千葉県の新知事に森田健作氏が当選し、日本の政局全体への影響をもうわさされて、巨大な波紋を広げています。

 

森田氏の経歴その他はもう語る必要もないでしょう。

 

しかし彼が映画監督して活躍したときの作品の一つが忘れられません。当選へのお祝いの意味をもこめて、その映画についてこのブログでとりあげた際のエントリーなどを再現することにしました。 

 

 

森田健作監督の映画『I AM 日本人』
下の写真はその映画の宣伝です。
写真の女性は主演女優です。


 

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日本人はなぜ国旗をあまり掲げず、国歌を唄わないのかーーこんなことを改めて太平洋上を飛ぶ飛行機の中で考えさせられました。

東京での所用をすませ、ワシントンにもどる全日空の002便の機内で森田健作氏が作った映画「I am 日本人」を遅まきながら観た結果でした。この映画は昨年夏に日本国内で一般封切りされたそうです。それが一年後のいま全日空の国際線の機内で上映されているのです。

この映画は日系3世のアメリカ人少女が日本の大学に留学し、日本人の多く、とくに若者が自国の国歌である「君が代」を入学式のような厳粛な行事でも唄わず、
国旗の「日の丸」をお祭りのような祝賀の行事でも掲げようとしないことに当惑し、疑問を呈する、というストーリーです。

この日系米人少女は日本移民の祖父を持ち、剣道を学んで育ち、自分はあくまでもアメリカ人だと認識しながらも、父祖の国への強い誇りや親しみを抱いています。しかし日本にいざ住んでみると、日本人の多くが日の丸や君が代への敬意や愛着に欠け、むしろ自国の国旗や国歌を疎外する傾向に気づきます。そして「日本の人たちはなぜ自分の国の象徴である国旗や国歌を尊敬しないのですか」と疑問を発するのです。

私はこの映画を観て、その主題である「日本人の日本への意識」について深く考えさせられました。そしてこの映画を作った森田健作氏の努力に敬意を覚えました。