アメリカ国防総省の報道官が22日午後、在日米軍は退避などしておらず、むしろ人数が増えている、という発表をしました。日本のメディアには在日米軍が放射能を恐れて避難を始めたというような報道も流れているようなので、米軍当局の言い分を紹介しておきましょう。

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 (国防総省報道官による記者会見)

 

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 「在日米軍と第七艦隊の男女将兵は現在みな日本の防衛を含む各自の任務を果たしつつある。これら将兵はこんごもその任務の履行を続けていく。これら軍事要員は人道支援と災害救援の努力を続けるためにこんごも現状に留まる予定である。われわれはこの任務と長年の日本の友人たちに完全に関与を続けていく」

 

 「現在の時点では日本駐在のアメリカ政府の要員はまったく撤退していない。むしろ反対にアメリカの文官や軍人やその他の資産が追加の形で日本に送られ、地震と津波が起こした被害への対処の支援にあたっている」

 

 「3月11日以来の米軍による確固たる対応と救援の努力はアメリカの日本への安全保障上の誓約が堅固であり、不動であることを証している」

 

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  こうした言明は実は日本側の一部メディアの「米軍退避」の報道を否定することを暗に意図してなされたようです。

 別の国防総省報道官が次のような声明を半日前に出していました。

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 「3月21日午後1時ごろUSSジョージ・ワシントン(原子力空母)は横須賀を出港した。同艦は日本近海の留まる予定となっている。同艦はこの地域全体でのいかなる状況にも必要な対応ができるよう、そして日本の防衛のために即応態勢が保てるような状態でいることを確実にしておく。ジョージ・ワシントンは日本のこの困難な時期にアメリカの日本に対する総合的な支援と誓約の一部として日本の近海に滞在する」

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 このジョージ・ワシントンの横須賀出港が決して退避ではないという点を強調しているわけです。少なくとも在日米軍の将兵がいま放射能への恐れから日本の外へ退避していくという状況はないと、国防総省は断言しています。

 

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