この決議案にはトルコが国をあげて反対しています。
事実関係も曖昧だし、いまアメリカがこの歴史的事件を単にトルコ側による「ジェノサイド」(大量虐殺)と断じれば、せっかくのトルコとアルメニアとの和解も吹き飛んでしまう、というのです。
そしてトルコはアメリカ議会が本会議でこの決議案を無理にでも通すのならば、、いまイラクでの米軍の活動に不可欠となっているトルコ領内の軍事基地の使用までも拒む、と示唆するのです。
トルコはかつてフランスの議会が「アルメニア虐殺を否定することを禁じる」という法的措置をとったことに反発して、フランスとの一切の軍事関係を断絶しました。それほど強い反発をみせたのです。今回ももしアメリカ議会が強硬に出れば、トルコ当局はフランスに対して以上に強く抗議行動を取ることを示唆しています。
外国で起きた遠い過去の案件を持ち出してきて、いまの外国の政府を責めるというのは、アメリカ側が日本の慰安婦に関してとった行動と同じです。しかし日本側は強く反発することはしませんでした。
ところがトルコの反応は違うのです。
強硬な反発なのです。
日本とはずいぶんと異なります。
さあ、どうなるか、注視せざるをえません。
ではこの「アルメニア虐殺」非難決議の可決からお知らせしましょう。
産経新聞10月12日朝刊の記事です。
米下院外交委 僅差で「トルコ非難決議」を可決 (1/2ページ)
【ワシントン=古森義久】米国下院外交委員会は10日、90年以上前のアルメニア人虐殺に関して当時のオスマン・トルコ帝国を非難する決議案を27対21の僅差で可決した。米国、トルコ両政府とも同決議案は両国関係を傷つけ、米国のイラクでの軍事活動にまで支障を及ぼすとして強く反対しており、米国が中東戦略で頼りにするトルコとの同盟関係を緊迫させる見通しとなった。
決議案を審議する下院外交委員会(トム・ラントス委員長)が10日午後、開いた公聴会はアルメニア系、トルコ系の関係者らで満席となり、テレビ傍聴の別室まで満員となって熱気を高めた。
決議案は1915年から数年間に起きたアルメニア人大量虐殺を公式に「ジェノサイド」(事前に計画された集団的虐殺)と呼び、その悲劇への理解などを米国の外交政策に反映させるという内容だが、虐殺をオスマン・トルコ帝国の全責任とし、犠牲者150万として「ジェノサイド」と断じる点などに対しトルコ政府が激しく反対している。
トルコ政府が「事実の一方的解釈」と非難する点で同決議案は日本糾弾の慰安婦決議にも類似する。
トルコ政府は「いわゆるアルメニア虐殺の実態は不明確な部分も多く、ジェノサイドとは呼べず、決議採択はトルコ国民を激怒させて、トルコ・米国関係に重大な打撃を与える」として反対し、エルドアン首相が5日、ブッシュ大統領に電話して議会に抑制を求めることを要請した。同大統領も10日朝の会見で「決議案採択はNATO(北大西洋条約機構)、そして対テロ国際闘争での枢要同盟国との関係を傷つける」として改めて反対を述べたばかりだった。
米国はイラクでの軍事活動に必要な機材や物資の7割以上をトルコ領内のインジルリク基地などを経由して運んでいる。トルコ側では同決議案への反発が激しく、外相や議員団をワシントンに送って、採択された場合は同基地を使用禁止にする意図までを示唆してきた。こうしたトルコの官民の激烈な反応は慰安婦決議案への日本側の対応とは対照を描いてきた。
同外交委員会の審議では委員長のラントス議員(民主党)が「大虐殺は非難されねばならない。トルコとの関係は確かに重要だ。だが日本の慰安婦決議案の審議でも、『これを通せば日米関係に重大な結果が起きる』と警告があったが、なにも起きなかった」と賛成論を述べた。これに対しダン・バートン議員(共和党)らは「現在のトルコの政府も国民もこの虐殺への責任はなく、トルコはいまイラクだけでなく中東全域への米国の対応で最も頼りになる同盟国だ」と述べ、同決議案に反対を表明した。
外交委員会で可決された不拘束の同決議案は次に下院本会議にかけられる。だが委員会レベルでの採択でもトルコ側は官民で激しく反発することが必至となった。
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コメント
コメント一覧 (58)
昔、カーターが韓国の朴政権を非難し、在韓米軍を引き上げるとか言って、自分だけ悦に入っていたあの病気が出たんでしょうか?
