政治における世論調査というのは、選挙の予測としては最近はかなり正確であり、それなりに意味があるでしょう。しかし政府や政治家が政策を決める際の指針としての世論調査というのは、私はあまり重きをおきません。
とはいえ、具体的な政策への国民の意見をある程度、知るうえでの世論調査の効用は、現代政治では否定できません。だから私もアメリカでも、日本でも、マスコミの世論調査の結果には自然に視線を向け、そのときの風の吹き方のひとつとして、参考にはしています。
このところ日本の国政での最大課題の一つはこのブログでも再三、取り上げたインド洋での自衛隊の活動をどうするか、です。その活動を支持する国民の意見がこのところ、高まってきたらしいことは一連の世論調査でも示されています。
そんななかで朝日新聞が10月16日付で「インド洋での海自活動」「継続賛成39% 反対44%」という世論調査結果を報じました。前回の朝日の調査では、その数字は35%と45%だとされましたから、継続賛成が増えたわけです。しかし全体としては、なお反対が賛成よりも多い、趣旨を前面に出しています。この結果は朝日新聞の社説にも合致することになります。
ところが同じ記事の基礎となる世論調査結果の詳報をみると、おもしろい数字が出ています。
インド洋自衛隊活動の問題に関して、「民主党の主張に納得できない」と答えた人が44%、「納得できる」という人が34%という数字が出たことがさらりと記されているのです。
世論調査での質問は「民主党は、インド洋での自衛隊活動は国連決議にもとづいておらず、テロの抑止にもなっていないと主張しています。民主党の主張に納得できますか」でした。納得できないという方がずっと多いわけです。小沢氏が最近、うろたえているようにみえるのも、こうした潮流の反映でしょうか。
さらにはこの問題で「民主党が反対を貫くほうがよい」と答えた人がわずか22%だったのに対し、「与党と協議して一致点を見いだす」と答えたのがなんと64%にものぼったという結果も記されています。
この数字から判断する限り、インド洋の自衛隊撤退を求める小沢一郎氏の意見に賛成する朝日読者は、ほんの22%といってもよいでしょう。
朝日新聞はこの調査結果の総括を一面の記事で報じていますが、民主党の主張へのそんな幅広い(64%)反対の部分はその記事では触れられていません。
さらに興味深いのは、「できるだけ早く衆議院を解散して、総選挙を実施すべきだと思いますか」という問いに対しては、「できるだけ早く」というのが32%、「急ぐ必要はない」がなんと60%という結果が出たことです。
社説で来年1月の衆議院解散と総選挙を求める朝日新聞主張には賛成が32%、反対が60%なのだといえましょう。この部分は総括の記事には含まれていますが、もちろん記事の見出しにはなっていません。
この世論調査結果、民主党にとっても、朝日新聞にとっても、あまり朗報ではないようです。
一般の読者としては、世論調査について、単にその総括の記事をみるだけでは、その調査の意味はわからない、ということでもありましょうか。
コメント
コメント一覧 (67)
古森様
小生の友人に先日このインド洋上給油に関しまして問うと即座に「反対」と答えました。小生は唖然としました。常識のある自営業者と思っていたのですが・・理由は「戦争につながる」からと答えました。シーレーンの問題など説明しましたら全く知らなかったと言うことです。購読新聞は「朝日」だそうです。「産経Net View]を教えました(笑)メディアが国民に説明する事が大事だと真剣に思う今日この頃です。
国民が一種類の偏った情報だけ、しかもお往々にして事実としてもまちがっている情報だけ、に基づく判断で、社会や国家の針路を決めるというのは、本当に怖いですね。
それに、世論調査の結果を、自社の論調に都合の良いように紹介するなんてのは、新聞なら、どこでもやってる。
まぁ、三大新聞(*)がうらやましくて仕方ない、産経の記者なら、こう書きたい気持ちも分からないでもないが、視点が、公平性に欠けるというエントリーで、同じ事をしてるのは、いささか、大人げない。
*)朝読毎産を指して、「四大紙」ってのは、戯言。
発行部数ベースでも、販売地域ベースでも、日経や中日が、産経を上回る。
あなたのコメントの欠陥を指摘させてくださいね。
今日はちょっと、えげつなくやってみます。
(1)インド洋で自衛隊を活動させるべきか否かを論じているときに、マラッカ海峡が一番だ、なんて、小沢氏の国連礼賛論について、一番の問題は小沢氏が日大の大学院で勉強したことだ、なんて、いうのと同じ、つまり無関係です。
(2)世論調査の結果を自社の論調に都合のよいように紹介することは、新聞ならどこでもやっていても、ではその具体例について書いてはいけない、というのは、屁にもならない小理屈ですね。
(3)産経新聞の記者が三大紙がうらやましてくて仕方ない? 私はその三大紙の内の最古の毎日新聞記者を産経新聞記者より長くやってましたが、その過去がうらやましいなんて、お笑いですね。あなたひょっとして新聞記者志望の挫折人間と違いますか。おっと三大紙のどこかの大記者さんでしたら、ごめんなさい。
言葉って、ほんとに便利ですよね。
