民主党幹事長の小沢一郎氏のキリスト教誹謗発言に対し、キリスト教信者の作家、曽野綾子氏が激しい反論を発表しました。

 

曽野氏はその結びとして、小沢氏は政治家としての決定的な資質に欠けている、とまで述べています。

 

産経新聞11月27日の「小さな親切、大きなお世話」というコラムでの小沢批判でした。

 

その曽野氏のコラムの要点を以下に紹介します。

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 「民主党の小沢一郎氏は『キリスト教は排他的で独善的だ』と述べた。人間の発言には根拠が要る。ことに政治に責任を負う人は、学者と同じくらい厳密な資料が必要だ。感情でものを言う人は指導者ではない」

 

 「新約聖書に凝縮されるキリスト教の本質は以下のようなものだ。

 『悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬も向けなさい』

 『敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい』

 『あなたがたを憎む者に親切にしなさい。悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい』

 『人に善いことをし、何も当てにしないで貸しなさい』

 『あなたがたも憐れみ深い者となりなさい』

 

 「キリスト教をご存じなくても、国内問題なら(小沢)氏の発言を日本人は見逃す。しかし勉強していない分野には黙っているのが礼儀だろう。また宗教について軽々に発言することは、少なくとも局地紛争以上の重大な対立を招くのが最近の世界的状況だ。それをご存じない政治家は決定的に資質に欠けている」

 

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  要するにキリスト教は、信者に排他的であってはならない、独善的であってはならない、と教えているというのです。

 

 以上の要旨の曽野綾子氏の小沢批判は曽野氏の種々の実績を考えると、非常に真剣な重みがあるといえます。

 

 小沢氏のキリスト教やイスラム教への侮蔑的な言葉は「局地紛争以上の重大な対立を招く」とまで、曽野氏は警告しています。

 

 こうした人物に日本の政治が壟断されているとなると、日本の危機は深刻です。