別名「お花畑病」 「自分だけは良い子ちゃんになりたがり病」とも言いますが。 理解不能です。
アメリカはトルコに何の恨みがあるんでしょうね? 第一次大戦以降、トルコは忠実で、重要な同盟国だったのに。 ある意味、慰安婦決議以上に異常な感覚です。
結局アメリカの議員も国益よりは、自分の選挙なのでしょうか? そしてアルメニア系アメリカ人にとって重要なのは、アメリカの安全やアメリカ兵の生命よりも、自分の先祖の恨みの方が大切なのですね。
これを見ていると、他民族国家として外国人を受け入れる事は、本当に大変だと思います。
アルメニア系だけなく、韓国系、中国系、ユダヤ系の人々にとっては、アメリカ国籍はアメリカに寄生して、食いつぶす為の手段のようです。
アメリカのような超大国ならぬ国が、こんな物を抱え込んだら、あっという間に破滅するんじゃないかと思います。
それにしてもアルメニア系以外のアメリカ人は、これをどう思っているのか知りたいものです。
このての決議って、けっきょくは異教徒弾圧と人種差別でしょ。かれらのいふ人権って、ワシントンの建国のときから変はってないんでせうね。
日露戦争に日本国が勝利したことが、日本国びいきの一因になっているようです?。
自民党の議員有志が米国の新聞に『慰安婦決議』に対して歴史的な認識の誤謬があるとの意見広告をだしました。しかし、米国メディアの反応はあまり好意的ではなかったと認識しています。
今回のトルコ政府の怒りは、本物ですね。米国との友好的な軍事関係は絶たれることになりそうです。
「事実」とそれに対しての「人の認識する真実」は異なります。ですから、事実認識程難しいものはないともいえます。
その国で起きた事について、他国がその国の議会で非難決議をしたとすれば、それだけで戦争が始まることにもなります。第二次世界大戦と日本国との関係についても歴史認識の課題でしょう。
トルコ政府の取り組みについて、日本国の私たちも注視していくことが必要だと思います。
ttp://www.tkfd.or.jp/blog/sasaki/
これまで長い間、トルコ国内で問題になってきた、クルド労働党(PKK)に対する対応をめぐり、トルコ国内では「軍事侵攻を決断すべきだ」という声が高まっている。トルコ側の主張によれば、クルド労働党のゲリラがイラク北部のクルド地区に拠点を持ち、トルコ側に越境してはイラク側に逃げ込む、ということを繰り返してきているというのだ。その結果、トルコの南東部地域では、PKKとトルコ軍が戦闘を展開し、トルコ住民もテロの対象になっている。トルコ側には、毎週のように犠牲者が出ていることから、トルコ政府に対し、国民と軍部から「断固とした対応を採るべきだ」という声が高まっている。これに対し、トルコ政府はPKK問題を、できるだけ穏便に解決していきたいと考え、トルコ軍の北イラクへの軍事侵攻を認めてこなかった。トルコ政府は、アメリカに対しPKKを放置しないこと、PKKに対して武器を供与しないことなどを要求し、同時にクルド政府とイラク政府に対してもPKKに対する対応を強く求めてきた。しかし、アメリカ政府やクルド政府、イラク政府の、PKKに対する対応は不十分で、トルコ側の被害が拡大し続けている。このため、トルコの愛国党MHPは、「しかるべき強硬な措置をとるべきだ」と主張し、「与党AKPの対話路線は成功していない」と非難を寄せている。・・・
**********************************************************
こりゃイラクが大混乱するかもしれませんねえ。トルコ人は、アメリカが国内のアルメニア人を抑えられないんなら、人口8000万のトルコだって抑えられまいと舐めてかかるかもしれません。中東が混乱すると、東アジアでは、さらにアメリカがペコペコするのは間違いないでしょう。アメリカの日本への要求をいちいちまともに受け取るのは馬鹿馬鹿しいと確信させる一件ですね。
もし可能ならば、日本の国会でもアメリカに対して「ネイティブアメリカンの虐殺非難決議」とか、「かつての黒人奴隷への差別/虐待非難決議」でも行なえば、この様な行いがどれ程愚かしく、また非難対象の当事国を逆上させるか、少しは理解してもらえるでしょうか。
あ、理解する前に、日本がボコボコにされているかも知れませんね。
日露戦争での日本の勝利を我がことのように喜んだトルコ。1890年9月のエルトゥールル号事件の恩を忘れず、1985年3月にテヘランから215人の邦人を旅客機で救って恩返しした国民性。
もっと大事なことは、100年前のエルトゥールル号事件を今でも教科書で教えていて、子供でも知っているという事実。そして親日国です。
