慰安婦問題について書いてきた私の記事を読んで、ということで投書をいただきました。関東軍の軍人だったという方からです。産経新聞東京本社気付けで、ワシントンの私あてに転送されてきました。
書簡は便箋5枚にペンでの手書き、きちんと明確な記述でした。内容はご自分の満洲時代の体験と観察から述べる限り、日本軍が現地の女性を強制的にさらって、売春をさせることなど、まったくなかった、という趣旨です。
東京都下にお住まいの上野力さんという方です。
上野さんのお手紙の記述のいくつかの部分を以下に紹介します。上野さんにワシントンからお電話をして、お手紙の一部を公表することの許可をいただいたうえです。紹介部分は原文のままです。現在の規準では避けるべきという表現や用語もあるかも知れません。明らかに公開が不適切な言葉は伏字にしました。
「私は大正7年生まれ、昭和14年兵、乙幹の下士官、5年兵、東京外大卒行、関東軍軍人でした」
「日本軍人が無知な○○女性をだまして、慰安婦にしたのではない。帝国軍人が工場、学校へ行き、○○人女性を強制拉致したら、必ず大暴動になっただろう。(そんな強制徴用をしたら)聖戦完遂不可能になった」
「慰安所は牡丹江にありました。経営者○○人、客は下士官兵、ときに開拓団少年。私服憲兵の巡視あり。旧市街の満洲人××屋は下士官兵の立ち入り禁止」
「私の経験したこと。昭和18年某月某日に登楼。慰安婦ではない自称16歳女性、軍曹の私に対して、まじめな顔をして『兵隊さん、司令部へ行って、慰安婦の許可をもらってきて下さい。そうしたら、あなたはわたしの最初の処女客、タダでサービスするわよ』と言うので、私は『キミは女中であって、慰安婦でない。慰安所の女中だが、処女のまま結婚すべきだ』と言うと、『わたしはおカネがほしい、慰安婦になりたいです。16歳だから18歳だと言って、許可をもらってください』と言いました」
「私は『ぼくは軍曹だから司令部へ行き、頼んでもダメだ。処女のまま結婚するべきだ』といさめると、『処女であるより、慰安婦になって、おカネがほしい。お父さんに農地を買ってあげるための孝行です』と言う。『ダメだ。その考えはまちがっている。18になっても慰安婦になってはならない』と訓戒しました。そしたら『兵隊さん、わたしの気持ち知らない、もういいです』と言って、去ってしまった」
「昭和19年、満洲某地で登楼したとき、敵娼(あいかた)の慰安婦はこう言った。『兵隊さん、わたし○○人にだまされた。軍隊の工場で被服を作る仕事をすると言われて来たら、慰安所だった。客を取れと言うので、断ると、<お前には莫大な前渡金をお前の父に渡してある、それを返せばすぐ帰宅させる>と言う』 これが実情だ」
「韓国人、日本人、北朝鮮人、みんな悲しいことだった」
引用は以上です。
慰安婦や慰安所を実際に体験したことを率直に述べられたうえでの述懐のお手紙なので、私にとっては重みがありました。
いまの案件を考える一つの材料という意味です。
書簡は便箋5枚にペンでの手書き、きちんと明確な記述でした。内容はご自分の満洲時代の体験と観察から述べる限り、日本軍が現地の女性を強制的にさらって、売春をさせることなど、まったくなかった、という趣旨です。
東京都下にお住まいの上野力さんという方です。
上野さんのお手紙の記述のいくつかの部分を以下に紹介します。上野さんにワシントンからお電話をして、お手紙の一部を公表することの許可をいただいたうえです。紹介部分は原文のままです。現在の規準では避けるべきという表現や用語もあるかも知れません。明らかに公開が不適切な言葉は伏字にしました。
「私は大正7年生まれ、昭和14年兵、乙幹の下士官、5年兵、東京外大卒行、関東軍軍人でした」
「日本軍人が無知な○○女性をだまして、慰安婦にしたのではない。帝国軍人が工場、学校へ行き、○○人女性を強制拉致したら、必ず大暴動になっただろう。(そんな強制徴用をしたら)聖戦完遂不可能になった」
「慰安所は牡丹江にありました。経営者○○人、客は下士官兵、ときに開拓団少年。私服憲兵の巡視あり。旧市街の満洲人××屋は下士官兵の立ち入り禁止」
「私の経験したこと。昭和18年某月某日に登楼。慰安婦ではない自称16歳女性、軍曹の私に対して、まじめな顔をして『兵隊さん、司令部へ行って、慰安婦の許可をもらってきて下さい。そうしたら、あなたはわたしの最初の処女客、タダでサービスするわよ』と言うので、私は『キミは女中であって、慰安婦でない。慰安所の女中だが、処女のまま結婚すべきだ』と言うと、『わたしはおカネがほしい、慰安婦になりたいです。16歳だから18歳だと言って、許可をもらってください』と言いました」
「私は『ぼくは軍曹だから司令部へ行き、頼んでもダメだ。処女のまま結婚するべきだ』といさめると、『処女であるより、慰安婦になって、おカネがほしい。お父さんに農地を買ってあげるための孝行です』と言う。『ダメだ。その考えはまちがっている。18になっても慰安婦になってはならない』と訓戒しました。そしたら『兵隊さん、わたしの気持ち知らない、もういいです』と言って、去ってしまった」
「昭和19年、満洲某地で登楼したとき、敵娼(あいかた)の慰安婦はこう言った。『兵隊さん、わたし○○人にだまされた。軍隊の工場で被服を作る仕事をすると言われて来たら、慰安所だった。客を取れと言うので、断ると、<お前には莫大な前渡金をお前の父に渡してある、それを返せばすぐ帰宅させる>と言う』 これが実情だ」
「韓国人、日本人、北朝鮮人、みんな悲しいことだった」
引用は以上です。
慰安婦や慰安所を実際に体験したことを率直に述べられたうえでの述懐のお手紙なので、私にとっては重みがありました。
いまの案件を考える一つの材料という意味です。
コメント
コメント一覧 (72)
貴重な史料ですね。ありがたうございます。
ぼくはほとんどテレビを觀ませんのでわかりませんが、
たとへば元総督府幹部であった大師堂さんのやうなかたの
證言をテレビニュース乃至特番で放映したことってあるんでせうか?
