産経新聞の5月30日朝刊一面に私の新著刊行の社告が出ました。
産経新聞ワシントン駐在編集特別委員、古森義久氏の本紙連載をまとめた『アメリカはなぜ日本を助けるのか 体験的日米同盟考』(定価1680円)がきょう発売されます。
東日本大震災で、改めて注目されたアメリカと日本の「絆」。本書は、1960年代から冷戦終結までの激動期を最前線で取材してきた著者が、自らの体験をもとに、絆の根底となる「日米同盟」の真の姿を浮かび上がらせています。
これからの日米同盟のあり方を考えていくための必読の書です。
発行・産経新聞出版
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社告は以上ですが、内容は新聞連載を大幅に書き換え、さらに新聞連載以上の分量を加筆しました。新聞の連載とはまた趣を変えた単行本となっています。
コメント
コメント一覧 (11)
ぜひ読んでみよう・・・って、中国じゃ手に入らないか。
この国じゃ、アマゾンも頼りにならないし。
帰国した時にでも購入させていただきます。
中国に住んでつくづく思うのですが・・・日本人とアメリカ人って、人種は違うけど日本人と中国人より遙かに近い!
近いんだけど、もちろん違うところもあって、その違いをお互いに尊敬し合ってるところが素晴らしいと思うんです。
まあ、私の狭い体験から感じることですが。
だから、経済的な関係とか、日本が防波堤になるような地政学的な理由とか、色々あるでしょうけど、基本的に尊敬し合える人たちの集団でなければ、そういった関係は続かないんでしょうね。
あぁ、ルーピーさんや第4列の男さんたちには、アメリカに対する尊敬の念が欠けているのかも。
それどころか、自国・日本に対する尊敬の念も欠けているんでしょうねぇ。
ご関心をありがとうございます。
確かに中国で暮らして、日本人と中国人の断層をつくづく感じさせられる体験は私も多かったです。
産経紙で月曜に連載されていた「体験的日米同盟考」をさらに加筆されているのですね。是非購読させていただきます。今私は前米大統領の「決断の時」を読んでいるので、これが終わってから。
日米同盟は空気や水のような存在となってしまって、その意義を日本人は意識できなくなっていましたが、皮肉なことに日米同盟をないがしろにする左翼政権が誕生したことにより、現実問題としての重要性が改めて証明されてしまいました。
古森さんら保守派(常識派?)の情報発信がいかに重要なのかがわかります。今後とも精力的なご活躍をお願いします。
避けさせて貰いますm(__)m 私個人の身近な例を取りますと
「何故、テキサス親父はシーシェパードから日本を助けるのか?」
と言う話題に尽きます(^◇^;)但し、此は必ずしも私個人だけの
問題では無い事を指摘しましょう( ̄ー ̄)ニヤリ
少なくとも良く言えば米国は「親日国家の内の一国家」で有り
悪く言えば「(米国から見て)日本は与しやすい国で国益に叶う。」
と言う事でしょうね(^◇^;)
地政学的に見て中国は警戒すべき国であり、然も価値観が米国
と異なる部分が多い国でも有ります。一方、ロシアは中国ほど
では有りませんが、「独裁国家」のイメージが拭えず、
未だに「ウラジミール・プーチン派の国」のイメージすら
あります(^◇^;)かといって韓国も「未成熟な民主国家」
ですし。(少なくとも米国基準では!)北朝鮮に至っては
「論外」ですな┐(´д`)┌ヤレヤレ
そういった意味では少なくとも政治的な意味では米国は
日本に接近せざるを得ない、経済力も文化力も結構ある
国ですから尚更の話でしょうね。しかも日中露の内
一番米国の近くにあるのが「日本」で有ります。
何と言っても日米では価値観を共有する所が可成り大きい。
これは知日米国人の殆どが指摘する所で有ります。
更にはドナルド・キーン氏を初めとした「親日米国人」
も少なくない、これも大きいでしょう(^o^)(^o^)(^o^)
所が有りますね?(これは古森さんに対する問いです(^◇^;))
米国の中でも日本に批判的ないし、反日的な態度すら示す者も
居る、先ほど挙げたシーシェパードや或るNYT記者などの
様にです(^_^メ)
然し、反日的な態度を示す者に反米的な臭いをも感じるのは
気のせいと言えるでしょうかね??少なくとも先ほど
挙げた「テキサス親父さん」は「反日的な言動をとる
者に限って星条旗を軽視する様な態度を取る。」と
示唆してますしね。恐らく、これは保守的米国人の
大方の意見だと思われます(^◇^;)
寧ろ、日本を助ける事は米国の国益並びに米国国民の
利益に叶う事と考える米国人が多いからこそ米国は
日本を助ける態度をとったと少なくとも考えます。
勿論、「キリスト教的価値観」も可成り大きいもの
が或ると思われますが > イエス・キリストの互助精神
まあ、言うなれば「コミュニストに屈服するな!!」
と言う米国からのメッセージを兼ねているのでしょう。
こんごも精力的にがんばりたいです。
激励を感謝します。
日本の防衛にとっても、日米同盟にとっても、核抑止をどうするかは、消え去りえない重要課題ですね。
中国、インド、パキスタン、北朝鮮と、アジアでも核兵器保有国が増えています。ロシアももちろんだし。、
アメリカも日本も対外関係は自国にとってのプラス、マイナスが最大指針となることは言を俟たないでしょう。日本がアメリカとの同盟関係を保つのも、日本の安全保障にとってプラスだから、ということが基本でしょうか。永遠の同盟関係というのはない、というのは自明です。
ただし一国にとってのプラス、マイナスも単に防衛費が少なくてすむからという経済の損得や物質の得失だけでは律することができないことも当然でしょう。たとえば、その国、その国民が存続するうえで、こうありたいという基本的な価値観、あるいはその国が古来、保ってきた伝統や文化というものが完全に否定されれば、いくら経済利益があっても、たとえ平和であっても、座視はできないでしょうね。
確かに日本がアメリカを助けられることって、なんなのでしょうね。