アメリカは大事な同盟国を次々と怒らせてどうするんでしょうか?。国益より議員個人の利益が優先する国なんでしょうか。反省して「取り消せ!」と言いたい。
日本も慰安婦決議に対抗して「原爆非難決議」を議員有志でどうどうとやったら良いのです。日本人は怒っていることをハッキリアピールする必要があります。
米議会の自殺行為
トルコはイスラムでも唯一、NATO加盟国
米議会が自ら反米の火を点けているとしか思えません
日本はトルコと違い、歴史問題を重視したり、問題と考える人間が余りいないようですが・・・
日本国内の冤罪裁判ではあれだけ大騒ぎするマスコミも殆ど報道しません
これは国際的な冤罪事件だと言うのに
慰安婦、南京、マニラ、マルタ部隊、沖縄集団自決など冤罪には事欠きません
マスコミは冤罪を告発するどころか自ら作り宣伝さえしています
日本の政治家も否定どころか沈黙を守り圧力に屈し相手の言い分を認めてしまいます
これでは将来、子供達に事実を語っても、逆に嘘吐き呼ばわりされるだけでしょうね
今でさえ、そうなんですから・・・
5ヶ月以内に起こることでなければ2つの事象間に因果関係はないと思ってるんですね。こんな想像力の足りない人が外交委員長ですか。半年後にトルコの米軍基地不使用の沙汰が降りても、すぐに起きなかったのだから決議とは無関係というのでしょうか。
トルコは直ちに駐米大使を召還しましたが、これもなにも起きていないことにされるのでしょうか。米民主党も変な人間を下院外交委員長に据えてしまいましたね。それとも、クリントンが大統領になって、政府全体がそうなることの前触れでしょうか。
トルコ政府と、その一致団結した国民の、米下院外交委・アルメニア・ジェノサイド決議への許否は、ヨーロッパにも波紋を投げている。さらに、ロシア・インドもアメリカから遠ざかる。つまり、アメリカは、ラントス・ぺロシの横暴を放置すれば孤立する。最も、今、心胆寒からしめているの者は、クルド独立運動だ。トルコの保守派は我慢の限界へ来ている。トルコ軍は国内・国外(イラク領内)のクルド人を一掃する。この際、日本の陸自も、特アを一掃してはどうか? 伊勢
この件に関する見解は、上の方の意見と同じようなものです。
歴史に"if"は禁物ですが、もし日本(の安倍首相)がベロシおよびラントスの「慰安婦非難決議案」に猛反対しておれば…、
日本人の大半は拍手を送り「参院選」は自民の大勝に終わる→インド洋での海自給油のための「特措法」は11月1日で打ち切り→日本は独自の判断をせざるを得ない羽目になり、「憲法改正案」が通過→三年ほどかけて自分の身は自分で守る気概が生まれ、"攻撃は最大の防御なり”の名のもと必要な軍備を行う→具体的には核兵器を整備し、原子力潜水艦を建造し、ミサイルネットワークを(攻撃および防御力)備え、偵察衛星を打ち上げ、空中給油のできる戦闘爆撃機を持つ→八年から十年目に日本の反撃力を恐れ、中国は靖国参拝反対などの内政干渉をやめ、南朝鮮は反日教育を止め、北朝鮮は即座に拉致していた日本人を還してくる(ご家族の皆さん、元気でいてくださいね)→結局そのありさまを見たアメリカの要請により、対等な同盟を結ぶことになる。
トルコの万分の一でもいいから、わが日本の為政者にその気概があったらなあ…。やっぱり、夢かーぁ。
上に書かれたjess-kunさんの様な、ある意味、良い夢ではなく、
悪夢として想像してしまうことがあります。
先の「慰安婦決議」に対する、日本の不満を表明する為に、
「テロ特措法」に反対しているのだ、等と言うことを
小沢支持者が言い出さないか、と言う悪夢です。
トルコの対応が功を奏しそうになった時に、
こんな事を言い出す嘘つきが、必ず出てきそうで、うなされます。
>先の「慰安婦決議」に対する、日本の不満を表明する為に、
>「テロ特措法」に反対しているのだ、等と言うことを
>小沢支持者が言い出さないか、と言う悪夢です。
>トルコの対応が功を奏しそうになった時に、
>こんな事を言い出す嘘つきが、必ず出てきそうで、うなされます。
あ~安倍内閣の駐米大使の話は嘘だったんだ。まあトップが安倍だから何も驚きもしないけどね(笑)↓
加藤良三駐米大使が下院のナンシー・ペロシ議長ら議員数人に対し慰安婦決議案への反対を改めて訴え、もし下院本会議で採択されれば「ほぼ間違いなく日米両国間の深い友好、緊密な信頼、そして広範囲の協力に長期の有害な効果を及ぼす」と警告した、と報道した。
わし、アメリカ40年と4ヶ月になる。まあ、ず~と、一箇所にいたわけでないが、アメリカは、そのデモグラフも、人種分布も、ミックス度も、収入層の変化も、イデオロギーまでも、ずいぶんと変わった。輝かしい科学技術の進歩だけでないのね。一方で、民度の後退が見られる。べ戦反対の70年代が平和に見えるぐらいですわ。
