民主党代表の小沢一郎氏の中国訪問が話題を呼んでいます。
中国を訪問し胡錦濤・国家主席(右)と握手する民主党の小沢代表=7日午後、北京の人民大会堂(代表撮影・共同)
2007/12/07 20:45
日本側でのさまざまな反応のなかでも圧巻は週刊新潮の特集記事「卑屈な小沢一郎」でしょうか。副題には「『胡錦濤皇帝』に拝謁を賜った」とあります。
国会の審議の最中に、民主党議員45人がぞろぞろ北京詣でという異常も、もっぱら小沢氏の主導です。週刊新潮の記事は小沢氏が胡主席に会ったときの様子を、明らかに目撃者の報告を基に以下のように報じていました。
「ちょこんと椅子に座った小沢氏は媚びたような笑いを浮かべ、『ただいま主席閣下自らですね、今回の参加者の団員のものと写真を撮っていただきましてーーーそしてまた、みんなと握手までしていただきましてーーー先例のないサービスをしていただいて、本当に感謝しております」
週刊新潮のこの記事は次のようなコメントをも載せていました。
「中国というのは、家来のような態度をとる者を優遇します。小沢氏はそれに嵌った。(中略) 小沢というのは、弱いものに対しては威張りますが、強いものにはダメ」(政治評論家の屋山太郎氏)
「小沢氏の訪中は銀座のホステスがお客さんの気を引くために皆で出張したのと何も変わりません」(在日中国人ジャーナリストの石平氏)
ここまで酷評されても仕方ないでしょう。
小沢氏は日本の政治指導者として中国へ出かけ、国家元首に会いながら、日中間で懸案の東シナ海のガス田紛争も、尖閣諸島の問題も、抗日記念施設などの反日教育や歴史の問題も、チベットやウイグルにからむ少数民族弾圧、人権抑圧の問題も、
まったく触れなかったそうだからです。
日本国民の懸念案件をまったく無視する日本の政治家というのは、なにやら不気味でさえあります。
しかも小沢氏の率いる民主党はこのブログでも取り上げたウイグル民族の人権活動家ラビア・カーディルさんを招いての研究会を突然、キャンセルしています。小沢訪中にからんで日本の中国大使館からの圧力に小沢・民主党があっさり屈した結果でした。
こうした状況をみれば、小沢一郎氏がいまや「媚中派」の頭領と評されても、仕方ないように思われてきます。むしろ客観的にも正確な表現かもしれません。
しかし小沢一郎氏はかつては中国に対してはこんな卑屈で、媚びた態度はとっていませんでした。いったいなにが彼を変身させたのか。
私が産経新聞の中国総局長として北京に在勤していた1999年の2月末、当時、自由党の党首だった小沢一郎氏が訪中してきて、中国共産党中央政治局常務委員の尉健行氏と会談しました。
このときの小沢氏の発言を実際にその場にいた人たちから聞きました。その内容は私の著書『「日中友好」のまぼろし』などで詳述しました。
ここでもう一度、その概略を紹介しますが、要するに小沢氏はそのときは、それまでの日本の政治家たちよりも強固かつ明確に日本側としての自己の主張を中国当局にぶつけていたのです。決して媚中ではなかったのです。
小沢氏はたとえば「歴史認識は反省の上に立ってきちんとすべきだが、それは中国のみなさんも同じことだ」と尉氏に対して述べました。「日中友好を阻害するようなことは慎むべきだという尉先生の言葉があったが、それはおたがいに慎むべきだ」とも発言しています。
小沢氏はさらに尉氏に対して「日中両国は率直に意見を交換できる関係ができなければだめだ」とも告げました。そして当時、中国側が反対していた日米防衛共同ガイドラインや、そこでうたわれた「周辺事態」が台湾に適用されるか否か、など、小沢氏は中国側の主張に堂々と反論さえしていました。
私は小沢氏のこの対中姿勢を立派だと感じ、その旨を率直に産経新聞やその他の雑誌などで「まっとうな外交」として報じたものでした。
しかしそれから8年余り、いまの小沢氏はまっとう外交どころか朝貢外交の主役のように変身していまいました。親米が反米に変わったのと、なにか表裏一体の印象があります。
一体なにが小沢一郎氏を変えたのか。
その理由や原因についての考察はまた場を改めましょう。
コメント
コメント一覧 (72)
(このくだりを今読み直していたのですが、小沢氏は南京大虐殺記念館の話題なのに「アメリカは原爆を落として・・」云々と、アメリカは引き合いに出したが、中国の非人道的行為には触れていませんね。このへん深読みしたくなるのですが・・・)
日本人の愛想笑いを、媚と見るか、慣習と見るかは意見の分かれるところです。
ここで紹介された週刊新潮の記事や、そこで述べているコメンテーターおよびそのコメントが、およそ客観的と言うよりも、恣意的であると見る人が多いのではないかと私は勝手に思っているのですが、私がどのように思おうとも、このような報道があったことは事実でしょうし、都合のいい事実ばかりを集めて議論展開するのは、ある意味常套手段ですから、古森さんには何の責任もないということですね。
報道の難しさであり、読者の難しさですね。
おおー、嫌だ嫌だ、なんという、おぞましい光景だろう、日本人の特性である、凛とした、毅然とした、生一本さ、といった清々しさのない、心その物が反日的だ。 小沢氏の頭は脳梗塞の前兆ではないのかな?