おそらくないんでせうね。
こんごかういった方々がご存命であられるうちに、國内の放送メディアは取材力を發揮していただきたいですね。
南朝鮮(韓国)のマスコミ・歴史研究家たちは朝日が戦後何十年もたった後「スクープ(デッチアゲ)」するまで何をやっていたのでしょうか。何万人も拉致されてよその国のマスコミに暴かれるまで気がつかなかったとは、よほどボンヤリしていたのでしょうね。いやいや、それはあまりにもかの国に対する侮辱というものでしょう、最初から拉致強制などという事実は(いくつかの悪質な例外はべつとして)なかったと考えるのが常識というものでしょう。
アメリカに聞く耳を持ってもらうには、少しインパクトのある情報を提示するのがよいでしょう。少し衝撃を与えて、こちらを振り向かせて、一息させて・・・
その後で、きちんとした資料などでの反論・説明をおこなったほうが効果的だと思います。
■インパクトとしては・・・
戦後、日本占領に来ていた米軍も慰安所、慰安婦を使用していたことを告げるのが良いと思います。
特殊慰安施設協会(RAA)です。英語版の Wiki にも出ていました。
Recreation and Amusement Association
http://en.wikipedia.org/wiki/Recreation_and_Amusement_Association
『 慰安婦というのは、アメリカ軍も使っていた、単なる売春婦だ・・・ 』
と説明するのが良いと思います。
いままで、決議採択に向けて騒いでいたアメリカ人たちは ギョッとするでしょう。
少し相手の頭が冷えたら・・・ こちらの話も 相手の耳に入りやすくなるでしょう。
正論、資料などに基づいた反論はその後からでよいと思います。
きちんと調査、取材されて書かれている古森さんの記事を、いつも興味深く読ませて頂いています。お礼のコメントを致したく、会員登録してみました(残念ながらブログを書くネタがないので当分は幽霊会員です)。
私は以前、商社で海外駐在していたこともあり、日本人が世界でも希少な国民性を持っていることを認識しています。同時に、大手新聞の駐在記者さん達は、日本人社会や現地業界内を徘徊して記事を作る傾向が見られ、裏事情を知る我々から見ると皮相な内容の記事にびっくりしたものです。
某経済新聞の記者さんなどは、頻繁に商社の事務所に顔を出して情報提供を依頼していたようです(各社とも、良い記事を書いてもらいたいので接待せざるを得ない訳です)。
新聞記者とは楽な商売だと、長いこと思っていましたが、古森さんのように、政治、外交関連で独自の調査報道を展開するのは地道な作業が重要ということが分かり、ちょっとだけ見直しました。
さて、この慰安婦問題の裏に中国系組織の陰がちらつくということであれば、多分、コキントウ主席の訪米時のような騒ぎを安倍首相訪米時に起こすことを計画しているだろうと思います。ホワイトハウスから両首脳が出てきて記者会見するときに、慰安婦問題を糾弾する女性が記者団の中から現れることになるでしょう。他にも滞在ホテルにデモ体が押しかけたりするかもしれません。
どうなることやら、今から楽しみです。
この提言が安倍総理に届いたのかどうかは不明ですが、民主党小川議員の執拗な質問に思わず本音が出た形で今回の騒動となり、結果的には反日ネットワークの思う壺の展開になったわけですね。大統領候補までこの問題を口にすることになるとは・・・。
ここまで来た以上、徹底的に反論するべきだと思うのですが、政府は沈静化のため反論を差し控える方へ舵を切ったようで、どうもチグハグな印象です。
反日ネットワークに対抗する司令塔の存在が不可欠ではないかと思う今日この頃です。
そういわれれば、この問題で元日本軍の人が日本のテレビに出て語るという例は、少なくとも私は知りません。
元軍人に証言をさせると「集団大量強制徴用」のデマがわかってしまう、ということからの一部テレビ局側の計算なんていうことは、まさかないでしょうね。
私の記憶では、いわゆる慰安婦問題は日本側の川崎市あたりの左派活動家が
最初に提起し、韓国などに出かけて、カネやタイコで「元慰安婦さん」を探し求めたことから火がついた、という経緯だったようです。
そうですね。日本軍の将兵が朝鮮半島、あるいは中国の若い女性を組織的、定期的に強制連行していたとすれば、戦後の早い時期に「犯罪」
として告発されたはずですね。
インパクトのある情報、反論のための演出方法、いずれもよい考えだと思います。日本の政府ができないにしても、民間や半官半民組織があります。
こういうときに国費で運営される国際交流基金なんて、一体なにをしているのかと問いたくなります。
はじめまして。
幽霊会員だなんて、とんでもない。すでにきわめて貴重なご意見をうかがいました。
安倍訪米の際に起きうることは実は私も懸念しています。
麻生外務大臣がワシントン来訪の際、事前に中国系のネットで「抗議デモ」の通知が流されました。宿舎のホテル前に集まって、気勢をあげ、「過去の反省や謝罪と求めよう」という煽りでした。
でも現実にはほんの10数人のそれらしき人たちが散見された程度で終わりました。しかし首相となれば、違うでしょう。日本政府も事前の注意や準備は十分にしていくことを期待しています。