私はふだんは上記のような、くだらないことは書きません。
しかしたまには、くだらないコメントに対して、同じくだらない次元で応じる遊び心もわくようです。
「シーレーン保護」なんて懐かしい言葉が並んでいるモノで思わず横レスしたくなりました。(シーレーン防衛、始めてその言葉を知ったのは『日本の安全』(上・下)です。当時と状況は変わっていませんね。溜息が出ます)
今も昔も、シーレーン防衛で最大の課題は“ホルムズ海峡”の航行安全でしょう。問題なのは、Islam国家となったIranとAmericaの軋轢ですが、最近はこれに“イスラム教内の宗教対立”も絡むようになってきたようですね。(Sunni派系al QaedaとShi`ah派系Iran政府の対立という点も不安要因となってますね)
次は、インド洋。比較的穏やか大洋に思えても、以前は“ソ連南進の目的地”今は“テロ拡散と新興覇権主義国家の動向”が不穏な海域となってきたと言っても良いでしょう。
そして、ホルムズ・ロンボク海峡。東南アジア各国の国境線が複雑に絡み合い、中々統一した行動が出来ない点が、海賊の跋扈を許してもいるのでしょう。
最後に台湾海峡と東シナ海・南シナ海。ソ連がいた空白を必死で埋めようとしている新興覇権主義国家。特に東シナ海はロイズが「海上紛争の起こる可能性が高い海域」と数年前に言っていたような…。(Americaもスービックから撤退して以後“空白”となった地域に新たにプレゼンスを投射し始めて安定を作ろうとしていますね。インド洋大津波で見せた海軍の災害派遣の実績。中国はだいぶ刺激を受けたようです)
シーレーンに“穏やかな海”は無いようですね。インド洋に自衛艦隊がいることに意味があるのか無いのか…答えは明らかな気もしますけど。
古森さんの指摘、いつもの朝日新聞の行動原理通りの呆れる行為だと。
実際、第3の権力といわれるメディア同士、互いの主張を監視し合うのは理に叶った行為ですし、互いの言葉の論理的な”誤魔化し”は指摘し合って欲しいものです。
特に「アサヒる」(結構、気に入りました。この単語)ような新聞の発言などは、多くのメディアが監視し、問題点を指摘する必要があると思います。
さて、コメントで話題のシーレーンの話ですが、少し違った方向からの意見を書きたいと思い、コメントしました。
産経さんも読売さんも、ある程度、シーレーンについて踏み込んで書いてくれるのですが、何故か毎日新聞と朝日新聞は中国と韓国の異常なまでの軍拡とその脅威について一切触れません。
日本の安全保障を考える上で、上記2国と北朝鮮問題を考えることは必須なのですが、それすら話題にのせようとしないのは異常です。
特に中国は軍事面において大きな脅威です。しかも、海軍は独走気味で、何時暴走するのかという問題も抱えています。
また、見落とされがちな韓国ですが、対馬への領土的な野心を持ち、竹島を不法占拠した上、GDPの5%以上を軍事費に注ぎ込んでいます。
しかも、韓国という国家が日本に寄生しているといっても差し支えないような有様なのに、何故か仮想敵国として日本を名指しし、愚かにもそれを各種新聞で広報している有様です。
このような状況において、何故、メディアが中国と韓国の異常な振る舞いを新聞で報じないのか、非常に疑問です。
これらの点において、日本の国益を第1に考えるべきではないという毎日新聞の各種社説や記事のように、バイアスがかかっている事をある程度表明しているなら、読者はそれをさっぴいて読めばバランスも取れるのですが、朝日は”これが正論”と尊大な姿勢を崩しませんね。
真面目に、ブログでだけでも結構ですから、中国と韓国の軍事的な脅威を明確に主張し、特に韓国人による世論操作などを指摘して欲しいと感じています。
(くんしはひょうへんし、しょうじんはおもてをあらたむ)
真に、ひとかどの人物であれば、変化、変革を恐れない。
必要であれば、あるいは過ちとわかれば、
がらりとやり方、態度を変えたりもする。
ところが小人は、表面上、それを受け入れる素振りをしつつも、
旧来のやり方やメンツにとらわれ、古いやり方や、
いったん口にした自説にこだわってしまう。
民主党の小沢代表が、真に国民の安寧と国家の安泰を考えているのならば、君子として振る舞っていただきたい。
ISAFにかかわる大風呂敷を畳んだついでに。
僕も一般の読者ですが、新聞やNHKの世論調査を見て、いつも感じるのですが、何か別世界の事の様に感じられるのです。 リアルな感じがない。それはそうでしょう、統計ですからね。 選挙速報だけは確かだとおもいますが。 選挙速報こそが統計の真価を発揮すると思う。 しかし、私自身が統計の調査に入っていない統計では、私の意見は無視されているという事でしょう、私が無視された統計を見て、これが世論だからこれに従わなければヤバイという感じになり、統計外の人々が統計に雪崩を打って、誘導されるという現象が起きないでしょうか、新聞に悪意があれば、それを意識して読者を誘導すると思います。 実際に、選挙前の左翼新聞の世論調査は、読者を誘導する恣意的な調査方法による「統計の嘘」を使っているのは明白だと思います。 統計とは統計を取る側に「中立な精神」がなければなりません。 果たして、左翼新聞やNHKに中立な精神があるでしょうかね?