古森様
小生は小沢民主党の本音が分かりません。
参議院選挙で大勝した事にまだ浮かれているのでしょうか?
日本をどの方向へもっていこうというのでしょうか?
大勝を与えた有権者はしっかりと考えなければ、気がつけばいつの間にか
中国の属国になっていますね。そんな事は無いと思っているのでしょうが中国の文化、歴史を考えてもらいたいものです。
truth-of-truth さん おはようございます。
判断は人それぞれだと思いますが、小沢民主党一行が以前から訪中を約束していたとはいえ国会開催中に40数名も議員を引き連れて代表代行、国体委員長まで同行して行くのは?政治に少しでも関心がある一般国民は納得できますか?
これも判断の自由ですがテレビ画面で見る限りコキントウ氏に歩み寄って(小走りに見えましたが)満面の笑みで握手する姿は情けなく思いませんか中国に何かお礼に行ったのでしょうかね。
>報道の難しさであり、読者の難しさですね。
報道の自由、読者の判断の自由でしょう。
勝手ですが貴方と議論をしようというのでは有りませんのでスルーしてください。
> 判断は人それぞれだと思いますが、小沢民主党一行が以前から訪中を約束していたとはいえ国会開催中に40数名も議員を引き連れて代表代行、国体委員長まで同行して行くのは?政治に少しでも関心がある一般国民は納得できますか?
この行動は、単純に言えば、批判されて当然です。
しかし、私が皆さんに望むのは、小沢さんがこのような行動をしても、国内世論はさほどの批判にいたらず、それを知った上での小沢さんの確信的行動だということです。
つまり、自民党の体たらくに比べれば、二、三日国会をとめるくらいは批判に値しないということです。
>これも判断の自由ですがテレビ画面で見る限りコキントウ氏に歩み寄って(小走りに見えましたが)満面の笑みで握手する姿は情けなく思いませんか中国に何かお礼に行ったのでしょうかね。
今回の訪中は日中草の根友好の旅です。政治目的ではありません。と、いうよりも、小沢さんは外交は与党政府がやるものだと思っているようです。いつも、本気の話はしませんね。政権をとったら思い通りやるということでしょう。
高々、野党党首が、国家主席と対面するとき、礼を尽くすのは当たり前ですね。
どこかで、ヒルさんが批判されていたのは、その裏返しでしょう。外交においては肩書きが序列を決めるのでしょうね。
>>報道の難しさであり、読者の難しさですね。
>
>報道の自由、読者の判断の自由でしょう。
>
>勝手ですが貴方と議論をしようというのでは有りませんのでスルーしてください。
うっかり書き込んでしまいました。あしからず。
小沢氏の国会会期中に、それを中断させての、訪中記事を読んだ時、小沢氏と民主党に対する怒りと同じ位、メディアにも腹が立ちましたね。
これは、国民の税金や、国民が将来的に背負う借金から、歳費、政党助成金として、年に2億円近いカネを受け取る国会議員46人が、国会という国民から付託された職場を放棄した、税金ドロボー兼給料ドロボー行為に等しいのに、それを、きちんと批判したメディアは、ありませんでした。
多分アサヒるサヨク・リベラルもどきメディア的には、国民に付託された国会より、中国への土下座を優先する事は、是とすることなのだろうと推測しましたが。
上で、hiroponさんが「政権を取る為の・・・」と、言われていますが、
盗った後の維持も考えているからこその、なりふり構わぬ変節だと見えるのですが…。
現状から、政権を奪うには、左派勢力の力を利用するしかない故に、
昔の社会党に近い戦術まで採りだした小沢氏は、
ともかく、権力を握りたい、の一言が最優先で、
自身の本来の主義主張が希薄なだけに、どのような姿勢を取ろうとも、
精神的に苦痛を感じないのでしょう。
ある意味、政治家として、見事な資質をお持ちです。
私は、マキアベッリの言葉を受け入れることが多いのですが、
この方の行動は、一見、それに近く見えますね。
ただし、マキアベッリは「信義(フィデス)」を否定したことはなかったと思いますが…。
週刊新潮は毎週購入しているので、この記事も読みました。ご指摘の通り自由党までの小沢氏はまともでしたが、民主党と合流してからがおかしくなったようです。