テレビ東京で金子安次氏が「証言」していたくらいでしょうか。でもこの人731部隊でコレラ菌をばらまき、南京大虐殺にもで虐殺に加わり、慰安婦を強制連行したというトンデモない人なんですが。この手の肯定派に都合のいい証言をする元軍人の人たちは経歴があやふやで中国に洗脳されたような人が多いからテレビも出演させるのをためらうのかもしれませんな。そういえばテレ朝で南京で虐殺に加わったという人が証言してたことがありましたが、公開された年齢から計算すると戦争中は11歳になるなんてマヌケな結末を迎えたこともあったっけ。そうえいば吉田清治も「元軍人」なんだよな
かつて日本国民の期待を背負い、お国の為に戦われた方が、筆を取らずにはいられない今のご心境は、戦争を知らない私などが察するには余りあります。
最後の「「韓国人、日本人、北朝鮮人、みんな悲しいことだった」の一節に、真実の重さを感じます。
戦前の日本に着せられた濡れ衣。こういう方々に生で語って頂くのが一番だとは思いますが、事が事だけに身に危険が及ぶこともあるでしょうし、匿名
で活字という手段しかないのでしょうね。
ところで温家宝がトキのつがいを手土産に訪日するそうです。中国は上海領事館襲撃事件の様な直接行動が日本人の反中意識を高めると学習した結果、表向きはソフト外交を装い、裏では中国系移民とロビーストを動員して米国に日本叩きをやらせる作戦に出ていると言う事でしょうか?普段は反米一色の日本の左派メディアがここぞとばかりに、アメリカ様もお怒りだ!と騒いでいるのは噴飯ものです。
>特殊慰安施設協会(RAA)です。英語版の Wiki にも出ていました。
>
>Recreation and Amusement Association
> http://en.wikipedia.org/wiki/Recreation_and_Amusement_Association
>
>『 慰安婦というのは、アメリカ軍も使っていた、単なる売春婦だ・・・ 』
>
>と説明するのが良いと思います。
>いままで、決議採択に向けて騒いでいたアメリカ人たちは ギョッとするでしょう。
この英語版Wikiのような記述では、逆効果だと思いますが。
「RAAも設置したのは日本政府(厚生省)」、「RAAにいた女性たちは、は戦時の慰安婦と異なり、軍人がkidnapしてきた女性たちではない(慰安婦は日本軍がkidnapしてきた)」という内容になっていますよね。
この書簡を記事にしてください。
>
>私の記憶では、いわゆる慰安婦問題は日本側の川崎市あたりの左派活動家が
>最初に提起し、韓国などに出かけて、カネやタイコで「元慰安婦さん」を探し求めたことから火がついた、という経緯だったようです。
慰安婦問題総まとめ
http://nandakorea.sakura.ne.jp/html/ianhu.html
http://kuyou.exblog.jp/1564021/
下段の「すいか泥棒」さんのページを少し下へスクロールすると、
裁かれるのは誰か-従軍慰安婦連行のウソ-
&朝日新聞の捏造慰安婦報道
http://www.sagamiono-ch.or.jp/intercessors/2001/2001.05/2001.05.report.05.htm
という見出しでの引用があります。
長文でここに全てコピー&ペイストできませんので、アクセスしてお読みいただければ、と存じます。
ところで、その引用に「青柳敦子」という名前が出てきます。この女性が韓国人(樺太から引き上げた在日韓国人の活動家)とコンビを組み、1989年にソウルへ赴き、「日本政府相手に訴訟を起こすので、証言者となってくれる元慰安婦を探す」ことを始めたのです。
まず、「訴訟を起こす」ことを計画し、それから証人探しを始めたわけです。
で、尹貞玉が率いる「韓国挺身隊協議会」(韓挺協)の理事の娘婿が朝日新聞記者で、1991年から朝日の従軍慰安婦告発キャンペーンが始まるのです。朝日の一連の記事のネタ元は、ご存知のとおり、吉田清治の捏造本です。
その当時、吉田清治の本はフィクションであると調べがついていたにもかかわらず、悲しいかな、まだネット時代ではなく、その事実は一部の人々しか知らなかったのです。朝日が記事にした→吉田清治の捏造本がお墨付きを得た→「韓挺協」の運動にさらに弾みがついた、こういう展開です。
ところで、韓国梨花大学教授である尹貞玉をして、義憤にかられて慰安婦問題で日本政府許すまじ、と活動家にさせた背景に、非常に単純な、というより、バカバカしい勘違いがあった(今も解かれずにある)のがわかります。
彼らは、女子挺身隊と慰安婦を混同しているのです。
じっさい、韓国人の売春婦ブローカーは「挺身隊での仕事だ」と騙していたようです。そういういくつかの例が実在し、なおかつ、漢字表記の字面から、韓国の戦後世代が「挺身隊=慰安婦」と勘違いしたものと思われます。
「20万人もの韓国人女性が従軍慰安婦にされた」と彼らは主張します。私はこの「20万」という数字がどこから出てきたのか、と悩んでいました。