左翼新聞やNHKに中立の精神があるのか。
アメリカではFOXテレビが既成の左傾メディアに対してのイヤミをこめて、下記のようなスローガンを頻繁に打ち上げています。
We report. You decide.
小沢一郎は君子か否か。
おもしろい研究になるでしょうね。
中国で2年、住んだとき、「聖人君子という言葉はいまの中国にそれが存在しないから、存在するのだ」という言を聞きました。
私は、テロ特措法は断固反対です
これを譲ってなんとするっ!(ぼそ
おはようございます。
決して我田引水ではないと思うのですが、中国の軍拡や韓国の竹島占拠の実態については、産経新聞がわりによく報じているのではないでしょうか。
まだまだ不十分でしょうか。
シーレーンについてのコメント、興味深く拝読しました。
インド洋の自衛隊活動もシーレーンの問題とからんでいることはまちがいありませんね。ただしそれがすべてではありませんが。
>thinkingさん
>
>We report. You decide.
いやー、良き言葉ですね、これが言葉というものですね。
それにしても、日本の左翼新聞は、読者を左傾に誘導しようと、必死ですからねー?! 日本の左翼新聞は、どうして、こうも、堕落したものか? やはり、日教組の洗脳教育の、せいか?
おはようございます。確かに選挙を除くと、朝日の世論調査は自説への誘導への道具と化しているような気がしてまともに見る気がしません。
昨夜、ある中小企業経営者との情報交換会で、「朝青龍といい、亀田一家といい、最近のマスコミは狂ってる」という意見がでたので、一発ぶってきました。
特に、政治、教育、国防、歴史認識となると、我が国のマスコミの80%は国益を毀損する左翼といっていい。まともなのは産経だけで、特に朝日を購読している人はすぐ産経に乗り換えましょう!、とね。
テロ特措法に関しても、情報が普及するようになれば国民は「それほど馬鹿ではない」ということでしょう。
こんにちは。
>私は、テロ特措法は断固反対です<
慰安婦決議などで米国に日本の意思表示を示す意味合いは在るかと思いますが、この問題で米国とうまく駆け引きが福田内閣には出来るのか疑問に思います。対応を間違えれば傷を受けるだけかと考えたりもしています。
こんにちは
>慰安婦決議などで米国に日本の意思表示を示す意味合いは在るかと思いますが、
福田内閣でなにを言っても無駄でしょうね
福田より保守を標榜している人たちに訴えているつもりなんです
これで反対しなければ、どんな屈辱なら反対するのか?
どんな案件なら反対するのか?
保守系総理なら反対なのか?
実は米国が怖いだけってことはないのか?
幼稚な反米、嫌米は愚かですが、理解できない親米も愚かだぞと
わたしは数年前に朝日新聞のアンカーに対し、「お前のところは偏向し過ぎ。まずは皇室記事に“敬称”をつけない限り購読中止」といって止めました。ですから朝日記事の解説は、いまは新鮮な感じがあります。
そうですか、やはり隠しましたか。よほど時間がないと、詳報など読み飛ばしますからね。タイトルとかさわりだけ読めば、なるほど「テロ特措法に反対が多い」という結果を誤報し、世論を誘導するのででしょうね。卑怯!
それはそうと今朝の貴紙の「政論探求」に、花岡信昭客員編集委員の「トルコに『国のあり方』を見る」というコラムがありました。いままで古森記者が提起し、わたしたち(若干名を除いて)がコメントしてきたことの集大成のような内容でした。スカッとした気分です。
>決して我田引水ではないと思うのですが、中国の軍拡や韓国の竹島占拠の実態については、産経新聞がわりによく報じているのではないでしょうか。
>まだまだ不十分でしょうか。
不十分と思います。
というのは、悲しい事に産経さんはあまり力のあるメディアではない点
に尽きます。
一般の読者の目を引くような特集を1面に組んでいただければと期待します。
例えば、「捏造する韓国!反日法による横暴!!」とか、「韓国、軍事費
増大により国家破綻か!?」とか、ちょっと煽りも欲しいと。w
テロ特措法に断固反対。
わかりました。
Let's agree to disagree.