常識的には民主党保守系と手を携えると思うのですが、何故か横路グループや労組関係など左派とタッグを組んでいるのです。政権ほしさに頼りになる組織票に魂を売ったと言われても仕方がないでしょう。
日米中が正三角形の関係、などと平気で言う今の小沢民主党には期待できるものは何もありません。第一、政権とったら国防、安全保障をどうするのか党内の合意がまだ出来ていないのでは?。
それにしても、本当にみっともない、恥さらしの訪中でした。
わたしは「中国」って気持ち良く言えないんです。日本のマスコミも政府までが「中国と言わないと、さも失礼なことをしている」ような雰囲気を作っている。あの東京都知事までが最近「支那」と言わなくなってしまった。
英文でも「CHUUGOKU」って書いた方が、書くべきだと言うのが出てきそうで。最近の歴史書では、孫文も中国、義和団も中国、蒋介石も中国、この辺なんとかならんものでしょうか。
冒頭の小沢一郎氏の写真では、片手で握手をしている。少し評価できます。自民党の訪中団のメンバーの中に、両手で江沢民にしがみついていたのがいた。しかし、小沢氏はカメラ目線。国民を小沢氏と同心円の中に留めるにはマスコミ新聞の受けが必要と、使い分けているのではないでしょうか。カモメも鳩も混ざっているグループの親分になりたいと思うこと自体に無理があることを彼自身、今頃になって体感しているのではないでしょうか。
経済も、司法も、立法も今後の日本の進む方向を明らかにしてほしい。行政までが「中国」の出張所になるまえに。
「中国」が、若者をワーキングプア界に引き込もうとしていることとは無関係だと断言してほしい。
一式戦闘機の日の丸が眩しく感じました。
要するに小沢さんという政治家はなにが信念の拠って立つところなのか、皆目わからないんですね。
だからなにを語っても、信じられないという実感です。
小沢氏のこのところの発言をあまりまじめに、系統的に分析することは無益が気がします。ご本人にもそもそも一貫した哲学や論理があるのかどうか、まったくわからないからです。
政治家の信条を外見の容姿や容貌や表情から判断してはならないのかも知れません。
しかし生理的な感覚、とくに生理的な反発というのは、ときに最も正確な指針になる場合があるような気がします。
おはようございます。
「中国の属国」というシナリオも普通なら、くだらない妄想、幻想なのでしょうが、最近はわからないですよね。日本の与野党の政治家の対中態度をみていると。
ことに小沢氏の卑屈な対中姿勢はなにか不吉なものさえ、感じさせます。
<<国民に付託された国会より、中国への土下座を優先する>>
小沢一郎氏の言動をみていると、どうしてもこうした総括になってしまいますよね。
古森さんの記事を読んで、亡くなった江藤淳が小沢一郎を、『アメリカと直面した経験を持つ政治家』として評価していたのを思い出しました。とても怖い面を知っているということで、共通した認識を持っていたのだと思います。
類推して、小沢一郎が一定のアメリカ離れを構想しているのは本気で、最近の言動から、まず国連を避難場所にしようとしているのだと思います。そしてその構想に有効性を確保するため、国連で常任理事国の地位を獲得する、大雑把ですが、そのための媚中ではないか、と想像しています。
小沢一郎氏がもし、日本が国連安保理常任理事国になることに対し中国に賛成させようとして、中国におべっかを使っているとするならば、それなりに深謀遠慮ですよね。
だいぶ彼を過大評価されてる、という感じがします。
今日は。
わが日本が中国の行政出張所のようにならないよう、気をつけたいですね。それに似た計画があるとのことです。
「なに嬉しそうにしてるんだ!」「感激するような事か!」
石原東京都知事が言ってましたね
「彼ほど米国に媚びた奴はいない」と
湾岸戦争での戦費を出し(1兆数千億!)、人員を送ろうと目論み、反対され仕方なく機雷処理を自衛隊にさせた事もありますね
今度は中国に媚びているとしか思えません
中国に対しちゃんと問題提起してきたのか?
苦言の一つでも言ったのか?