どうやら火元は二つで、一つは吉田清治の捏造本を下敷きに尹貞玉が「計算した」もの、もう一つが「朝鮮半島で挺身隊作業に従事した女性の数字」らしいのです。
To 古森義久さん
>そうですね。日本軍の将兵が朝鮮半島、あるいは中国の若い女性を組織的、定期的に強制連行していたとすれば、戦後の早い時期に「犯罪」
>として告発されたはずですね。
ポイントはここだ、と私は思います。
古森様や他の皆さんも、慰安婦問題の根拠の無さについては、政府ではなく民間から声をあげていくべき、とお考えですよね。私も賛成です。そして、それを実行すべく、慰安婦問題のおさらいをし、拙い英語力で翻訳を始めたのです。Japan Forumなどの掲示板に投稿したり、米国大使館に書簡として送ったりするつもりでした。
けれど。
日本軍は女性たちをkidnapしたりしていない、slaveにしていない、インドネシアで一件だけ末端兵士が暴走したことがあったが、そのときもkidnapもslaveryも起きていない、それについては軍は慰安所を閉鎖させているし、関係者は戦後のBC級戦犯裁判で死刑を含む処罰を受けている――このように書きながら、苦いものがこみあげてきました。
すべては東京裁判で終わったはずである。
軍による20万人もの女性拉致が事実であったなら、東京裁判で事案となっていたはずである。
インドネシアでの一件では、11人の軍人軍属が死刑及び懲役15年以上の重罰を科せられ、処罰は済んでいる。
日本が主張すべきなのは、この一点だけだと思います。
「米軍の捕虜尋問資料 第49号」をIZA内に保管という意味を含めて纏めて閲覧出来るようにしてみましたのでTBさせて頂きますね。
mike honda 氏の英語版 wikipedia の外部リンクへも掲載しておきました。
もう慰安婦の問題、いい加減うんざりしてきました。これだけ囲う問題化すれば対日外交にも影響が出ると思いますが、米政府側が静観する構えで変らないのでしょうか? 誰か米サイドで「いい加減にしろ」と mike honda をどやしつけて、この対日決議案を破棄させてくれる人が出ないものなのかと思ったりしています。
当時は「従軍慰安婦」という言葉はなかったそうですね。
戦後の造語であり、1973年の千田夏光の著書『従軍慰安婦』の影響で
「従軍慰安婦」と呼ばれるようになった、との事です。
明らかに間違った使いかたですし、従軍をつけるのは、多くの犠牲者を出した「従軍看護婦」に対しても失礼だと思います。
しかしながら、産経以外のマスコミはまだ「従軍慰安婦」という言葉を使い続けています。
先日のサンデープロジェクトでは、桜井さんが田原さんにはっきり注意していましたが、まだ間違った言い方がまかり通っています。
むしろ実態をはっきり表す、「戦時慰安婦」「戦場慰安婦」などという言葉
に変えた方が、一般の国民に正しく伝わるのではないかと思います。
戦場慰安婦とは、なるほど、ですね。
私は新聞記事でもほとんど「慰安婦」で通しています。
ネーミングはときに、致命的な違いを発揮しますね。
資料のTB,ありがとうございました。
慰安婦問題にうんざりというのも同感です。
しかし私はワシントン在の日本人記者として、もう少し追わねばと思っています。まだ書くべき材料があるのです。
首相自身は、もうこれ以上、慰安婦問題について発言すべきではないでしょう。少なくとも、今のところは。
米国下院に法案が提出された直後は、米国内でこれに批判的な声もありましたよね。ところが、しばらくすると米国マスコミがいっせいに日本批判に転じました。シーファー大使も、ここへ来て、かなりはっきりと日本を牽制する姿勢を見せています。
古森様は、「今なぜ米国が日本叩きに加担するのか、その理由を考える必要がある」とおっしゃっていましたね。そして、どなたかが、「下院での法案通過は(通過したら、ですが)ハル・ノートだ」とかおっしゃっていました。
そのとおりだと私も感じます。まだハル・ノートではないけれど、日本が対応を誤れば、結果的にハル・ノートの再現です。
慰安婦に関する種々の経緯や資料をありがとうございました。
記事を書く際にも、この種の参考資料は役に立ちます。
しかし「苦いものがこみあげてきた」というご心情もよくわかる気がします。そうなんです。本来はすべて東京裁判とかその他の軍事裁判、そして講和条約ですんでしまったはずの案件なのです。それをあたかもそうした裁きがなかったかのように、また日本人悪者説がどっと出てきているのです。
でもくじけないで、がんばるつもりです。
考えさせてください。
幼稚な推測かもしれませんが、米国債が関係しているのかな、という気もしてきました。
ヒラリー・クリントンが「米国債が中国(や日本)に大量に買われている。米国経済が人質になっている」と財務省に書簡を送ったという記事がありましたね。
ひょっとすると、中国が米国債売却を外交カードとして行使する「そぶり」を見せたのかもしれません。米国は慰安婦問題での日本叩きに同調することで中国を晦渋し、日本には「同盟関係など簡単に破綻するかもしれないぞ」と脅しをかけているつもりなのかもしれません。久間防衛庁長官の失言も影響していると思います。
あまりにも穿ちすぎた見方でしょうか?
