中国への日本のODA(政府開発援助)がいかに不毛だったことか。
このサイトでも何度も取り上げてきました。
そして日本政府は2008年で対中ODAの本体だった「円借款(有償援助)」を止める方針を発表しました。
しかし実際には日本の対中ODAは形を変えてなお続いているのです。
その実態を明らかにする書を出しました。
『終わらない対中援助』です。副題は「かくて国益は損なわれる」となっています。
対中援助の現場の実情に詳しい青木直人氏との共著です。
中国への日本のODA(政府開発援助)がいかに不毛だったことか。
このサイトでも何度も取り上げてきました。
そして日本政府は2008年で対中ODAの本体だった「円借款(有償援助)」を止める方針を発表しました。
しかし実際には日本の対中ODAは形を変えてなお続いているのです。
その実態を明らかにする書を出しました。
『終わらない対中援助』です。副題は「かくて国益は損なわれる」となっています。
対中援助の現場の実情に詳しい青木直人氏との共著です。
コメント
コメント一覧 (30)
ご指摘の親中政治家たちについて本書の中で実名をあげて、かなり具体的に批判をしています。
やはり 外務省が中共の下請けと化していることも原因でしょうか?
僕は、これを聞いて、不安が解消して一先ず安心したのですが、
>しかし実際には日本の対中ODAは形を変えてなお続いているのです。
なんですって! これではレトリックではないですか? トリックですか?
頭の良い日中の官僚の連携プレーによるトリックですか?
然し、古森先生、新刊の出版おめでとうございます。
売国奴政治家の先生、いや、売国奴政治屋によるトリックのからくりを白日の下に示してくれる、この書物を僕は買って読みます。
そうなのです。
またやってる、まだやってるのです。
ODAという名前を「基金」とか「共同プロジェクト」と変えて、です。
そうです、アジア開発銀行です。
投融資といっても、実態は公的資金の援助です。
トリックと読んでも、決して誇張でも的外れでもありません。
国政選挙の投票率からして有権者の25-30%を味方につければいいのですから、税金をこの層にばらまけば良いだけ。国家観も知識も交渉力も必要なし。ここで必要なのは「身内」への気配りだけです。
日本の公的資金の中国への提供は実にさまざまな「偽装」をしています。
小渕政権のときには、「日中友好植樹基金」などといのがあって、確か100億円ぐらいが出ていました。ネーミングからすると、ストレートな援助ではないように思えたのですが、実態は無償援助でした。
そのころ(おそらくいまも)日中友好植樹議員連盟というのがあって、鈴木宗男議員が中心で、野中、二楷といったおなじみ媚中派が頻繁に北京にきて、木を植えていました。
ところが皮肉なことにこの木がほとんどすぐに枯れてしまうのです。
ありがとうございます。
中国はご存知のように世界最大の外貨保有国、貿易黒字国、政府レベルではお金がじゃぶじゃぶにあるわけです。
その中国政府に日本国民の貴重な税金からの援助を与えるというのは、もう犯罪行為に等しいと思っています。
ましてこれまでの3兆円にわたり対中ODA、総額6兆円の公的資金援助がいかに無益であり、不毛だったか、本書でも総括して、報告しています。
日本の対中援助を支えてきた政治構造はご指摘のように一部政治家と官僚機構の特殊な「癒着」が大きな要因となってきました。
日本の官僚機構のあり方が一つのケーススタディとして圧縮されているのがこの対中援助の政治構造だと思います。
竹中大臣が新刊を出されていました。(題名は忘れました。)
チラット立ち読みしたのですが、その中に理由は全く示さずに、対中ODAは続けなければいけないと書いてあって、驚いた記憶が有ります。
竹中氏は論理的な思考ができる人と思っていましたから。
あの時、竹中氏はどんな理由から、「対中ODAを続けよ」と言っておられたのか、聞いてみたい気がします。
竹中氏までそんなことを述べていたのですか。
外交政策としてみると、対中ODAというのは、対米ODAよりも奇異であり、非論理的だと、私は思います。
官僚的作業の大前提の特徴として、まず一旦、公費を投入して始めたことはなにがなんでも止めないというのが、あるようです。
対中ODAはもちろんそれだけが動因ではないですが。
なんか、脱力感を覚えます。
http://www.dailysquib.co.uk/?c=122&a=1613
http://www.dailysquib.co.uk/?c=117&a=1543
もういい加減にしてくれという気持ちですね。本当に深部まであばいて下さい。国民の見えないところで暗躍するなど国民に対する背任行為ですね。