あの顔を見ると想像がつきましたw
結局何一つの文句を言ってないと
日中には数々の問題があります
「東シナ海の石油ガス田」「南京の捏造」「毒ガス弾処理」「尖閣の所有」「日本国内における中国人犯罪」問題などです
「人権問題」も幾らでもあります
チベット、ウイグル侵略、オマケに今度はブータンまで
ブータンは日本のマスコミも興味を持っていたはずです
GDPではなくGNH(国民総幸福量)が話題になっていました
さて、あの某アサヒ新聞、某アサテレ、某毎日新聞、テレビはどう扱うのでしょうか?
ブータン侵略が明らかになったことでチベット、ウイグル侵略にまで火がつくことを望みます
日本も侵略を受けていると言えるでしょう
日本政府は認めていませんが尖閣の所有を主張していますから、何れ尖閣、沖縄まで手を伸ばしてくる事は想像できます
日本の政治家が動かないのであればマスコミが国民の関心を引き、国民運動にまでなれば・・・
日本のマスコミの半分以上が媚中では無理ですかね・・・orz
影響力が大きくなるに連れて主張が穏健的になるのは、ほとんどの政治家に共通する特徴です。ヒトラーやポルポトは例外的でしょう。
チベット族やウィグル族の問題は、政治主義に拘わらず重大な人権問題です。中国政府の姿勢は非難されて然るべきだと思います。
ここで毅然とした態度を見せなければ、例え民主党が政権をとっても、中国政府の手の上で踊らされるだけです。
沖縄県民の立場から言えば、小沢氏が政権を獲ったら沖縄をどーするつもり
なのか?ということ。一国二制度とか言ってますが、尖閣を手始めにして
沖縄を切り売りしないか心配です。最近では地元紙の投稿欄にあきらかに特亜の工作員とおぼしき人物が教科書検定問題で「県民大会支持」と主張しております。
小沢氏については、自民党幹事長の時は、アメリカ一辺倒とされましたが、今は中国べったりか媚びるかという変わりようです。これでは変節漢と言われても仕方ありません。政治家にとって、自己の主張、信条を変える場合は国民に適切に説明する義務があるということです。
この秋の参議院の運営は国民も注視していましたが、結局民主党の運営や審議態度は失格です。
一つは、未だに対テロ対策の民主党案が示せないことです。それも、党首自身国会で持論を述べるのでなく、雑誌「世界」で国連至上主義という能天気さとISAF参加で武力行使もありという極めて軽い考えを示しました。
それも尾を引いて民主党の左右ばらばらをまとめ切れないことは素人でも歴然です。
また、大連立失敗後に辞任表明して、また撤回と言う責任ある政治家としてあってはならない失態をしました。
議会運営も時間稼ぎと守屋氏の件ばかり。守屋氏のことは国の舵取りや世界の中の日本という観点からは小さなことです。やりたければ、別途並行して審議すべきですね。
さらに、今回、参議院の審議を止めて中国詣でとは。99年の時が嘘のようにただただ媚びるだけの成果のない訪中でした。何か利権があるか、弱みを握られているか本当に疑わしい。
それもカーディル女史の講演さえも圧力に屈して中止だとは、危なすぎて日本の行方を托せる政党ではありません。
中国に対する視点は政治家の資質、感性、センスを見るのにいい材料です。中国は「銃口から生まれた」政権で、イデオロギー独裁です。選挙もなく、自由と民主主義がなく、人権侵害と共産党幹部汚職で一杯です。
我が国はそういう大変な国とも付き合わねばならないのです。悪いことは言わないとか、媚びるとかで付き合える国ではない。本当の事、厳しい事を言うの真の友人です。そしてそれをうまく言ったり、示したりできるのが本当の政治家というものです。
民主党の心ある議員達は、今こそ党を出てまともな保守政党を結党して下さい。前原氏、野田氏、松原氏、枝野氏他、拉致議連の皆様は、一刻も早く行動されんことを心から期待します。
日本の政治に誇りと正々堂々さを取り戻して下さい。
親米ポチと揶揄されていた頃は,シナには遠慮なく発言し,現在はその逆をしてるだけのようにしか見えません(笑) どちらの姿勢でも日本のためになってればいいんですが,そうは思えないので好きではありません。
民主党左派がおとなしいのは、党全体の親分が自分たちが欲するのと同じような言動ととってくれているから、ではないでしょうか。
「国連にべったり」という表現を使われてますが、その国連なる対象が一国がべったりできるほど明確な存在ではないところが小沢氏の主張の大欠陥だと思います。
国連というのは、あくまで主権国家が協議をする場であり、国際問題に取り組むための「手段」です。国連を動かすのはまず五大安保理常任メンバーであり、その一国でもノーといえば、なにも動きません。
国連って、だれを指すのか。なにを指すのか。小沢氏に尋ねたいです。
その「退席」の原因がなにになるにせよ、意外と早い時期に起きるのでは。
普通の人たちがある朝、起きたら、なんとなく、そんなふうになっていたとか。
もちろん想像と仮説をごちゃまぜにした無責任な戯文が上記ですが。
でも日本国民のどれほどの多数がこの種の媚中外交を歓迎するのでしょうか。
日中友好の促進、よくやった、と、いま小沢氏の訪中をほめている人がどれほどいるか、で氏の総選挙対策も変わってくると思うのですが。