ふだんはアメリカのことはバカにしている日本の反米左派メディアが今回の慰安婦問題では「アメリカ様が怒ってらっしゃるぞ」とシーファー大使の言あたりをオニの首のように報じているのは、たしかに茶番ですね。
私も同感です。ご本人の書簡を読んだうえで、電話で話しましたが、高齢にもかかわらず、「体の弱い家内のめんどうをみています」と言われました。
そういう人があえて、ペンをとって書いた内容はやはり重みを感じました。
晦渋ではなくて、懐柔でした(笑)。
日本の閣僚は、まちがっても、米国債売却など口にすべきではないですね。
うっかり口を滑らせることすら、あってはならないと思います。
米国債売却を外交カードに使うなど、いまだ100年前の世界を生きているらしいどこぞの国にやらせておけばいいことです。
日本はもっと賢明であるべきです。
「日本に着せられた濡れ衣」というのは、ぐっとくる表現ですね。
いま生きている日本人、これから生まれてくる日本人、みんなにかかわりがあることなんだと痛感します。
また、我が国が事実を積み上げて議論しようとしても、そもそも、感情操作だけをしようとしているなら、かみ合わないかもしれません。
日米離間が、我が国の核武装論につながるということを知らしめたほうが効果があるかもしれません。
私としては、万が一、我が国が核兵器で攻撃された場合、アメリカは、核による反撃をしないと考えるようになりました。
核の傘は、我が国の勝手な思いこみに過ぎません。アメリカがどうするかはアメリカが決めることですから結論をこちらで出せませんが、なんのためらいもなく日本を見捨てるとしか思えませんね。
20万人の根拠は、朝鮮戦争の時の韓国軍従軍慰安婦と、意図的に混同して宣伝しているのではないですか。
http://nekonosanpo.iza.ne.jp/blog/entry/134825/
韓国が、根拠も無しに慰安婦を政治問題化させれば、日韓は離反し、北に有利になるという思惑があるかもしれません
他の国の国益を考えてくれるような、やさしい国はどこにも無いということですよ
日本のテレビにこれまで出てきた日本軍人というのは、みな日本が悪いと主張する自虐派、侮日派、左翼分子ばかりということなんでしょうね。
あるいはそういう傾向のあるマスコミに利用された人たちばかり、ということなのか。
はい、慰安婦問題が米国債売りや久間発言と因果関係にあるというのは、うがちすぎた想像だと思います。
情報戦なら扇情的な発言を繰り返すのも戦法というのは、そのとおりです。
事実を告げても効果がない場合は多々あります。
相手が驚く、嫌がる、気にする、という種類のデマをぶつけたって、いいと思います。場合によっては、ですが。
私は最近、この「軍の関与は無かった」と言うのは証明が非常に難しいのではないかと思っていたりします。慰安婦を集めていたのは事実であり、「ひょっとして1件でもあれば有った事になる危うさを秘めています」。無かった無かったと幾ら言っても国際的な理解は得られないと思われて成りません。
政府対応は論調を変更するべきと思うんです。このままでは幾ら過去の事とは言え、中国や韓国に振り回されます。「証言だけでは信用できぬ。まず証言以外の証拠を示せ」でいいのでは無いかと・・・。
どうしても日本を極悪人として裁こうというあのインチキ裁判でさえ言及されなかった慰安婦問題が、いつどのようにして出てきたのかという説明は有効でしょうか?今でも日本を悪者に『したい』のだから無駄な気がします。
だいたい、あの時代に日本が公平な裁判を受けられたなんて思う方がどうかしてる。アメリカの占領政策を見ただけでも、そんなはずがありません。
中国を真似て全世界に日本語学校を作っていくとか、そんな搦め手からの長期的な方法も必要ですよね。
>東京大空襲や広島・長崎をジェノサイトと認定し、米国を非難する決議案を国会に提出する
ものすごく魅力的な禁じ手ですよね。
これにプラスして米の対日奇襲作戦「JB355」で初めから民間の日本家屋を焼き払い、しかもそれを中国軍の攻撃に偽装しようとしたことも暴露して、根本的に人種差別が無ければできない所業だと言ってしまえばいい。
相手のレベルに落ちるのがイヤだから我慢するというのが日本人ですけど、別に今さら非難もしないし謝罪も求めないし、ただの事実確認ですからぁ~くらいは言ってもいいような気がする。
もうポチはやめましょう。ATMもやめましょう。私たちは自立しましょう。
アメリカは中国よりマシと言うけど、大して中国と変わらない。
いじめてくる相手ばかりを気にするのはやめて、大きな世界を見渡しましょう。(ああ、最後が学校のイジメられっ子への励ましの言葉と同じです。情けない。)
>○○人女性を強制拉致したら、必ず大暴動になっただろう。
この部分ですが、確か今回の従軍慰安婦問題を最初に究明告発した吉見教授が、先日の決議案の正当性を示す根拠を会見されたときに、「慰安所設置は中国の娘たちへの強姦が多発した場合、それに怒った中国人民の暴動を恐れたからだ」と言われたのですが、これに相通じるものがありませんか?