この点に関しては、こんな感じですね。
マスコミの偏向は重要だとしても、情報の受け手の一般の自主的な叡智に期待したいところなのですが。
参院選の結果がマスコミによってどこまで影響されたのか。
科学的に測定する方法がなかなかないので、難しく、微妙な問題ですね。
なんらかの、しかもかなり大きなネガティブな影響があったことは、誰もが感じているのでしょうが。
アルメニア決議案については、ひょっとすると、明日になれば、もっとスカッとするかも知れませんよ。
アメリカ議会の下院の民主党議員の間に決議案への反対を堂々と表明する人たちが出てきました。明日、記者会見すると言ってます。
産経がもっと力を発揮できるよう、がんばります。
そちらもご支援をお願いします。
>福田より保守を標榜している人たちに訴えているつもりなんです<
つい、福田内閣に対してかと・・・失礼しました。
米国と渡り合える勇気ある保守の政治家の出現が望まれますね。
朝日新聞が10月16日付で「インド洋での海自活動」「継続賛成39% 反対44%」という世論調査結果を報じたようですが、ピンと来ませんね。
設問に条件でも入れたのではないでしょうか。
勘ぐっても仕方がないので、そのまま信じる事にしても、内容は民主党の意見を否定していますね。
以前古森さんも仰っていたように、私も「小沢氏の主張する国連至上主義は幻想であり反対」です。このまま給油を継続するのがベストだと思うのですが、小沢さんのいう「ISAF」への参加も検討してみる必要があるように思います。
日本には消防士や警察官など命を懸けて職務に励んでいる方も多数おられ、地上軍は危険だからという理由で海上給油を選択するというのでは、国際活動として、拙いのではないかと思います。
多分、現状では自衛隊の装備や法整備等で他国の軍隊の足かせになるのでしょうから、すぐに派遣は出来ないと思うのですが、日本が「普通の国」を目指すためにも一度考えて見る必要はあるのではないかと思います。
(高村外務大臣も検討の余地ありとおっしゃたようですね)
2007.10.17
Web posted at: 11:56 JST- CNN
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200710170006.html
下院軍事委員会のスケルトン議長は先週、決議案への反対案を表明済み。また、北大西洋条約機構(NATO)の下院代表を務めるハスティングス議員とタナー議員はペロシ議長への書簡で、トルコ南部インジルリク空軍基地の使用を拒否された場合の米軍への影響を指摘し、採決再考を促した。
古森様ご指摘通り、いくらかの動きがありそうです
あのとき、安倍が断固たる態度でやっていたらどうだったか?
大使召還もできず、テロ特措法中止もできず、拉致は見捨てられ...
トルコと日本では違うのも確か
それにしてもトルコの指導者、国民は一体である
せめて国民だけでも一体になりたいものだ
羨ましい限りだ
アサヒのアンケートは朝日新聞購読者へのアンケートだそうですからw
どう考えてもテロ特反対は国に益するとは思えません
信頼、信用、責任、国際的地位を考えると
海上での給油活動はリスクは少なく高いリターンがあります
揚げ足取り、重箱の隅を突付くような議論をまだ続けるようです
日本は平和でしょうが世界は平和ではありません
こんな日本の平和を前提にした議論は無意味でしょう
自分の国を守る事もできない国だからこそ国際的信用、地位が必要なんですがね
>この数字から判断する限り、インド洋の自衛隊撤退を求める小沢一郎氏の意見に賛成する朝日読者は、ほんの22%といってもよいでしょう。
新聞社の世論調査というものは日本全国の国民とか有権者から無作為抽出して行われるもので、自紙の読者に対してのみ行う世論調査などというものはありません。それだと単なる読者アンケートです。
たとえばクリントンの動向を監視するため、ネット上に公開されている報道を、クリントン、Clintonなど各国表記で自動的に名寄せできたらそれなりに重要人物評価と政策評価に寄与すると思います。だれかその道のプロが開発してくれないですかね?w
最近ヒラリー・クリントンの外交公約が発表され、中国との関係に関し「今世紀で最も重要な2国間関係になる」として、人権や通商で対立しても協力を強化すると表明していますね。さすが中国人からたっぷり選挙資金を貰っているだけあります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071016-00000212-yom-int
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/8aa32f2172870e4681475e99408633be
日々、職業として、調査数字をさわっているものから一言。
支持率と、支持力は、必ずしも一致しません。その数字の中から、
不動の支持と、付和雷同の支持の割合を見極めなければ、
風が一吹きしただけで、大きく逆転してしまいます。
郵政民営化の時の自民党支持率と、今回の参院選での民主党支持率、
どちらも、マスコミの操作がなければ、
あのような極端な結果には決してならなかったでしょう。
その意味では、産経は、世論操作に対して、誠実でありすぎるでしょう。
真摯であることはすばらしいことではあります。
しかし、本当に国を想うなら、もう少しマキアベッリに習うことが、
あるのではないかと思います。
悪い結果が出て、悲嘆に暮れるよりも、
その結果にさせない為に、持てる力を120%使っていただきたいと
願っているのは、ここのほとんどの読者以外にも、沢山居ると思います。
さわりをちょっとだけ。
日本の全人口の、何パーセントの人数が、ある特定組織のコアメンバーだとして、日本の全有権者に、くまなく国政選挙の期間中に、電話攻勢を掛けるために、必要な人数は、どのくらいだと思いますか?