日本国民の大多数が強い関心や懸念を抱いているのに小沢一郎氏が胡錦涛氏にはまったく提起しなかった重要案件の数々、ご指摘のとおりだと思います。
なかでも、アッと思わされたのは、「日本国内における中国人犯罪」でした。これは重要ですよね。私はつい忘れていました。
日本国民の深刻な懸念に見ざる、聞かざる、言わざるというのでは、日本の政治リーダーの資格がないことを当然です。
チベットやウイグルの問題の提起、そして中国政府の政策の批判。
重要ですよね。
こんばんは。
一国二制度というのは、中国共産党の香港統治方式ですよね。
まさに憂鬱ですね。
でも沖縄は香港ではありません。
<<99年の時が嘘のように>>
まさにそうなのです。だからこそ、99年にそんな記事を書いた当事者として、いまの日本国民の大多数が知らない、あるいは覚えていない過去の事実を再強調したくなって、このエントリーを書いたともいえるのです。
<<カーディル女史の講演さえも圧力に屈して中止だとは、危なすぎて日本の行方を托せる政党ではありません>>
<<中国に対する視点は政治家の資質、感性、センスを見るのにいい材料です。>>
いずれも超重要な指針ですね。
民主党内の健全派に期待したいです。
小沢さんの言動の逆転や変節について、なぜそうなったのかを考えることは、ときに限りなく無駄、無益、無意味の作業に思われることがあります。
人間の体内からときおり発射されるガスがなぜ臭いのか、を考えるのに似て、なんて書くと、叱られますね。
「民意」という言葉に関して、一言。
田中真紀子さんを日本の総理大臣にしたいという「民意」は瞬間風速では、ものすごく強かったときがありました。
恐ろしいですよね。
いかにユニークな発想のあなたでも、田中真紀子首相は困るでしょう(困らないかな)
民意と衆愚の区別はどうつけるのか。
世論調査が最重要ということなら、政治家とか政治リーダーシップという概念も否定されちゃいますよね。
郵政選挙において、小泉自民党は大勝し、先の参議院選挙で民主党が躍進しましたが、これを「民意」と表現するのは、不正確ですね。
正確には、選挙において、ある政党はこれだけの議席を獲得した。別の言い方をすれば、有権者の投票が、議席を決めただけで、投票すなわち民意であると考えるのは拡大解釈です。どちらもやだけどこっちに入れたということもあるわけです。
はっきり、言えることは、選挙に勝った側がいつも民意をかざすということですね。そしてまた、それに反論するのは、多くの場合負け組ですね。
民主主義国家において、負け組が勝ち組になるためのモデルとして、民主党を観察するのも面白いですね。
小沢批判だけの正論を言っても、日本のナショナリズムが勝ち組になることはないでしょう。
たまには小沢に学んでもいいのでしょうが、民主党政権が誕生するまでは、無理でしょうね。ありえないと思っているわけですから(笑)
>iza-ryusoo さん
>
>国連というのは、あくまで主権国家が協議をする場であり、国際問題に取り組むための「手段」です。
成る程、そうなんですよね、しかし
>国連を動かすのはまず五大安保理常任メンバーであり、その一国でもノーといえば、なにも動きません。
これが在るから、五大安保理常任メンバーに屈しなければならないのですね。
>国連って、だれを指すのか。なにを指すのか。小沢氏に尋ねたいです。
だから、古森様の主張である、国連幻想となるのですね。
「日本国民の懸念案件をまったく無視する日本の政治家というのは、なにやら不気味でさえあります」と書いておられますが、その通りですね。
これでは中国に足もとを見られてしまい、たとえ政権をとったとしても対中国外交は何の期待も出来なくなりますね。
[戦争とは血を流す外交であり、外交とは血を流さない戦争]だと言われていますが、そのこころ構えが出来ていないようですね。
無責任野党が外交するのはむしろ国民にとって迷惑だと思います。
以前、前原さんは「中国の軍事費が18年連続して拡大しているのは日本にとって脅威だ」とはっきり明言しました。
その結果中国では歓迎されなかったのですが、言うべきとをはっきり言ったと思います。
お互いに言うべき事を言って初めて「相互理解」が生まれるものだと思います。
華々しく打たれたようですね。
>海上自衛隊のイージス艦「こんごう」は17日正午過ぎ(日本時間18日早朝)
>米ハワイ沖の太平洋上で、初の弾道ミサイル迎撃実射訓練を行った。
それにしても、間もなく媚支那外交でポイントを稼ごうとする瓢箪福田氏に
とっては「赤福の手土産」以上の効果がありそうですね。(嘲)
>こうした事について反論や意見があればそれぞれのブログで意見を述べればいいと思いますね。
*同意します。どうか、ここでなく、あなたのブログでしておいてください。
よいお年を・・・さようなら。
>「ここの古森ブログのような一方向の媒体は、扇動・宣伝が可能である」
>という意見は大変興味深い、特に古森ブログの熱心な読者であるあなたの意見はここのブログの本質をえぐっているように思いました。
わはははははは、もういいよ、アサヒるのは。
気に入らない、意見があわないところに執拗に来んでもよかろう?