吉見教授の主張に基づけば、日本軍は中国人の暴動を恐れるあまりに、20万人からなる韓国朝鮮人の女性を強制連行してきて性奴隷にしたことになりますが。
韓国朝鮮の方々が20万人も娘たちを狩りたてられて、暴動も起さなかったなんてありえません。
シーファー大使の言葉の一部を借りれば、「日本軍は中国女性への強姦防止に韓国朝鮮女性を強姦した」となります。
一方でまた、この吉見教授の主張による日本軍は中国人民の暴動を恐れているのに、2万~8万人を南京でレイプしていることになってるのです。
日本が拉致が解決しないと資金を出さないと言い、ANAにFBIが入り、慰安婦問題が大きくなり、日本のアメリカ大使館の家賃の不払いが国会で問題にされ・・・・。
中国や北朝鮮の日米離間工作もですけど、その昔、日英同盟を壊すためにアメリカがどう動いたかということも思い出します。
はじめまして。
確かにおかしな日本攻撃が多すぎますね。
これまではまず日本国内で、そうしたおかしな日本攻撃をする勢力が強かったこと、次には日本の政府(国民多数派の代表ですよね)がいくら理不尽な攻撃をされても、一切、沈黙、場合によっては、そうだ、そうだ、とまで同意していたこと、が今日のいらだつ状況を生んだといえるでしょうね。
今回の慰安婦問題でも、アメリカは国民全体として、あるいは政府として、日本を叩いているわけではない点は認識しておくべきでしょう。
アメリカ政府は例の決議案には反対を表明しています。それにしちゃあ、シーファー大使の発言はおかしい、というのは、私も同感ですが、60年以上も前の軍事売春を取り上げ、いまの日本への攻撃の理由にする、というのは、どうみても正気を逸していると思うアメリカ人もまちがいなく存在するのです。
CIA長官と外相が緊密に協議することは同盟国ならでは、の現象ですね。
日米関係にはまだこういう前向きの部分ガ多く、健在なのですね。
私はこの問題を解決させる為の戦術として韓国内の分断が有効だと考えます。
まず、日本人だけで慰安婦の強制連行が出来たのか、親日派も協力していたのでは、と煽る。
大統領選挙が迫る韓国であの大統領なら「親日派も協力」と食い付くかも。
「当時、日本の官憲であった親日派は慰安婦の強制連行に抵抗しなかったのではないか」と言わせるよう煽る。強制連行反対の抵抗運動など朝鮮半島でなかったと日本から燃料投下。
親日派が「強制連行に抵抗しなかったのは、強制連行などなかったからだ」と反論せざるを得なくなる。
そんな単純ではないと思いますが今の韓国を見ると期待させる何かがあります。
韓中、そして決議案が成立したらアメリカも。
提訴に応じる可能性はないと思いますが、何か言われたら裁判所で白黒つけようと言うことができるし、第三国のこの問題に対する見方も変わってくるのではと思う。
河野談話の否定と同時に提訴をして、そこを起点にして10年20年かけて押し返していくことが必要だと思います。
最初から日本を非難する事が目的だからです
日本のサヨクに幾ら証拠を突きつけても「慰安婦」はいたんだ、
「強制連行はあったんだ」と叫び続けるでしょう?
それと同じです
日本は目の敵にされてると言って良いでしょう
次は「南京」で非難してくるでしょうし、「靖国」でも非難してくるでしょう
カナダ議会でも非難決議が採択されるのでは?とされているそうです
中国系、朝鮮系移民が多い国、地方で洗脳工作をしています
やはり日本としてここまで事が大きくなったからにはちゃんとした証拠を出し、堂々と反論すべきです
慰安婦の証言の曖昧さ、物的証拠がまるで無い事、
もしも大勢の女性を強制連行したとしたら数倍の目撃者、その目撃者が残した手記、日記、新聞報道の類が
存在するはずです
家族の同意書の提出を求めていた事、渡航には年齢制限をしていた事、
慰安婦の報酬、対価、アメリカ軍の慰安婦レポートで「売春婦だと」と書いている事、
どの国にもこの慰安婦(売春)システムがあり、無い国は強姦が多数発生している事
日本での「慰安婦」の発生から問題視される現在までの経緯
結論として「慰安婦」を言い出した者は嘘吐きであり、
証言の検証もしないのは騙されてプロパガンダに踊らされているか、
日米関係、国際関係にヒビを入れ、喜んでいる者だ、と
「軍の関与はなかった」と書かれていますが、「軍の強制はなかった」ということではないでしょうか。
軍の関与はやはり慰安所が軍の施設内にあっただけで、成立してしまう、ということだと思います。論点は「強制」です。
はじめまして。
確かに「朝鮮人の業者にだまされた」という証言は多いですね。
ただしいまの韓国社会がどこまでその昔の事実を認めるか、です。
つまり「日本は強制連行した」とする国に知らせる事です
反論を聞き入れない者ばかりでなく、疑問を持つ者もいるでしょう
米新聞の一面でも買いきって意見広告、「詳細はアドレスをクリック」
なんて書いて反論、検証サイトへ誘導してみては?
検証サイトは幾らでもありますし少し手を加えるか英文化すれば十分
(できるなら主要5ヶ国語ぐらい)
反論すらせず、検証もされず断罪されるのは「東京裁判」だけで十分です
国際機関による仲裁というのも一考ですね。
ただし日本の自虐派や外国の日本叩き派はすでに国連を利用して、
模擬裁判を開き、売春婦たちをヒロイン扱いにしています。
騙されて連れて来られたその女性を発見して、上野力さんあるいは所属部
隊はどう対処されたのでしょう?