外務省のチャイナスクールは相変わらず媚中をしているのでしょうし、それは自民党がお墨付きを与えているのでしょう。
だから、自民党はもう保守ではないと言われ、国民の支持もどんどん失われるのだと思います。
一方の民主党はそれ以上の媚中ですから本当に論外だと思います。
少なくとも中国共産党は二桁の軍事費伸びが20年も続いていることをどう考えているのかすべての政治家は見解を示してほしいですね。
まさか昔みたいに共産圏の軍拡は平和的だとでも言うのでしょうか。
日本のODAは中国の軍拡に協力していることは子供でも分かることです。
北朝鮮に対しても利権あさりするばかりで、まともに解決する気もないことも分かっています。
チベット、ウイグルなどの人権問題も何も解決していません。
全体主義、独裁人権弾圧国には毅然とした態度しか考えられません。
脱力感というのも、わかります。
しかしまあ、もうちょっと様子をみるのも、よいのでは。
野党側に身をおいて、お手並み拝見というのも、精神衛生によいかもしれませんよ。
中国の軍拡に対する見解を個々の国会議員たちに尋ねるというのも、一考ですね。
そのうえで対中ODAの継続をどう思うのか、を問うというアンケートも、意義があるようです。
おはようございます
今、生放送で田原総一郎がクルーグマンを生出演させて喜んでいます
そのクルーグマンの解説をする元外務省の岡本行夫が一橋大経済学部だから
でしょうか、講釈垂れています
すっとこどっこいのおかど違いの解説をして恥をさらしていますが、
この岡本らがご指摘のODAにも大きくかかわっていますよね
故人を愚弄するのはよくないですが、ようやく小田実、筑紫哲也が去り、
やれやれと思っていても、まだ田原総一郎や鳥越俊太郎らがいます
鳥越が癌だと聞いた時は、この辺の連中はみんな癌になるんだと(笑
後は田原が癌だと発表されるのを待ちたいと思います(笑
それにしても日本には経済学部卒の癖に、全く経済がわかっていない
妙な似非学者のようなのがあまりにも多いですね
専門家と称している連中、金子、榊原、森永、リチャード・クー、
他にも国民新党系のどあほ学者がいますが、この連中は金融工学の本質さえ
わかっていない、何十年も前の教科書のまま止まっているようです
米国ではクルーグマンのような売名専門家がいるのでしょうが、
売名でも本質が違いそうですね
国民性でしょうか、、、(笑
ご参考までに
クルーグマンはアメリカの民主党の御用学者として長年、ブッシュ叩きを口汚い言葉で続けてきた人物だと思っていました。
その人がノーベル賞と聞いたときは、あの賞の政治性を改めて実感しました。
日本の似非学者についての総評も理解できるという感じです。
いまワシントンなどでは、Obamamania という言葉がどっと出てきました。
「オバマ狂」という意味です。
手放しでオバマ大統領を支持し、狂ったように崇め祭る人たちのことを皮肉った表現です。
「オバマ教」ともいえます。
アメリカには少なくとも、オバマに無条件に熱狂する動きを冷静にみて批判する人たちも少なくない、ということです。
オバマ氏自身が台湾について論評したことはないようですが、側近や補佐官のなかのアジアに詳しい人たちが語るのは聞いたことがあります。
歴代政権とくらべると、台湾には冷たく、中国には神経をより多く使うという印象を受けました。
>To 古森義久さん
>
>政府(国会議員)はすぐ枯れてしまう木を植える為に中国にばら撒き、
中国に木を植える為に金を出すというのはレトリックであって、中国に金をばら撒きたいから木を植えるというのが真実ではないか?
>公務員はお手盛りの収入と待遇改善に税金を湯水の如く使う。
>これでは国民は堪ったものではありません。
これこそ、公務員的脳であり、公務員的脳構造による発想ではないのか? しかし、公務員はどうして、こんな脳に洗脳されたのか? しかして、誰かによって洗脳されたのか? そして何故、国民はこれを問題としないのか?
>枯れないと次が植えられないからって言うのは本当でしょうか?
公務員的脳ならば、そう考えられない事もない。
そうでうか。
次の木を植えるために、わざと枯れさせる?
そこまでは考えませんでした。
しかし日本側は桜の木の植樹が大好き、北京地区は桜は根付かない。
だからすぐ枯れる。こんな実態でした。
日本側が北京地区に友好の象徴と称して植える桜の木の7割方は枯れてしまう、というのが私の北京駐在の最後の記事でした。
北京市当局はこの記事に怒り、否定のための緊急記者会見を開いたそうです。そのとき、私は東京行きの飛行機に乗っていましたが。
私財を投げうっての植樹活動なら大いに結構ですよね。
たとえ南極にバナナの木を植えようというので、構いません。
しかし国民の税金を使うとなると、話の根本が変わってきます。