それとも嫌がらせ、ストーカーの類に落ちぶれたか?
惨めだ、あまりにも、君が。
眠れぬシーサーくんにイデオロギー無き永久の安らぎを与えたまえ...
人を憎むことなく、自らに謙虚にあり続ける人格者にならんことを...
だから国連はあくまで国際協議の場、各主権国家の意思表示の場として、是々非々でつきあえばよいのだと思います。
自分の国の防衛を国連に最初からゆだねておくなんて、これはその国の指導者がそんなことをしようとしたら、まさに亡国ですね。
前原さんが体現する民主党なら支持する気も起きますね。
中国に対する認識だけでなく、前原氏の意見はまともだと思います。
でも民主党はやがて前原方向へ動いていくような気がします。
いまの小沢現象は東南アジアなどにいったときに、ついヘンな水を飲んでしまったときに起きる肉体現象と似ているようです。
小沢氏が本当は日本に憲法改正と同じ状態をもたらしたいがために、その暫定の方法として、国連利用を唱えているのだ、という推測は以前からありましたね。
私はその推測を信じるだけの根拠を知りません。
あまりに善意に過ぎるか、過大評価だと思います。
さながらレイプ魔ですな、この傍若無人ぶりは。
>Commented by 眠れぬシーサー さん 2007/12/18 16:56
>To RAMさん
>>>こうした事について反論や意見があればそれぞれのブログで意見を述べればいい(眠れぬシーサー)
>>同意します(RAMさん)
>
>ありがとうございます、古森氏ブログへの批判は「ここ」で書かれるべきだという事ですね。まったくその通りです。
*発言の一部だけを切り取って、正反対のことを言ったかのようにするのは、古典的な嘘吐き手段ですね。これだけ、みんなに見える状態で、【恥】という概念は、まぁ、君なら、持ち合わせていないのだろうねぇ。
此処ではなく君のところでしろと言っている、その私の言葉を勝手に切らないでもらいたいものです。
私は常に主張していますが、記者ブログにおいて、恣意的な誘導や削除はあるべきだと確信しています。
そして、君のような嘘つきの発言は、とっとと削除された方が、スクロールが楽になり、紙面が汚れなくてよいと、いつでも言って見せますよ。
ブログと掲示板の違いを常に言う私にとって、君は作品の質を低下させる不協和音でしかないのでね。
派遣労働者問題を騒ぐ福嶋瑞穂がまるまる太っているのと同じだな。
先日TBSだったかに土井たか子が待ってましたのようなテーマで出ていたが
こいつもまるまる太っていた。
よくよく観察すると左翼は肥満が多いようだ。
なにを食っているのか?
そういえば加藤紘一も河野洋平の肥満しているぞ。
古賀くらいか、やせているのは。
野中もまるまるしているし、二階も肥満だな。
麻生に中川昭一はスマートのようだ。
中川秀直は裏左だからやはり肥満。
消されても、
消されても、
またまた消されても
投稿を繰り返す執拗さ…。
ストーカーも裸足で逃げ出しますよ。
親、兄弟が知ったらどう思うでしょう。
そろそろ止めましょうよ。
以下、izaの会員規約からの抜粋
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・ 他の利用者が当社サイトの各サービスを操作、入力等の利用をすることに支障を与える行為
・ その他社会通念上好ましくない、公序良俗に反する、他人の権利を侵害する等の理由で、当社が不適切と判断した行為
>よくよく観察すると左翼は肥満が多いようだ。
>なにを食っているのか?
*済みません。私も肥満です(自爆)。
日々、美味いものを食いたいと考えております。
最近では、食事と、ネットでのゴキブリ叩きくらいしか楽しみがありませんので…。
うん?こころなしか読みやすく、清潔感がでましたね!
