぐる「より穏健な声」が右翼勢力によって暴力的に封じられているとする一方で、安倍首相は支持率がかげると「政治的な生き残りのため、拉致問題にしがみつくことになるだろう」

 「北朝鮮人権週間」に右翼組織のメンバーが関与しているという部分は、どのような取材の下にかかれたものであろうか?
是では、まるで家族会が「右翼組織」に操られたものとの誤解を受ける。家族を取り戻そうと必死で動く私たちは、確かに素人同然であるが支援者の人々を「右翼」呼ばわりはないだろう。私たちは、この運動を右翼も左翼もなく、日本人として皆に理解して協力を仰いでいる。
左翼系の人々が、協力をしてくれるのであれば、喜んでお受けするつもりでいるのであるが、その方々は、一向に協力してくれることはなく、あまつさえ邪魔をしようとしている。社民党のホームページに2002年10月まで「拉致はでっち上げ」という北川氏の論文を載せていたことでもわかる。今でも、「拉致被害者の救出」を言うのではなく、この記事に書かれているように「拉致などとっくの昔に言い古された問題」として、北朝鮮擁護に走っているではないか?
 それにしても、「拉致被害者」を見捨てるような発言をして
いることに腹立たしささえ覚える。彼の意識の中では、「めぐ
みさんの骨と称してきたもの」も本物であり、北朝鮮の脱北者の証言も嘘なのであろう。
でも、彼らが信じなかった「北朝鮮による拉致」は事実であったし、脱北者の証言の信憑性は疑う余地はない。彼らの無節操な言動の影で多くの北朝鮮人民が命の危険に晒されている。本当に人として、この事態を指をくわえて見ているつもりなのか?
 この記事では、「RENK」の李英和さんも「守る会」の山田さん、三浦小太郎さん、「難民救援基金」の加藤さんや野口さんさえ、右翼と断じているように見える。彼らが、右翼の人間でないことは多くの人々が知っている。にもかかわらず、このような記事で「日本発」の誤ったメッセージを世界に配信すると言うことは、拉致被害者の救出のためには、何等助けにならない。
かれの言う「より穏健な声」が多くの人民を見捨てる行為であることを、彼は今後「北朝鮮政権が崩壊」し、事実が明らかになった時にどのように責任を取るつもりなのか?
土井元社民党党首のように「間違えていました」ではすまないように思うのだが?
 彼らの主張を受け入れるわけにはいかない!
 私たちは、家族を忘れることはないし、金正日を許すことは出来ない!
そして、人民の敵を支援するイデオロギーに凝り固まった人々を許すことは出来ない!