気鋭の政治評論家の潮 匡人(うしお・まさと)氏の新著『日本を惑わすリベラル教徒たち』が話題の輪を広げています。

 

 日本の言論界では意見を異にする相手でも、相手の実名をあげて、正面から批判するという慣習は意外と少なく、なあなあ、あるいは、まあまあ、というやりとりが多いようです。

 

 その点、潮氏は相手の実名をあげ、その意見を取り上げ、具体的にどこか矛盾し、どこが不正確かをばっちりと指摘しています。

 

 そのかわり潮氏はもちろん自分の実体を堂々と示し、自分の言論には徹底して責任をとるという姿勢をみせています。

 

 この点はブログの覆面誹謗家たちのメンタリティーとは正反対の武士道を貫くようなさわやかさです。

 

 

 

 内容紹介

「正論」連載の「リベラルな俗物たち」待望の単行本化

俎上に載せられたのは、姜尚中・森永卓郎・井上ひさし・高橋哲哉・半藤一利・保阪正康・井筒和幸・中沢新一・渡邉恒雄・上野千鶴子・宮台真司・立花隆氏の12人。

 

いずれも現在のマスコミ界やアカデミズムの世界で活躍している人たちです。


潮氏は、彼ら12人が憲法9条と東京裁判を根拠とする戦後民主主義を絶対視し、まるで「リベラル教徒」のごとき言説を振りまいていると指摘。

 

さらに、書いてもいないものを書き下ろし称し、明らかな誤りや誤解を無反省に繰り返し、また恥知らずな悪徳を擁護し、私怨で不潔で卑猥な主張をしていると、12人の欺瞞性と俗物性を明らかにしています。

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目次の記述を紹介しましょう。
 

姜尚中  自分しか信じないリベラル教徒

 

森永卓郎  破廉恥で利己的な強欲タレント

 

井上ひさし  反戦作家を自任するオカルト教祖

 

高橋哲哉  哲学を捨てた親北の反日活動家

 

半藤一利  軽薄な進歩主義を掲げた凡庸な歴史家

 

保阪正康  通俗的な歴史観を披瀝する杜撰な進歩派

 

井筒和幸  病んだ精神で憎悪と対決を煽る映画監督

 

中沢新一  恥知らずな悪徳を擁護する宗教学者

 

渡邉恒雄  「第四の権力」を私物化するドン

 

上野千鶴子  私怨が蠢く不潔で卑猥なフェミニスト

 

宮台真司  悪徳を煽動する卑猥で不潔なプルセラ学者

 

立花隆氏  「知の巨人」と称される天下無双の俗物