意外と少なくて済むんですよ、これが。
Staroの耄碌、と書き始めて中止。まだ、ボケは始まっていないようだ。結構CNNなんて読んでんじゃん。感心、感心。これ、応援だよ! 伊勢の耄碌より
全くです
しかし、産経よりフジテレビに言いたいです
以前、抗議の対象になる報道はしないと聞きました
報道2001の黒岩や媚米竹村の話を自己満足でやってるようでは
今や共産党機関紙、テレビ局と化した朝日グループには対抗できません
毎日も親朝鮮、読売はナベツネが共産党員に先祖帰り
揶揄ではなく、フジテレビは己の局の利益しか考えてないと思います
BS(NHK)のTV報道は深夜から早朝にかけてのはだいたい見てる
同時通訳のもあるし
アルジャジーラ、フランス、ロシア、イギリス、北京、ソウル
米国は3局くらいある
結構勉強になる
アルジャジーラを見てCNNやFOXを見ると楽しい
どっちがか嘘を言っている(だいたい米国が嘘
機嫌が直ったようだな。良かった。
まず、わしのメール受信は、WPの号外を知らせる機能になっている。それで、今、CNNで、ブッシュの緊急記者会見を見たよ。
記者団の質問の順序は、アルメニア虐殺弾劾決議~ダライラマ米議会名誉章受賞・中国の反発~イスラエルのシリア核施設空爆~プーチン・イラン訪問~北朝鮮の核実験でなぜ軍事介入しなかったのか? そこへ、テロップ号外が入った。「トルコ議会は首相にイラク北部クルド・テロ集団掃討の目的で、トルコ軍が国境を越えることを許可した」だった。伊勢
ついでに、マイク・ホンダに献金した組合などに、隼有志が、ホンダとNORMAN HSUの違法献金・UCLA日本憎悪集会・世界抗日GAの関連を知らせた。つまり、「ホンダはアメリカの敵だ。献金するな」とだよ。NY TIMESのオオニシ・LA TIMESのKANGにも送る。伊勢
私の新聞に対する関心は以下のようでした。
【受験の為に朝日を撮って貰った。(しかし読みもせず)
引っ越すと同じに来る読売の勧誘員の差し出す景品を玄関に積み上げられて
止む無く読売を3ヶ月契約。二ヶ月が過ぎると次の三ヶ月取りに来る。
来るままに印を押す(しかし見るのはチラシだけ)
通勤の電車で他の人が見るスポーツ新聞の絵に、下を向く】
ある時、読んだ一つの記事の最後に[産経]と書いて有りました。
それから”産経”とは何なのかを調べて、新聞社であることを知りました。
一つの記事が私の心を引きました。
会社の規模でもなく、知名度でもなく、
記者の想いがわたしの心を掴みました。
そこには”本物”があった。
私が自ら読み始めた新聞は”産経”だけでした。
ますます産経が”国民に愛される”真のメディアとして
大きく成長することを祈っています。
右も左も分からない民の為に、励ましや、勇気を発信し、
真実を伝え続けて下さい。
想いも言葉も真実ならば、必ず繁栄します。
”偽り、不正”が生き残って来た歴史を私は知りません。
必要とする時間にもよるのでしょうが、100人ぐらいのアルバイトで十分なのでしょうか。
激励をありがとうございます。
産経も大切ですが、本当の核心は日本なのだと思っています。
日本が大切だからと言って、地球や世界は大切ではないなんて、思いませんが。
なるほど、支持率と支持力は一致しないというわけですね。
しかし一人一票の選挙では、みな同じ一票。
支持力というのは、おそらく一人でも他の何人にも同様の投票をさせることの力か、あるいは、特定の政策、政党、政治家を包括的な意味で強く支援していくことのできるパワーというような意味なのでしょうか。
選挙が怖いからか、本音は中止して北朝鮮のご機嫌取りか?