今のアメリカの問題を聞かれたら、第一に「保革分裂」、次に「物質を追求するあまりに、指導者の責任を忘れた」、第三に「無知が増えた」と答えたい。つまり、第二次大戦直後の、UNITED STATESではない状態ですね。
あなたの呈した本題から外れたが、本当に、日本の為政者に、日本人の気概を持って貰いたいものだ。まず、臆病を直さないといけない。日本民族は古代から頑健な民族です。あなた方、若い人に期待する次第です。伊勢
>To RAMさん
>>先の「慰安婦決議」に対する、日本の不満を表明する為に、
>>「テロ特措法」に反対しているのだ、等と言うことを
>>小沢支持者が言い出さないか、と言う悪夢です。
>>トルコの対応が功を奏しそうになった時に、
>>こんな事を言い出す嘘つきが、必ず出てきそうで、うなされます。
>
>あ~安倍内閣の駐米大使の話は嘘だったんだ。まあトップが安倍だから何も驚きもしないけどね(笑)↓
>
> 加藤良三駐米大使が下院のナンシー・ペロシ議長ら議員数人に対し慰安婦決議案への反対を改めて訴え、もし下院本会議で採択されれば「ほぼ間違いなく日米両国間の深い友好、緊密な信頼、そして広範囲の協力に長期の有害な効果を及ぼす」と警告した、と報道した。
>
*失礼しました。私の文章の主語を省略した部分で、関係のない名前が出てきていますね。
「小沢氏が」と言うのを「テロ特措法」に反対しているのだ…の文の主語としてお読みください。
あえて、意図的な曲解をされているとは思いたくありませんので、よろしくお願い申し上げます。
ラントス議員ら民主党側には、トルコを激怒させて、ブッシュ政権を困らせるという党派政治の計算があることも、確実でしょう。
ただし、彼等はそれを絶対に公言はせず、あくまで「虐殺は非難されねばならない」という大義名分を語るに留まるでしょうが。
いまのアメリカの外交に党派の争いが深く入ってきたことの例証です。
ただしこれをもって「アメリカの凋落」というのも、ちょっと見当違いです。
>トルコの万分の一でもいいから、わが日本の為政者にその気概があったらなあ…。やっぱり、夢かーぁ。
私も同じ夢を見ました。もう少し長い夢でした。「連合国」憲章の敵国条項を発動した米中連合軍が金正日にテポドンで日本攻撃を命じ、喜び勇んだGeneral Kimが…。
そこで目が覚めました。
なぜこんなことが起きるのか。
その答えはアメリカが民主主義であり、多民族国家である、ということでしょうか。
アルメニア系の人たちはキリスト教徒であり、白人であり、教育水準、所得水準が多く、数も多いのです。みなもちろんアメリカ国籍です。そのグループはアメリカの政治、より具体的には連邦議員に大きな圧力をかけるパワーを持っています。
トルコ系はアメリカ国内で種々の理由により、そうしたパワーがありません。
私もこの決議案を審議する下院外交委員会の公聴会を取材に行きましたが、アルメニア系の人たちで会場内外は超満員でした。個々の人をみると、最も平均的、あるいは平均以上にアメリカ人らしい男女ばかりでした。それら数百人の人たちが議員にものすごい勢いでアピールするわけです。
日本でも有権者がこれだけどっとくれば、どんな政治家でも影響を受けるでしょうね。
公正を期すために書きますが、外交委員会での審議でも反対議員が21人いた事実が示すように、「こんなバカなことはやめろ」という種類の激しい反対論も何度も表明されました。
賛成が27、慰安婦決議案の審議と違い、反対もかなり多いということです。
外交に軍事力が影響を持つ。大きな要因となる。
国際的には誰もが認める現実であり、事実ですね。
日本でも軍事力を忌避するのはそれなりによいとしても、世界の仕組みが軍事力なしにできあがっているような幻想を抱くことは、危険きわまりないですね。
覚醒という言葉、よい表現だと思いました。
「嘘つきが必ず出てきそう」
ほんとうにそういう懸念がありますね。。
出てきたときに、また論じましょうか。
トルコ側の即刻、駐米大使を本国召還という措置は、私の想像を超える速度でした。すごいですね。
あなたの書かれたシナリオもおもしろいです。
少なくとも、そのすべてがまったくの夢とは限らないのではーー
確かにトルコの人たちの多くは日本に対し善意を抱いていますね。
トルコ各地を旅行して、痛感しました。
またアメリカでの柔道の練習を通じて、トルコ人の青年数人と知り合い、いまでも交信があります。
