興味を引かれる本が出ました。
三浦小太郎著『嘘の人権 偽の平和』(高木書房刊)です。
著者の三浦氏は早くから北朝鮮の人権弾圧やその北朝鮮を擁護する日本側識者などを取り上げて批判的に論じてきた気鋭のジャーナリストです。
この書で私が最も関心を強く引かれたのは姜尚中氏批判の章です。
姜尚中氏といえば、いうまでもなくNHKや朝日新聞でプレーアップされる在日韓国系の学者です。私もフジテレビの番組で一度、顔を合わせ簡単な討論をしたことがありますが、個人としては礼儀正しく、好感を受ける人物でした。しかもごご自身が日本人ではないことをはっきり認め、日本安全保障や外交政策を論じる場合の基点となる「国益」は彼には日本の利益を意味しないことをも是認していました。
さて三浦小太郎氏のこの著書には「姜尚中批判 偽善的平和主義を批判する」という一章があります。
その章の柱は以下のようです。
「党派制にとらわれる事は知識人としての自殺である」
「北朝鮮で抑圧されている民衆からなぜ目をそむけるのか」
「余りにも一面的な朝鮮半島戦後史への解釈」
「朝鮮戦争時に在日朝鮮人を支持したのは歴史的な誤り」
「北朝鮮全体主義体制を直視しない姜氏の混迷」
「太陽政策こと北朝鮮民衆を見捨てる」
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マスコミ主流派での寵児を正面から批判するというのは、かなりの勇気を要する作業でしょう。
コメント
コメント一覧 (22)
僕もテレビで見ましたが、古森さんらしい鋭い質問が面白かった。
>日本安全保障や外交政策を論じる場合の基点となる「国益」は彼には日本の利益を意味しないことをも是認して
これでは話しにならない。
生姜さんの場合、キタかミナミかよくわからないけど、間違いなく朝鮮半島のために発言しているし、半島に不利なことは認めない。
CNNで小森さんが、おれはアメリカ在住うん十年生活しているからアメリカ人の立場で発言している、そして、「対日アメリカ外交はこうあるべきだ」といっても誰もそうは取らない。
日本人だから日本の国益からそう発言していると思うのが普通の国民。
しかし、日本は戦後外国人、特に特亜と呼ばれる人たちの何に根差すのかわからない意見に長く惑わされてきた。
いい加減卒業したいものです。
そうでしたか。
国益といっても、どこの国かが問題ですよね。
彼も自分が帰属する国家にはひそかにかどうかは別として、忠誠を抱いているのではないでしょうか。
やはり腹黒い(?)欧米人に習って、見解の異なる同族同士で喧嘩してもらって、日本人は高見の見物を決め込むのがいいのでは。
という訳で、 姜尚中氏には鄭大均氏をあてがって、あの2人で徹底的にやりあわせたほうがいいと思います。どこかのメディアが、そういう土俵を提供して、ロングランで討論させたらいいのに‥‥ と思います。連載中も、そして単行本にしても、売れると思いますが。
この手合いが持てはやされる。
彼の意見には一分の論理も賛同出来ませんが、
彼の意見は彼の祖国のためと考えれば真っ当な意見でしょう。
日本国籍を持っていながら、特亜の利益しか考えられない
左翼似非文化人よりはマシって程度ですか。
番組があったのですが
同盟反対派には有名人が彼しか出演していませんでした。
多分、他の左派系の学者というのは
討論をするために出演すれば
完全に追い詰められるのを知っているので
出演せずに討論の中身をはぐらかす話術を持った
「姜尚中」くらいしか出演できない状態に
成っているんだと思います。
最近ではそれすら難しくてNHKでは外交系の特別討論番組すら
まともに行われなくなってきているようです。
すでに外国人にしか左派系の議論をさせられないところで
左派系の要求って完全に終わっているはずなのでが
テレビなどでは「韓流」などという形に変わり存在し続けています。
これってなんなんでしょうね?
この方は、自己矛盾したまま、日本と言う好めない国で生きております。
ですので、必死に論理を操って自身の自浄作用を図って生きようとしているのでは無いかと思うのです。
自分は経営をしている時、シンプルにYES・NOのような儲かる・儲からない、メリット・デメリットの観点で見る癖になっています。
つまり、人間の考えは、常に究極として二元化に落ち着くのです。
そして、民主主義の多数決の原理もそうです。
ならば、この方の場合、何を言ったとしても二元化すれば日本に対してNOでしょうから、好ましく無い存在だということです。
物事は、かの人が考えるより実にシンプルに出来ていると思います。
たぶらかされないようにしなくてはいけないと思います。
ただ、話を聞いてみると胡散臭さが残ります。
最高学府の学生が彼に感化されないことを祈ります。
出自が異なる、この種の「文化人」は見る側、聞く側がゆとりをもって接すればいいのでしょうね。
まあ率直に言えば、日本の領土を不法に占拠している国の国民に日本のあり方を説教されたくはないですね。
韓国民の立場から日米同盟を論じるという基本のスタンスを明確にしてくれれば、なにを論じても結構ということになりますがーー
内面的には屈折しているんでしょうね。
一部マスコミからは偶像化されてますね。
果たして在日に対して善行を行ったのか??
私はこの男を「在日社会に対して偽善を働いた男」と
認定します。日本人で言う所の大江健三郎の如しですな(^_^メ)
先の大戦に於ける「日韓併合」は朝鮮民族=韓民族に
とって乗り越えなければならない過去であり、現に
力道山や大山倍達は結果を示しました。
日本や日本人を非難するばかりでは「朝鮮人」の
進化は有り得ず、この男は朝鮮民族の繁栄を妨げた
「A級戦犯」とさえ言えます(ー_ーメ)
我々日本人は斯様な輩に屈する事は決して有っては
ならない、日韓共栄の為にもこういった「偽善者」や
「サヨク」は排除されるべきであります!!
即ち「在日には最早甘えは許されない!!」です(^_^メ)
私はこの人は,現代の「在日の巫夫」になろうとしているのではないかと考えています.
面白そうな本ですね。
左派の有識者や旧社会党・社民党の議員の過去の発言などを見ますと
「平和や人権、差別といった文言の前に平伏せ」
といったニュアンスを感じることが多々あります。
この方も何かの討論番組を見ていた時に
同じ印象を受けた記憶があります。
彼らにはそこから先の議論が無いのが困ったものです。
在日の人たちは外国籍のまま日本国のあり方に指示をすることへの日本側一般のオープンな議論があってしかるべきですね。
この人が語ると、いかにも日本人が日本のことを思って語っているかのように響く点に問題があります。
こんばんは。
確かに彼はNHKの紅白歌合戦の審査員にまでなるのですから、
おもしろいですね。
そこから先の議論がない。
確かにそうですね。
ただ残るのは、いまの日本はよくないのだ、という情緒的な思いだけでしょう。
そもそもこの手の人間に真っ当になることを期待もしない。
問題はNHK朝日系らのメディアが盛んに取り上げること。
特にNHKは紅白から爆笑問題の番組、更に週間ブックレビューという本来ゲストがお勧めの本を紹介する番組で、誰も姜の本を推奨しないせいか本人自ら出て己の本を宣伝するという入れ込み具合。
あと赤旗常連投稿人の藤原帰一とか、国民の金から成り立ってる公共放送で常に一方向の思想を垂れ流していいんでしょうか?
公共的機関の政治偏向は絶えず批判していきたいと思っています。