戦争になるとかどうか、局地戦なのか本格戦闘なのか?
http://chartpark.com/wti.html
NY先物~CME(シカゴ先物)で全24時間の動きを見る
そろそろ原油は大きな下落がありそうだ
それにつられて世界的な株価調整に入るかも知れない
次は上海も揃って調整だろう
<米軍 新海洋戦略を発表>
http://sankei.jp.msn.com/world/america/071018/amr0710180036000-n1.htm
本質的にこう軍事行動に参加できる環境作りが必要で、今のインド洋議論
は早く切り上げた方が後々の為にはいい
インド洋議論を突破口や足がかりになど考えると将来のこの手の活動の
芽も潰されるだろう
>支持力というのは、おそらく一人でも他の何人にも同様の投票をさせることの力か、あるいは、特定の政策、政党、政治家を包括的な意味で強く支援していくことのできるパワーというような意味なのでしょうか。
おはようございます。
今回の、古森さんのエントリの内容とは、少し方向が違う内容ですが、少し前に、glueさんのエントリで、福田首相の支持率の話題があり、そこで書いたことを一部、コピペさせていただきます。
【安倍政権の末期には、支持率は30%を切りましたね。
しかし、その内の半分程度は、「何があっても支持を続ける」人たちでした。
このizaにも、沢山おられますね。
では、福田政権の50数%の内、「何があっても福田支持」はどれだけ居るでしょう?さらに、安倍支持派のように、周りにそのことを表明して、力を強めようと言う、積極的支持者は、どのくらい居るでしょう。おそらく、一割未満でしょうね。残りは、風に吹き寄せられた砂のようなもので、又、別の方向から風が吹けば、そっちへザァーっと流れるだけです。我々は、この層を国民の80%位と判断しています。(無党派は、よく40%台と言われますが、実際は、この位です)
つまり、前回の新政権発足時には、この砂の8割位を集められたのに、今回は、半分強しか集められなかった、と、見ています。
固有の支持母体の強度が低いのですね。
流れる砂を止める壁(積極的支持層)が、少々薄くても、高さと幅があれば、
効率よく砂を止められるし、逆に、厚みがいくらあっても、低ければ、砂は、壁を乗り越えて流れ去ります。
この厚さが支持率、高さや幅が、支持力に相当すると、ご理解ください。
私たちが、安倍氏の掲げた理念を継承し続けることが、高さを維持し、
共感していくことで、幅が維持されます。】
日本の場合、この「流れる砂」の割合が、諸外国と較べて、
かなり高いのが特徴となっています。(政治に限らず)
故に、オピニオンを操作する能力を持つもの、
マスコミや、教師、宗教などの権力が強いのです。
古森さん、あなたも、この権力者の一人でいらっしゃることは、
先日来の民主党支持者のご発言でも明らかです。
我々は、これからの、一層のご活躍を期待してやみません。
流砂を導く風を吹かせてください。お願いいたします。
自分は冷暖房完備 のところにいて何を言っても通じないと思います。僕も昔建設現場で仕事したことありますけど、図面どおりいかないのが世の常です。
自民党に言いたい「本音でいいなよ」民主党にいいたい「もっと大人になりなよ」
社民党にいいたい「もう消えなよ」共産党にいいたい「もうええ。さっさとロシアかシナにいきな」
おいらは、その庶民に属する者だけれど、庶民もレベル高いのが日本人やでーー
なめたらあかん!