議会の公聴会でも、トルコ人のグループが廊下にいたので、「私は日本人だけど、このアルメニア決議案ではトルコ側の立場を支持しますよ」と述べたら、文字通り、飛び上がって喜びを示し、固く固く握手をしてきました。
思えてしまいますよ・・・こういったニュースを見ると。
これは偶然でしょうか?私は何らかの因果関係というか必然性があるような気がします。
>このアルメニア決議案ではトルコ側の立場を支持しますよ」と述べたら、文字通り、飛び上がって喜びを示し、固く固く握手をしてきました。<
いい話だなあ~。両国の親善に一役かってくれてありがとうございます。
全体としてトルコ国民の方が自国の対外的なイメージとか名声とか、日本人よりも気にするでしょうね。というより、愛国心が強いのだと思います。
ところでロゴの日の丸の小旗、かわいくて、すっきりして、いい感じですね。
トルコと日本のバッシング、議会で民主党が多数をとったから同時に出てきたわけです。共通項といえば、まずそれからも知れません。
>To identificationさん
>*失礼しました。私の文章の主語を省略した部分で、関係のない名前が出てきていますね。
>「小沢氏が」と言うのを「テロ特措法」に反対しているのだ…の文の主語としてお読みください。
>あえて、意図的な曲解をされているとは思いたくありませんので、よろしくお願い申し上げます。
よくわからんのですが。日本政府はあらゆる機会に大使の言葉を実行に移す義務を現在も負っているわけですよ。これが空言だとしたら、とんでもない話です。まさに、日本国の権威をさらに貶める話でしょう。RAM氏にとっては小沢氏が日本政府に同調するのは、小沢氏が嫌いだから悪夢であって、だから反対というわけなんでしょうか。政策次第ではなく人次第という御仁なのですかね。
お早うございます。
昨日はありがとうございました。
間違えて、古森さんへのお礼と一緒に、ひとつ前のエントリに お返事書いてしまいました。同じ事ここに書くのは恥ずかしいので・・すみません。
これからもよろしくお願いいたします。
あっ、それから・・
モッちゃんがカレーパンを買いに行く時、私にもアンパン一つ 頼んでおいて下さいね。煙草はいらないと。
それから、車に気をつけるよう言って下さい。・・モッちゃん
モタモタしていそうだから。
しかし・・モッちゃんの あの長い長いダラダラ文を思い出すと・・
日が暮れそうだな。
道も間違えそうだし・・。お金も落とすかも知れないし、泣いちゃうかもしれないし・・
> よくわからんのですが。日本政府はあらゆる機会に大使の言葉を実行に移す義務を現在も負っているわけですよ。これが空言だとしたら、とんでもない話です。まさに、日本国の権威をさらに貶める話でしょう。RAM氏にとっては小沢氏が日本政府に同調するのは、小沢氏が嫌いだから悪夢であって、だから反対というわけなんでしょうか。政策次第ではなく人次第という御仁なのですかね。
*私の日本語が問題なのでしょうか?あなたの読解力が問題なのでしょうか?全然、話がかみ合っていません。古森さんがご理解されたようなので、この件に関しては、打ち切らせていただきます。
道義的責任の認識を教育や社会政策に反映させることを求められているのであり、日本の歴史教科書問題にも通じるものがあります。
如何なる詭弁を弄しても歴史的事実を変えることは出来ません。
>RAM さん
>
>「嘘つきが必ず出てきそう」
>
>ほんとうにそういう懸念がありますね。。
>出てきたときに、また論じましょうか。
いや、もう出てるんですが。慰安婦決議が出た後に、対米協力を変更しない日本政府という嘘つきが。まあ、古森氏のようなお方には全く見えないんでしょうが(笑)。基本的に対人論証の人ですからねぇ。↓
加藤良三駐米大使が下院のナンシー・ペロシ議長ら議員数人に対し慰安婦決議案への反対を改めて訴え、もし下院本会議で採択されれば「ほぼ間違いなく日米両国間の深い友好、緊密な信頼、そして広範囲の協力に長期の有害な効果を及ぼす」と警告した、と報道した。
日本が慰安婦決議に対して官民、国を上げて反対しなかったことが、“悪例”となりアメリカの歴史干渉決議案提出を増加させるでしょう。
>To identificationさん
>> よくわからんのですが。日本政府はあらゆる機会に大使の言葉を実行に移す義務を現在も負っているわけですよ。これが空言だとしたら、とんでもない話です。まさに、日本国の権威をさらに貶める話でしょう。RAM氏にとっては小沢氏が日本政府に同調するのは、小沢氏が嫌いだから悪夢であって、だから反対というわけなんでしょうか。政策次第ではなく人次第という御仁なのですかね。
>