20万人拉致監禁 などと言う荒唐無稽なとっくに論破され尽くしているホラ話を相手にしている場合じゃなくて、こここそ肝心な所だと思うんですが。
日本の軍隊の「戦陣訓」にも「酒色に心奪われ」「欲情に駆られて」ということが絶対にないようにと、明記されていますね。
でも、日本の主張を肯定または検討する意見は聞いたことがありません。
主張も証拠も何一つ検討されないというのは日本人にとって東京裁判の再来です。
>日本の軍隊の「戦陣訓」にも「酒色に心奪われ」「欲情に駆られて」ということが絶対にないようにと、明記
『戦陣訓』というと『生きて虜囚の辱めを受けず』ばかりがクローズアップされます。戦陣訓のせいで捕虜が少なかったのなら、酒色に惑わされる軍人は、さぞ少なかったことでしょう。左翼はアホです。
今回の慰安婦問題の顛末を観察していて思うのは、「欧米ではメディアが権力の監視役」だというのは、所詮映画や小説の中だけなのではないかということです。いったん「日本=悪」「慰安婦=強制連行された犠牲者」という世論の流れが出来上がると、どの国のメディアもそれに逆らおうとはしません。
ひたすら長いものに巻かれるだけ。
1998年8月21日、ジュネーブの国連人権小委員会はゲイ・マクドーガル委員が提出した慰安婦に関する報告書を満場一致で「ウェルカム」する形式で採択しました。日本政府への勧告は「国連人権高等弁務官が日本政府または他の国の政府と共同で、(慰安所の)責任者、頻繁な利用者を探しだし、逮捕すること。アジア女性基金とは別の機構を設置して法的賠償を実施すべし」という過激な内容です。
歴史学者の秦郁彦氏が関係者に「本人を何とか説得できなかったんですかね」と聞いてみると、「報告者がアメリカ人の黒人女性弁護士と聞いただけで、みんな黙ってしまうんだ」とのこと。
>「軍の関与はなかった」と書かれていますが、「軍の強制はなかった」ということではないでしょうか。
済みません。後で略しすぎたと思い「強制は無かった」と書き直しました。しかしいづれにしろ「無かった」という観点で論戦を行うと日本側は非常に部が悪いと思います。中立の第三者から見た場合には、よっぽど同情されない限りは日本の印象は悪い様に取られると思います。将棋で言えばもう詰んでいます。
現在、偽証しているにしろ、証言者が3人も居て散々日本を悪者にしようと悪意を持って貶めようとしている人々をどうやって巻き返せるかを考えた場合、よっぽど慎重に言葉を選んで反論を行わないと泥沼に嵌まるばかりだと思います。
奴等は日本を悪意を持って過去の歴史を穿り返し貶めようとし、更に日本にも日本人名を騙って記事を書いたり本を出したりして日本側の証言を装ったりしているんです。この慰安婦問題が済んでも南京やら何やらと幾らでも歴史を攻めますよ。敵さんは。
早速のご返事有難うございます。
中国が反日暴動やデモなどで直接日本を攻撃するのを止め、絡め手で攻めること
にしたのは、ある意味、彼らの伝統に立ち返ったということが出来ます。
よって、今後、南京、毒ガスだと順次攻めて来るのも予想できます。
しかし、これらに一々まともに防衛対処していても勝てません。
彼らを黙らせるには、日本も同様な手口でチベットや法輪なんたらの件で人権侵害、民族虐殺実態を国際社会に大々的に宣伝、攻撃するしかないと思います。
効果は以下二点。
1)これが効果をあげれば、必ず手打ちが出来る。停戦裏交渉ができます。
2)停戦できなくても、世界は両国の批判合戦に疲れ、反応しなくなる。少なくとも中国も日本も同じようなものというイメージが定着し、一方的に日本が非難されることは避けられる。
アジア内部でこんなことやるのは馬鹿げていますが、中国人はどうも欧米人のアジア蔑視思想を理解していないようなので仕方ありません。
慰安婦の再研究だっけ?有識者集めて。
んなものやるより、実際に上野さんのような方から聞いた話を
基にすればすぐ出来るじゃん!
河野談話も嘘だって。
どーしてそういう話はスルーするの??
それこそ国益考えてないんじゃないの??
当時の日本軍には女衒にだまされて、慰安所に入ってきた女性を「だまされた」ことがわかったから返してあげる、などという方針がなかったことは明らかでしょう。
でもそのことと「軍が組織的に女性を強制徴用」ということとは違いますね。
「軍が組織的に女性を強制徴用」とは全然違います。
上野さんのような方々にこの悲しさを伝えて行って欲しいと思います。
初カキコですね。
そうですね。上野さんの話のような「証言」をもっと集めるべきでしょうね。
http://medialiteracy.blog76.fc2.com/
日露戦争後のポーツマス条約で満州の利権を獲得して以降、昭和18年(1943年)頃の満州帝国に於ける日本軍は駐屯部隊による陣地戦をしていたものと推定されるが、然し、上野力さん証言の「慰安所は(黒龍江省の)牡丹江市の辺り牡丹江にありました。経営者○○人、客は下士官兵、ときに開拓団少年。私服憲兵の巡視あり。旧市街の満洲人××屋は下士官兵の立ち入り禁止」との件から、少尉以上の将校と兵長以下の兵卒は性的欲望の処理をどのようにしていたかはさし措いて、下士官兵(曹長・軍曹・伍長)は、地元の「売春宿または淫売屋」の利用は禁止され、軍部(官憲?)の特別な統制の下で、日本人または朝鮮人(??)が経営する慰安所を、満蒙開拓団の少年と共同で利用していたことが分かりますね。
また、上野力さん野力さん証言の“私の経験したこと。昭和18年某月某日に登楼。慰安婦ではない自称16歳女性、軍曹の私に対して、…”との件から、軍が統制する牡丹江の下士官兵用慰安所は、単に性欲の処理場というだけでなく、登楼(遊女を置いて、客を遊ばせることを業とする店(遊女屋・女郎屋など)にあがって遊ぶこと)するような風情があり、ものと推察できますね。