激励をありがとうございます。
みんなで力を合わせて、新しい、まともな風を吹かせたいですね。
日本人の大多数は困った人、貧しい人は助け、悪いことは排し、というまっすぐな心を持っているのではないでしょうか。
しかしそうではない心の人たちも、この世界にはたくさん存在するわけで、そういう人たちにはまっすぐな心で対すると、ひどいめにあうことも多い、という感じなのでは。
>topitopa さん
>
>
>あなたのコメントの欠陥を指摘させてくださいね。
>今日はちょっと、えげつなくやってみます。
>
>(1)インド洋で自衛隊を活動させるべきか否かを論じているときに、マラッカ海峡が一番だ、なんて、小沢氏の国連礼賛論について、一番の問題は小沢氏が日大の大学院で勉強したことだ、なんて、いうのと同じ、つまり無関係です。
インド洋で自衛隊を活動させるべきか否かについての議論
→シーレーンの安全維持が国益に適うので活動させるべき→シーレーンの安全を国益と考える人はマラッカ海峡に自衛隊派遣していないことについてどう考えるのか、
という関連性があると考えますが。
小沢一郎の国連礼賛論と日大の大学院で勉強したこととの飛躍とは、比較にならないほど関係があると考えます。
たとえがへたですね。
>
>(2)世論調査の結果を自社の論調に都合のよいように紹介することは、新聞ならどこでもやっていても、ではその具体例について書いてはいけない、というのは、屁にもならない小理屈ですね。
>
>(3)産経新聞の記者が三大紙がうらやましてくて仕方ない? 私はその三大紙の内の最古の毎日新聞記者を産経新聞記者より長くやってましたが、その過去がうらやましいなんて、お笑いですね。あなたひょっとして新聞記者志望の挫折人間と違いますか。おっと三大紙のどこかの大記者さんでしたら、ごめんなさい。
>
>言葉って、ほんとに便利ですよね。
>私はふだんは上記のような、くだらないことは書きません。
>しかしたまには、くだらないコメントに対して、同じくだらない次元で応じる遊び心もわくようです。
コメント書いている途中でミスで投稿送ってしまった。前記のは無視してください。
以下のように書きたかったのです。
>(1)……
インド洋で自衛隊を活動させるべきか否かについての議論
↓
シーレーンの安全維持が国益に適うので活動させるべき
↓
シーレーンの安全を国益と考える人はマラッカ海峡に自衛隊派遣していないことについてどう考えるのか、
という関連性があると考えますが。
小沢一郎の国連礼賛論と日大の大学院で勉強したこととの飛躍とは、比較にならないほど関係があると考えます。
たとえがへたですね。記者にしては。(←ここ書いているときにミス送信)
>(3)産経新聞の記者が三大紙がうらやましてくて仕方ない? 私はその三大紙の内の最古の毎日新聞記者を産経新聞記者より長くやってましたが、その過去がうらやましいなんて、お笑いですね。あなたひょっとして新聞記者志望の挫折人間と違いますか。おっと三大紙のどこかの大記者さんでしたら、ごめんなさい。
↑
「あなたひょっとして」以下は、均衡のとれた情報発信に努めているにしては釣られすぎ。
だから「三大新聞(*)がうらやましくて仕方ない、産経の記者なら、こう書きたい気持ちも分からないでもないが、……」などと言われるのではないですか。敵のわなに釣られてはいけない。思う壺になる。
朝日が昇る雪の中、図面の束抱えて現場へ歩いて行く。トヨタ・ケンタッキーへ出張して来た日本の青年技術者たちを想い出します。「上司が何時に出ろ」というわけでもない。「XXちゃん、おはようさん」というと、「あのな、きのんの工事屋が気になってな」と「なあなあ愛知弁」が返って来た。
日本人が勤勉で「仕事」を命としていることは疑いない。その気力と努力による、社会への奉仕精神が、日本とアメリカの就業率を押し上げて来た。その真っ直ぐな日本国民に米議会下院の米民主党ホンダ・ラントス・ぺロシが屈辱を与えた。日本には、その屈辱決議に加担する朝日新聞・民主党・社民党・学者がおる。残念なことだ。「誰が美味い飯食わせてんねん?」「おりゃあ、なめんな」と怒鳴って下さい。伊勢
心:自衛隊の給油活動は、アメリカのお先棒を担ぎ、明確に憲法違反です。国連に派遣した自衛隊または国連協力隊は、戦争しようが略奪しようが、日本国憲法に合憲です。ISAF派遣する自衛隊の活動も明確に合憲です。分かりますか?また、重要なことは、「国連に派遣した自衛隊」が、国連の命令で「日本を攻めても合憲」です。誰が、何を言っても、合憲です。小沢の言うことは間違い有りません。
私のブログは、日本国憲法を考える場です。
その過程で、各国の憲法を調べてみると、面白いことが出てきました。
アフガニスタン(他に9ヶ国)憲法では、外国軍隊の非設置を謳っています。
旧ソ連の侵攻に懲りたのでしょう。
国連は、現在、これを踏みにじっていますね。
国連中心主義というのは、主権国家の憲法を踏みにじるものだと言うことが、
ここに証明されています。
わははははははは!ザブトン1枚だ!
時にはブラフも打つ方だと知ってほっとした(笑)
小生は堅物は大の苦手なのだ。
>To RAMさん
>わははははははは!ザブトン1枚だ!
>時にはブラフも打つ方だと知ってほっとした(笑)
>小生は堅物は大の苦手なのだ。
ん?何のことでしょうか?
