小沢一郎氏が民主党代表選への出馬を決めたとのことです。

日本の各メディアがいっせいに報じています。その小沢氏の代表選出、そしてその結果としての新首相就任を私がなぜ待望するのか。

 

  私が小沢一郎という政治家をどうみるのか。このブログを少しでも読んでくださった方なら、ご存知でしょう。私は小沢一郎氏を日本をダメにする政治家だと思っています。ではどうして彼の首相就任を待望するか。

 

 それは彼が首相になれば、日本の政界が大規模な再編成を進められるだろうと思うからです。民主党は割れる公算が高い。そうなれば民主党のまとも派と自民党のまとも派が結びついて、新たな現実志向、保守志向の政党を結成できるのではないか、と思えるからです。

 

 小沢氏が首相になれば、さすがに日本国民の多数派も、猛烈な拒否反応を示すでしょう。内閣支持率もめちゃくちゃに下がるでしょう。そんな政権が長くもつはずがありません。しかし短期の在任中、小沢首相は国民の正しい政治への意識を覚醒させるでしょう。

 

 小沢氏の最側近の山岡賢次議員が26日の日本のテレビのインタビューで「(小沢一郎氏は)日本の政治家や官僚の利権体質を変える」と語っていました。普通の日本人なら、口をあんぐりのひどいコメントです。利権体質の王様が他人の利権体質を矯正するというのですから。これはブラックジョークです。

 

 山岡氏のコメントに象徴される奇怪さ、とんでもなさが「小沢一郎首相」なのです。こんな奇怪が首相を日本国民が許容するはずがない。「小沢首相待望論」というのは日本国民の良識に賭ける一大逆説なのです。