>*私の日本語が問題なのでしょうか?あなたの読解力が問題なのでしょうか?全然、話がかみ合っていません。古森さんがご理解されたようなので、この件に関しては、打ち切らせていただきます。
あ~、私は良くわかりましたよ。逆に。要するに小沢が慰安決議をもとに特措法非協力を申し出ても、それは彼が慰安婦決議に怒ってるわけでも何でもなく、全く無関心ではあるのだが、いかにも関心があるように装うのが嘘つきだというわけですね。何か安倍信者の特徴が良く現れているような気がします(信者じゃなかったらすみません)。小泉は、靖国神社に参拝したけれども、全くのパフォーマンスだから論外なのだが、安倍は結局一度も参拝しなかったけれども、真心をもっているから後者のほうが偉いというような論理を展開する人たちのことです。この論理に関しては保守派の稲田朋美議員が明快な答えを出しているので、引用させていただきます「小泉氏は思想は無かったけども靖国参拝という行動が正しかった。安部氏は思想はあるけれども行動が伴ってない。政治家としてどちらかを選べといわれたら、行動が正しい人間である。」小沢氏が何を考えてるかは、稲田氏と同様に全く興味がありません。ただ特措法反対という行動は、駐米大使が警告したわけですから、日本政府の立場としても全く正しいはすです。これで議論を打ち切らせていただきます。以上
同感です。「なんで、アメリカはあんな決議を出すの?」と云う人がいる。だが、そのときは傍観していたし、これからも傍観するのであろう。1億2千万余の日本人のうち、3万人も真剣に考える人々がいたらいいぐらいなのだ。人口の半分が、未成年・老人とすれば、2千人に一人が目覚めているだけだ。5997万人は烏合の衆だ。ラントスがそこをナメテいるわけだ。伊勢
そりゃ、おまえのことだ
あ、返信は無用で、、、
わたしは昨夜、寝ずに(地下鉄はどうして地下に入れたかとか、この渋滞の先頭はどうなんだ…と同じ?)考えていました。どうしてトルコと日本は(上記のように似たところもあるでしょうが)、こうも両極端な反応が生じるのか…。そのよって来る所以は何か…。わたしなりに…。
日本人といわれる人々は氷河期、北からモンゴロイドが陸伝いにナウマン象や鹿を追ってやって来、また南からはズンダランドなどから魚を追って船でやって来た。この現象は一過性のものではなく、何万年にもわたる波状的なものだったろう。氷河期が終り列島が大陸と孤立すると、もはや行き場がなくなった先祖は列島内で共存するしかなくなった。その後いまから三千年ほど前、大陸で殷を滅ぼしたばかりの周に、列島人は「倭人(ゐじん)」として知られるようになっていた。それ以降大陸の戦火を逃れて直接船で、あるいは半島沿いに来た人々は、もはや行き場がないため先住の人々と共存せざるを得なかったはずだ。そして次第に、のちの世に「和」といわれる精神を涵養して行った。そしてようやく二、三百年かけて九州島筑紫あたりをまとめ始めた倭人は、戦乱をおさめたばかりの後漢に貢献し(AD57年)、時の光武帝から後漢を悩ましていたまがまがしくも猛々しい「匈奴」の対極にあるものとして、倭人を従順でたおやかなという意味を込めて「委(倭と同じ)奴(ゐど)」と呼んだ。そして東夷の代表という意味を込めて、「漢委奴国王(かんのゐどこくおう)」の金印を与えた。それ以来、この列島内だけの安定した生活をへて、いまに連なっている。(対外的な戦は、662年の白村江の戦い、元寇の役、秀吉の明(半島)との戦い、そして今度の大東亜戦争の四回しかない。)
(続き)
一方トルコという人種は、五世紀ころ「突厥(とっけつ)」という名で中国の文献に出てくるのが始めてのようだ。匈奴あるいは鮮卑の分派かもしれない。そのあと「鉄勒(てつろく)」や「チュルク」と名を変えて、歴史に残っている。しかしウィグルやキルギスといった民族に押し出せれ、次第に西へ移動して行った。その移動においては、途中の民族と戦い征服しあるいは併呑して行ったことだろう。優柔不断の態度や武力の行使を躊躇することがあれば、すぐ自らの民族の滅亡につながったろうことは想像に難くない。途中残ったトルコ人種はいま「トルクメン」と呼ばれ、その土地は「トルクメニスタン」と呼ばれている。そして苦難の末ビザンツ帝国のあたりにたどり着いたのは、十世紀も終わりだろうか。そして十一世紀には「セルジュクトルコ」として興隆を見、そのあと「オスマントルコ」など紆余曲折をへて小アジアといわれていた地に安住した歴史だろう。
民族の安定までの歴史が、列島人とは百八十度違うのだ。
(続く)