>人間の体内からときおり発射されるガスがなぜ臭いのか、を考えるのに似て、なんて書くと、叱られますね。
笑っちゃいました。 くさいガスの研究は専門家に任せておくのが理想ですよ。 色々ちょっかい出したいかもしれませんが,古森さんには日本の国益を言論でリードすることに集中して欲しいです。
はい、ガスの研究はほんの適度でやめておきます。
>thinking さん
>自分の国の防衛を国連に最初からゆだねておくなんて、これはその国の指導者がそんなことをしようとしたら、まさに亡国ですね。
僕も、そう思います。 然し、民主党の横路孝弘氏と小沢一郎氏は、日本を国連主導にして、日本国民の脳裏から日本の国体を抹殺しようとする、リベラリストです。 特に横路隆弘氏は自己をリベラリストとして、自己陶酔しているのではないかと思います。
民主党内左派への批判的評価は理解できます。
でも最近、横路さんらの名前が出てきませんね。
どんな活動をして、どれほどの影響力を保持しているのか。
ひょっとして、世間はそれなりに愛想すかしちゃったんではないでしょうか。
>thinking さん
>どんな活動をして、どれほどの影響力を保持しているのか。
>ひょっとして、世間はそれなりに愛想すかしちゃったんではないでしょうか。
確かに、横路氏の選挙の投票数はだんだんと、減って来ていますが、まだ当確の範囲以内です、それは、元北海道知事だった横路さんのソフトな語り口による、リベラルの洗脳によって、善良で単純な、道民の頭が洗脳されているからだと、道民の僕は推測するのですが・・・。
おはようございます。
>*済みません。私も肥満です(自爆)。
まあ、そう言わないでください。(笑
適度に運動をして、健康を維持してください。
RAMさんの一票はかけがえのない保守票ですからね。(笑
私の一票はあてになりませんが。(爆
隼機関では、米国内での広報活動に注力するよう、方針を決めました。
「慰安婦決議は中韓朝が米国内で仕掛け、さらにまた世界中で仕掛けつつある政治謀略工作」という線で、ミステリー仕立ての本を出版しようというのです。
その取材・執筆などの費用に当てるため、募金をつのっております。 よければ伊勢平次郎氏の隼ブログを、ご一読ください。
http://falcons.blog95.fc2.com/
古森様
ちょっと一言言わせて下さい。
venom さん こんにちは。
あなた達の主旨はわからんでは有りませんが伊勢平次郎氏は以前この古森さんのブログエントリーのコメントの中で「俺はカネも地位も名誉もある」とどなたかを愚弄された事が有り小生はそれに反発したコメントを書いた事が有ります。そのようなお金持ちの地位もある人は普通自費出版されるのではないでしょうか?ましてここで募金を募るなどの行為は常道に反すると思いますが如何でしょう。
>dpal451 さん
氏の御指摘と私の感じ方は軌を一にしています。
><<99年の時が嘘のように>>
>
>まさにそうなのです。だからこそ、99年にそんな記事を書いた当事者として、いまの日本国民の大多数が知らない、あるいは覚えていない過去の事実を再強調したくなって、このエントリーを書いたともいえるのです。
>
> <<カーディル女史の講演さえも圧力に屈して中止だとは、危なすぎて日本の行方を托せる政党ではありません>>
> <<中国に対する視点は政治家の資質、感性、センスを見るのにいい材料です。>>
>
>いずれも超重要な指針ですね。
>
>民主党内の健全派に期待したいです。
小沢氏というのは素人目にも謎の多い、怖いような、腹の読みにくい人ですね。頼もしく思ったり、好意的に深読みする人もいるのですが、私には危険すぎるように見えます。今回は加えて、だらしない、卑屈な一面を見てしまいましたが、何をどう思うとこう変わるのか、いい説明があったらお願いしたいです。TBさせていただきました。
コメントありがとうございます。
貴ブログでのエントリーも拝読しました。
これがごく普通の感じ方だと、私も思います。
でも小沢氏もなんとなく影がさしてきた気がします。
これまでもいろいろな「影」はあったわけですが、今回はちょっと違う影のように思えます。
横路さんが北海道の知事だったこと、つい忘れてました。
それならいまでもなんらかの影響力があっても当然ですね。
でも政界の世代交代とか興亡とか、思ったより激しいのかもしれませんね。横路さんのそんな大切な過去の「実績」がこちらの記憶に残らないわけですから。
>thinking さん
>横路さんのそんな大切な過去の「実績」がこちらの記憶に残らないわけですから。