また、上野力さん野力さん証言の“…、まじめな顔をして『兵隊さん、司令部へ行って、慰安婦の許可をもらってきて下さい。そうしたら、あなたはわたしの最初の処女客、タダでサービスするわよ』と言うので…。『わたしはおカネがほしい、慰安婦になりたいです。16歳だから18歳だと言って、許可をもらってください』…。『処女であるより、慰安婦になって、おカネがほしい。お父さんに農地を買ってあげるための孝行です』…・『兵隊さん、わたしの気持ち知らない、もういいです』と言って、去ってしまった”との件から、満州帝国に於ける「下士官兵用慰安所」は、満州帝国の官憲よりも、大日本帝国の軍部が実権を持って治外法権的に「1905年関東州民政署令第11号 娼妓取締規則」(1905年12月30日)厳密に統制していたものと推察できますね。
この話は河野談話の曖昧さから始まっています。
当時の内閣官房副長官だった石原さんは「強制連行の証拠は見あたらなかったので、連れてきたという人の証言を得ようと探したがそれもどうしてなかったので、談話発表の直前にソウルで行った元慰安婦十六名の証言を採用した」と言っています。
当時慰安婦の大半はに日本人だったはずです。
信頼出来るあらたな証拠として、当時慰安婦だった日本人に証言して貰うのが一番良いのではないかと思います。
彼女達は朝鮮半島出身の慰安婦の実態も知っていると思います。
(当時は売春は合法であり、職業に貴賎はないので、名乗りでて証言して欲しいと思います)
国内でも、対アメリカ議会でも、真実を突きつける事が一番効果的だと思います。
然し、「明治33年(1900年)内務省令第44号 娼妓取締規則」の第3条では、“娼妓名簿の登録は娼妓たらんとするもの自ら警察官署に出頭し左の事項を具したる書面にて具申すべし、(1)娼妓たらんとする理由、(2)生年月日、(3)同一戸籍内に在る最近尊属親なきときは戸主の承諾を得たること承諾を与ふべき者なきときは其の事実”と規定されていたようだけど、黒龍江省の牡丹江市の辺り慰安所で、軍曹の上野力さんに対して、慰安婦ではない自称16歳女性が、まじめな顔をして“兵隊さん、司令部へ行って、慰安婦の許可をもらってきて下さい”と請願したということは、「1905年関東州民政署令第11号 娼妓取締規則」では“但し、自ら出頭する能わざる事由ありと認むるときは代人に依る届出を受理することあるべし」という、「内地」よりも規制緩和した規定があったのでしょうか??
因みに、娼妓の自由廃業に関しては、「明治33年(1900年)内務省令第44号 娼妓取締規則」の第5条では“娼妓名簿削除の申請は書面又は口頭を持ってすべし”との規定に準じて、「1905年関東州民政署令第11号 娼妓取締規則」の第11条1項に“娼妓廃業せんとするときは自ら本署又は支署に出頭し書面又は口頭を以て届出づべし、但し自ら出頭する能わざる事由ありと認むるときは代人に依る届出を受理することあるべし”と規定されており、「内地」では郵送による廃業の申請を認めていたのに対し、関東州ではこれを認めておらず、「内地」でも現実には、楼主の妨害などにより廃業は困難であったが、関東州ではいっそう厳しい条件のもとに置かれていたようですね。
ご提案の対応は私も心情的には賛成です。
ただし一種のゲリラ戦法であり、日本政府が実行するわけにはいかないでしょうね。民間でもだれが、どう実施するか、そのへんが難しいところですね。
ご指摘の諸点をまず日本の政府や政治家に納得させることがこの方法の第一歩でしょうね。
そうなんです。まさに冤罪なんですよね。それも国際的な冤罪です。
河野談話を言わせた事を含めて外務省は 継続可能 な線を確保はして「これ以上は国民が選んだ代表の仕事ですよ」って事で、ちゃんと仕事してる。
政治家は 全体として筋の通る 説明を歴史に責任を持ってする覚悟も能力も無い。自分の閣僚の光熱費の説明も出来ないんだから到底無理。
然し、昭和18年(1943年)某月某日に、慰安婦買い(女郎買い)のために態々登楼した関東軍の軍曹に、“わたしはおカネがほしい、慰安婦になりたいです。…処女であるより、慰安婦になって、おカネがほしい。お父さんに農地を買ってあげるための孝行です”と訴える16歳の少女に対して、“『キミは女中であって、慰安婦でない。慰安所の女中だが、処女のまま結婚すべきだ』といさめ、…。『ダメだ。その考えはまちがっている。18になっても慰安婦になってはならない』と訓戒した”という、25歳の上野力さんの言動よりも、“『兵隊さん、わたしの気持ち知らない、もういいです』と言って、去ってしまった”という慰安婦志望(女郎志望)の少女の言動の方が、感情的にも勘定的にも、理解・納得し易いですね。
上野力さんは、“「昭和19年、満洲某地で登楼したとき、敵娼(あいかた)の慰安婦はこう言った。『兵隊さん、わたし○○人にだまされた。軍隊の工場で被服を作る仕事をすると言われて来たら、慰安所だった。客を取れと言うので、断ると、<お前には莫大な前渡金をお前の父に渡してある、それを返せばすぐ帰宅させる>と言う』 これが実情だ」と仰る意味は、結局その女性に対しては、これが実情だからせっせと客を取って早く借金を返すしかないと諭して、自らも協力したのでしょうか、26歳のときの上野力さんの言動も、感情的にも勘定的にも、理解・納得し易いですね。
現在88歳と思しき上野力さんは、“○○人の甘言に騙されたり強圧に負けたりした無知な○○女性を、大日本軍は事務的に「慰安婦」として許可し、大日本帝国軍人は只管に「慰安婦買い(女郎買い)」をしただけで、慰安婦にしたの大日本帝国軍人ではなから、旧大日本帝国軍人・旧大日本帝国役人(官憲)やその遺産を相続した日本人には何らの罪もない”と感情的に主張したいというなら、私にも多少理解はできますが、勘定的になった国際世論は納得しないでしょう、例え、「○○人」というのが、「朝鮮人」でも「日本人」でも、当時は、大日本帝国の国民だったのですから…。