衛星に乗って地球の民族を眺めると、おそらくトルコ民族(あるいは大陸的民族といっても言い)的資質の人々がほとんどを占めるだろう。日本民族のように、「和を以って尊しとなす」とか「争いは好まない、話せばわかるはずだ」のような資質の人々は本当に特殊なのだ。欧米人に日本の文化あるいは日本人の資質が特に数え上げられているのも、万人が認めた特殊性なのだろう。
しかし衛星から眺めた地球人は、数万年前の列島人と同じ条件下にあることがわかる。お互い争ってばかりいれば、もはや行き場のないこの地球上から滅亡してしまうのだ(あと何年かすれば、火星に行ける??)。列島人が数万年かかってたどり着いた結論に、いまの地球人類はあと何年を要するのだろうか。長くは待てないのだ。
しかしその間、わたしたち日本および日本人は、狼の国々に囲まれた悲哀をじっと我慢すべきなのか。わたしは日本人の本質は羊であったとしても、ここ当分は狼の皮をかぶらねばならないと思う。言うべきことは言い、やるべきことはやる…。このような態度で、ここ数年は過すべきだろう。
やはり「慰安婦非難決議」に対しては、厳しい態度をとるべきであった。そうでないと、自ら滅亡へ向かってしまう。
(長いスレッド、ごめんなさい)
いや、ごめん。若いことは良いことよ。しかし、おみごとなトルコ小史です。VENOMさんなんかも、アナトリア文明の人文地理に深い。みんなで、メルマガ出しましょうかね。
今から、ここから3時間のところにある塩田・沼地・密林へドライブに出ます。広大な沼地(BAYOU・バイヨウという)には鶴科の鳥類が群生している。ちょっと、寒いんで長袖出した。ピストル持って行くかどうか迷っている。いいや、写真機と犬二匹を持って行くわい。写真撮って来ますね。ごきげんよう。伊勢
おもしろいコメントをありがとうございました。
読ませていただきました。
とくに下記の点が心に残りました。
<<わたしたち日本および日本人は、狼の国々に囲まれた悲哀をじっと我慢すべきなのか。わたしは日本人の本質は羊であったとしても、ここ当分は狼の皮をかぶらねばならないと思う。言うべきことは言い、やるべきことはやる…。このような態度で、ここ数年は過すべきだろう。
やはり「慰安婦非難決議」に対しては、厳しい態度をとるべきであった。そうでないと、自ら滅亡へ向かってしまう>>
たとえ実態はヒツジであっても、当面はオオカミの皮をかぶらねばならない。
その通りだと思います。
トルコにはここを荒らす反日馬鹿サヨクのネットストーカーに匹敵する売国奴なんか、なかなかいないからだと思うよ。
motizukiとか、identificationの何の生産性もない、知恵熱にうなされる赤ん坊のような粘着荒らしのカキコは、トルコにはない現象なんだろうなぁ、と思う。
イラク人やクルド人が、トルコのジャーナリストのブログを荒らしたりすることって、あるのかしら?(藁)
トルコの国内はこの件では確かに岩のように一致団結していますね。
自国、自民族への汚名を晴らすため、あるいは誇りを保つため、という場合の対外的な連帯は他の国でも普通ですが、日本はそれが例外的に少なく、トルコは平均よりも強いということだと思います。
日本は別な意味でよい国なのでしょうか。
日本人でもない人が日本の中に永住して、日本に対して身内のふりをして、あれこれ指図するんですから。在日韓国人の東大教授でテレビによく出てくる人なんか、その典型ですね。私もフジテレビの討論番組でご一緒したんですが、お名前をつい放念しました。個人としてはきわめて紳士的で、友好的で、きちんとした方でした。
>やっぱり、日本とトルコの違いははっきりしてる。
は~日本政府じゃなくて、日本人に八つ当たりか。政府の奴隷のような奴だな(笑)。まあ、お前のような人間が、オツムが弱くてオムツをするような敵前逃亡罪の指導者を「戦う政治家」として持ち上げて来たんだろうよ。昔の日本人風に言えば、親の顔が見てみたいってところだな。トルコにはこんな奴はいないだろうから、日本とトルコの違いは確かに大違いだな~ゲラゲラ。
> は~日本政府じゃなくて、日本人に八つ当たりか。政府の奴隷のような奴だな(笑)。
*日本人の振りをしている、訳の分からん奴が、ここにもいるだろうが。
>まあ、お前のような人間が、オツムが弱くてオムツをするような敵前逃亡罪の指導者を「戦う政治家」として持ち上げて来たんだろうよ。
*人間としての品性の低さが表れた言葉だな。君は、絶対に病気にならないと思って居るんだろう。病人を揶揄する発言の後に、どれだけ立派なことを言っても、誰一人共感しないよ。誰であれ、病気にならない保障はないのだから。「明日は我が身」という日本語が古くからあるのを知らないか?最も、朝鮮半島にだけは「病身舞」という、病人を揶揄する芸能があるが…?