横路さんの実績は、彼の前任の知事は故 堂垣内尚弘というのですが、堂さんが、知事時代に蓄えた、財政の貯金を、横路が知事の任期中に全部使い果たしたのが横路さんです。 「食の祭典」というイベントで、寵愛していた部下のヅサンな計画によって、大赤字を出して、知事を止めて行ったのが横路さんの実績です。 一村一品運動なる、小細工的な行動はするが、北海道の財政には最悪な実績を遺した人でした。 横路さんは国連で、演説した事もあるのですが、北海道という、日本では、仕事が出来ないくせに、観念的に国連で幻想的に演説をして何に成るのでしょうか。
久しぶりにルース・ベネディクトの日本人論を思い出しますね。
でも文字数の多い英文ハンドルネームは大変ではないですか。
私は小沢氏の主張の変遷を理論的に分析しようとする作業には意味がまったくないのでは、と最近、思うようになりました。
存在しないものを存在するという前提で探ることの虚しさよ、とでもいいましょうか。
いくらお上手に誘導されても、今日は小沢民論や民主党論に入っていく気になりません。
またの機会にしましょうか。
何の落ち度も無い人が被害を受け、その解決の為に自ら多大な労力を必要とする。何かおかしいです。
救いようのない自民党。
そしてもう1つの受け皿、民主党。
個々の政策全てが問題であるとは言いませんが、訪中での姿。大変情けないものでした。
数々の国内外の問題を持ち、実際的に日本に敵対している中国に対して対応が間違っています。
自民党、民主党、無い方がまだいいという他のほとんどの野党。
日本の悲劇です。選択肢がありません。
現実的には与野党から新たなまっとうな政党が出来るか。
その希望もなければ、臨みませんが、クーデターも肯定されるかもしれません。
日本の政治の情けなく、暗く、ゆがんだ実態、ということですね。
しかし政治家だけが悪いのではなく、それを選ぶ側にも同様、あるいはそれ以上の責任があるわけです。
しかしその改変、改善はあくまで民主的な方法で、という点を強調したいです。このブログで暴力的な手法の肯定の紹介はしたくないので、ご了承ください。
もちろんあなたが一種の反語とか警句の比喩の意味で書かれていることはよくわかりますが、誤解される向きもなきにしもあらず、ですので。
>To thinkingさん
>確かにそうなんですが、民主党結成時の経緯と言うか、配慮と言うか、小沢さんが、あんなことを言うのは、横路さんの影響大だと思うのですが、
ご指導なんて柄ではないですが、本当に横路さんは表に出て来ませんね、はっきり云って僕も大して良く分りませんよ、しかし、横路と小沢と鳩山は民主党結成の三羽がらす、ではないでしょうかね。 横路さんは高校時代から秀才で成績も断トツで東大を出て、弁護士に成る所を父親の横路節夫の急死で、後援会の依頼で衆議院議員に成った。 頭は良いと思います。
>外から見ていると、北海道って言うのは、「道新」「勝毎」
「勝毎」というのは分りませんが、「道新」はひどいですね、読むに耐え難い程、異常に偏向していますよ、日本を憎んでいますよ、この新聞は。 札幌市長は頻繁に中国へ行って、中国の云う事に感激して、涙を流して中国に同情しているという、体たらくです。ゲイの集会を礼賛したりして、変な市長ですよ。
>そんなに左が強いんでしょうか?
昔は自民党がしっかりして北海道はバランスがとれていたのですが、自民党の退潮に従って、左翼が強くなってきましたね、大学も、何故か、ほとんど左翼的だと思いますよ。 道民は、知らないうちに洗脳されて、左翼である事を意識していないのじゃないのかなー。
>知事は自民党だった様に記憶していますが、テレビで見ている
高橋はるみ知事は自民党推薦ですからね、元通産省の役人です。 周囲が左翼が多いから、やりずらいのではないのかなー。 しっかり仕事をしていると思います、しかし日本国家の信念を持っているかどうか?
>冬は室温を30℃くらいにして、
寒いから、昔から、ストーブをじゃんじゃん焚いて、暑いからアイスクリームを食べたくなります、僕は、一時、ビールに溺れていましたので、どんなに寒い日でも浴びる様にビールを飲んでいました。ビールを飲めば、体は夏でした。 今は反省して健康の為に、自粛しましたが、部屋の中だけは、夏よりも暑いから、体が錯覚を起こして夏以上に夏らしくなるのではないのかな。 何と言うか、北海道の人の人情は独特の物があって、大らかさとか、良いものがあるのですが、戦後の社会主義、共産主義、日教組などの左翼的思想が、段々と北海道をオカシクしてきたのかなー?
あれは、私の下手なジョークです。
いつも、誰にも受けませんが。
正直言って、関西に生まれてみたかった。(笑)