私は、いたってまじめな堅物であることは、グルさんの所でご存じでしょう(笑)
いやー、さすがに100人では無理です(笑)。でも、一日のノルマが20本と、激甘にしても、30万人で足りてしまいます。多いと思われるでしょうが、アノ宗教団体の公称信者数は800万世帯強です。
一世帯あたり、夫婦に子供一人として、実に2400万人。東京都の人口に匹敵します。日本国民の、ざっと五人に一人は信徒と言う計算です。
…嘘バレバレですよね(笑)
それだけの数が居ながら、選挙期間中に掛かって来る電話が、たった一回程度と言うのは、どう言う風の吹き回しでしょう。仮に本当に、信者の数が五人に一人なら、毎日違う人から5~6回、電話が掛かって来ても、ちっとも不思議ではありません。
逆に言えば、それほど、真のアクティブメンバーは少ないと言う事なんです。私は、この30万人から、せいぜい倍の60万人程度が、ちょうどコアメンバーの数に合致すると睨んでいます。
これが、組織票なるものの、正体なんですね。
学会員で(破門されたという噂もありますが…)民主党支持者という方も、
おられるという話を聞いたことがあるのですが…?
ねぇ、山梨のお方。
あっ、返事は良いですよ。また消されますから…(笑)
え~~っ!そんな珍しい人が、居るんですか?(わざとらしい(笑))。
そうかー、公称信者数2400万人の、80パーセント強が、民主党支持に流れたのかぁ。そうだったのかぁ(棒読み)
え、80パーセントの根拠ですか?
「そんなもの、ある訳がない」(爆笑)。
助言を下さっているのか、叱責をされているのか、嫌味を伝えられているのか、ちょっと、わからないコメントですが、いずれにしても、ご関心、ありがとうございます。
なるほど、30万ですか。
こちらは当初のあなたの設問をきちんと理解しなかった部分もあったようです。
おもしろい戯文として読ませてもらいました。
小沢氏は「米国の戦争」にはすべて反対と宣言してますが、日本が攻撃を受けた場合、アメリカが日米安保条約に基づいて日本を守ることになっている結果の防衛活動も「米国の戦争」となります。
小沢氏はそれにも反対なのでしょうかね。
ウンチクもいいがね、あたしゃ、テロには厳しく対応すべし、の見解だわな。
>To みなとの石松さん
>>もっちいさんや。
>>ウンチクもいいがね、あたしゃ、テロには厳しく対応すべし、の見解だわな。
>
> 石松兄いよ、なんでも反撥する野破かまわないが、テロは厳しく律する(法に照らして刑罰を科すこと)べし、というのが私の信義だわ。
> だから、コッチも掟・憲を遵守しないとテロ・テロ戦争になってしまい、「馬鹿の篭り堂」の前で、騙まし討ちにあうんだわ。
横から失礼(^^)
ブログだけど、IDの横のマイページから作る事が出来ます。
ツールも一式載ってますが誰でも出来そうです。
貴殿のような博学の人には、もってこいでっす。
頑張れ、モッチー(がはははは
>追記:
> あっ、産経新聞の古森編集委員様、あなた様のご意見を宣伝する上で、私の意見が不都合ならばご自由に削除していただいても結構です、そんな「障魔」の出来を私は歓迎します…。
こんなことを書いている間に、上でkamaitachi さんが言ってはるように、
とっととご自分のブログを開きなはれ!そこでは、公序良俗に反する不法なものや、商業目的でない限り、消される心配はおまへんから。コメントは1回1000文字までの制限やけど、ブログやったら、10倍の1万字も書けまっせ。書きたがりのモッチはんには、おトクでっしゃろ。RAMも、たま~に、気が向いたら、見に行かしてもらいまっせ。老人ホームの慰問代わりに。
>2007/10/20 03:02 Commented by mochizukiさん
>To 古森義久さん(2007/10/17 08:47)
>>―引用開始―
>weirdo31 さん
>小沢一郎は君子か否か。おもしろい研究になるでしょうね。中国で2年、住んだとき、「聖人君子という言葉はいまの中国にそれが存在しないから、存在するのだ」という言を聞きました。
>>―引用終了―
> あの~、君子(学識・人格ともに優れた立派な人)」は、①“視は明(見るときははっきり見る)”を、②“聴は聡(聞くときはしっかりと聞く)”を、③“色は温(態度はおだやかに)を、④“貌は恭(形相はうやうやしく)”を、⑤“言は忠(言葉は誠実)”を、⑥“事は敬(仕事には慎重)”を、⑦“疑は問”を、⑧“忿は難(怒りには後の苦難)”を、⑨“得るを見ては義(利益を前にしては道義)”を、一念(日常心)とすべきだというのを「君子の九思」というそうですね。
> 産経新聞の古森論説委員殿は、ウジムシの這った跡をはっきり判読でき、自己に対する批判をしっかり聞く姿勢を身につけてから「君子」を論じて説いた方が納得性があるのではないかと思います…。
> 因みに、「聖人君子(知識・徳望のすぐれた理想的な人物)」が存在しない理由は、理想が高すぎるかまたは理想が無いからだという説があるようですが、産経新聞の古森論説委員殿は、何れに属すのでしょうか…。
再掲載ですか・・・やっぱり(^^)