>昔の日本人風に言えば、親の顔が見てみたいってところだな。トルコにはこんな奴はいないだろうから、日本とトルコの違いは確かに大違いだな~ゲラゲラ。
*本性が良く出た、下品な文章だが、主語を「君」においても、立派に成立する所が、何とも言えず、最高だね。ここの読者のほとんどは、そう読んでいるだろう。
あなたは大人だ。チンピラをかまう必用なし。わしの年齢に達すると、いろんな人間が失敗したのを思い出す。経済・社会で、負ける人間には原因がある。あなたは負けてはいないよ。伊勢
ペロシ下院議長、トルコ「虐殺」決議案の採決実施を明言
2007.10.15Web posted at: 12:18 JST- CNN
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200710150008.html
ワシントン(CNN) 民主党のペロシ米下院議長は14日、第一次世界大戦当時にオスマントルコが実施したアルメニア人殺害を「大虐殺(ジェノサイド)」と認定する米下院外交委員会の決議案を、下院本会議で採決する意向を明言した。
決議案は既に米国とトルコの関係を冷え込ませており、ブッシュ政権からの批判を招いている。しかしペロシ議長はABCの番組「ジス・ウィーク」に対し、「決議案は、当時の出来事についての米政府の見解と矛盾していない」と主張した。また、イラク政策や北大西洋条約機構(NATO)で米国の重要な連携相手であるトルコとの関係が悪化するとの批判について、ペロシ議長は「(虐殺が起きた)当時を知る人々の多くは非常に高齢であるため」決議案を今採択することが重要であると述べた。
すごいぞ、おまらのインディアン狩りは正義だってか?
こういうのがkinnyさんの言う似非リベだな
まさしく傲慢以外なかろう
ありがとうございます。
大兄のご活動を影ながら応援させていただいています。
これからも、ご自愛の上、一層のご活躍を願っております。
イラストの日の丸をお褒め頂きありがとうございます。
元々頂き物なので恐縮ですが。
私は元々2chの政治系オフでこういった政治の動きに関心を持ちました。
今個人でやっていることもその延長線上にあります。
「上がってくれば、採決する」ということだ。多分、今週だ。だが、CNN討論・NPR(時計で云えば、11時30分の左翼NPOラジオ)などを聞いていると、「米民主党には国防を任せられない」という者が左翼にもいる。そういったトーンでカーターも発言したよ。リベラルの立場が理解できるウチの大尉どのも、「ぺロシ民主党中心にトルコ弾劾決議が通れば、国防を最重要とする保守が攻撃に移る~民主党は野党に落ちる~民主党大統領は生まれない」と言っているわな。伊勢
2007.10.16Web posted at: 12:34 JST- CNN
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200710160007.html
と、まあイラクも慌てている
いい迷惑だな、マリキのおっさんも(笑
我慢していたトルコもペローシのおかげで国内のガス抜きができるってか
しかし今度はイラク情勢がこじれるだろう
ブッシュにとってはペローシは疫病神だな
トルコといえば我々の祖先と同じなのだが、特に日本人の祖先の縄文人が
直接の祖先と同じだったはずである
後から半島、大陸から入ってきた弥生人との混血前の祖先である
広くはエスキモーやインディオらも同一だったと思う
二重瞼はそれらの子孫だったはずだ
トルコに繁栄と名誉を