以前にも言及しましたが、アメリカの主要な新聞、テレビがオバマ大統領をきわめてひいきにしているという実態を詳述した書が出ました。

 

 筆者はCBSテレビで長年、記者を務めたバーナード・ゴールドバーグ氏です。

 

 本のタイトルを直訳すれば「溺愛の恋愛沙汰」、あるいは「メロメロの情事」とでもなりましょうか。

 

 副題は「バラク・オバマと主要メディアの激しいロマンスの哀れな実話」となっています。

 

 以下、内容の概要を本のカバーから紹介します。

 

 

 主流メディアがリベラル偏向であり、大統領選挙ではオバマ候補を支持したことは、周知の事実である。

 

 だがこの選挙ではメディアは通常のリベラル偏向から、きわめ露骨な党派活動へと重要な一線を越えて、バラク・オバマの宣伝擁護者となった。

 

 MSNBCテレビのクリス・マシューのように、客観性の装いさえも捨てて、メディアの偏向からメディアの政治運動へと入った実例が多いのだ。

 

 このオバマ支持の傾向はオバマ大統領誕生後も続いている。

 

 以上の総括を証する実例は本書のなかで詳述される、というわけです。