中国の国有企業についてのアメリカ側の見解の発表がありました。
中国は一見、普通の市場経済にみえても、実体は国家統制の強い社会主義的な経済メカニズムだというのです。その国家統制を具現しているのが巨大な国有企業の活動です。
そのなかで日本の新幹線技術が中国側に盗まれた実例の詳しい解説がありました。このケースも国有企業が中国共産党の意を受けて実行した作戦だというののです。
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〔ワシントン=古森義久〕
米国議会の超党派諮問機関「米中経済安保調査委員会」は26日、中国の国有企業の分析報告を発表し、中国が国内総生産(GDP)の50%が国有企業の活動によるという見解を明らかにした。
同報告は中国の国有企業群が商業判断よりも共産党や政府の意思を優先させるとみなし、日本の新幹線技術の盗用も中国側の国家意思だとの判断を示した。
(こちらは中国版です)
同報告は中国がなお国有企業とその子会社に基幹産業や戦略的産業を独占させ、最近の民間分野の成長にもかかわらずGDPの約50%は国有企業の活動によると総括した。
同報告によると、国有企業は共産党や国務院の命令で動き、人事も共産党中央組織部で決められ、企業活動でも融資や税制、政府調達などの面で優遇されている。
その結果、中国経済全体は市場経済ではなく国家資本主義経済、あるいは中国的な社会主義経済であり、中国が世界貿易機関(WTO)加盟の際の「企業は商業判断だけで機能し、国家の意思を入れない」という自国の誓約にも違反しているという。
同報告は国有企業が政府の意思で外国の高度技術を入手するために利用されるとも指摘し、その実例として日本の新幹線技術が中国側に渡った経緯を詳述した。
同報告は日本の新幹線技術の中国側の取得について「中国企業が外国技術を盗用した最もひどい実例」と明記し、2004年の中国の鉄道部の入札に日本の川崎重工業などが応募して中国側の国有企業の「中国南車集団四方機車車両」と提携し、日本から新幹線車両を直接に輸出する一方、中国側のライセンス生産が進められたプロセスを述べている。
同報告はそのうえで中国側が昨年までに新幹線の「はやて」に酷似した高速列車を製造して、「中国の独自の技術による」と宣言したことを技術の盗用とみなし、「中国政府が求める外国の技術を取得する過程では中国の国有企業が決定的な役割を果たす」として、日本の新幹線技術の取得も中国側の国家や政府の意思だったという見解を明示した。
コメント
コメント一覧 (19)
しかし中国の場合は劣化コピーしかできないのは相変わらずです。
それにしても政府、マスコミとも中国進出を煽りますよね。
こんな国は関係を持ってはいけません。
古森さんとはTPP以外は意見が合いますね。(苦笑)
日本から「**台買うからまず一台送れ」と言って送ったら最後、コピーされて輸出までしている。当然残りの台数なんて売れない。
と言うのが当たり前の国でした。
産業界の人なら常識なのに、懲りない馬鹿が今でもこうやって騙される。
しかも退職日本人が中国で技術指導までやって日本のクビをしめるどころか
その先進技術が軍事利用されて国土を狙われてる。
本当にお目出度い国です。日本は。
こんな国に先進技術や匠の技術をホイホイ渡してはいけません。
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=10273
医療制度・・・米国の目標見直し要求・・・政府説明と矛盾
やはり想定外を想定しておくべきですね。何をするかではなく何をしないかを明記しないとダメでしょう。
アメリカの高速鉄道建設は、中国とGEが提携したり、日本を狙い撃ちしたとか思えない様な、高速鉄道参入企業に”戦争責任”をただす法案が可決したりで、中国が積極的に行動を進める中で、日本が劣勢に立っているのは明らかです。こういった米中の経済協力関係の蜜月度は、オバマのG2宣言以降、顕著になっていましたね。
まぁ、この前の脱線事故で中国のハチャメチャぶりが明らかになって中国もパクリを認めざるを得なくなり、米高速鉄道の話は多少減速したのかもしれませんが、オバマがつい先日まで「G2、G2」と中国との協力関係を強調していた事と、TPPで中国を牽制して安全保障を強化する話とは全く整合性がそれません。
アメリカの意見が一つでない事は承知していますが、同じ政権においてこれだけ短期間で180度政策が変わるなんてあり得ません。
米中首脳が会談 オバマ大統領「今後30年の協力の基盤築く」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110120/amr11012001010009-n1.htm
米、3兆7000億円の輸出成約=中国との互恵関係アピール
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2011012000012
米、ボーイング200機など中国に売却 輸出総額450億ドルで合意
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110120/amr11012001440014-n1.htm
これなんて、今年初めの報道ですよ(笑)。
つまり、「TPPで安全保障」と言っているのは日本側の一部の人だけです。
因に毎日新聞が反対の狼煙?を上げました。
記者の目:TPP交渉参加は本当に必要か
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20111027k0000m070140000c.html
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川崎重工のはやぶさは高度の技術が使用されている。
「E5系」量産先行車の試験走行は、東北新幹 線の営業終了後の夜間、仙台-北上間で重ねら れており、極めて順調とのことです。
ため、高速列車がトンネルを抜ける際に発する 音(トンネル微気圧波)の低減、低騒音パンタグ ラフの採用など環境対策に万全を期している。 ま た 、カ ー ブ 通 過 時 に 車 体 に 働 く 外 側 へ の 遠 心 力を軽減する空気バネ式の車体傾斜装置や、列 車の揺れを抑える電気式の車体動揺防止制御 装置の設置などでより快適な乗り心地を実現した。 川崎重工が、先頭車両1両を含む5両を製作し
た「E5系」の量産先行車は現在、東北新幹線・仙 台-北上間で試験走行を重ねており、時速320km 走行も行なっている。営業運転での高速化は段 階的に進められ、時速320km運転は2012年度 末から始める見通しという。
中国のCRH2は模造品。真似するのが上手。でも川崎重工は一時の利益の為に『悪魔に魂を売った』か。
この高度の技術はそう簡単には盗まれないだろう。第一腐った鉄道局の汚職で土台から腐っているから外国が安いと買ったら大事故につながる。次々と起これば中国の信用丸つぶれになる。
中国がこういう体質の国だからこそ日本はTPPに向かったほうがよいのだという思考があります。
ずいぶんと被虐的ですね。
「米中蜜月」とか「G2」というのはワシントンでは死語ですよ。
お知らせをありがとうございます。
断片的な情報に踊らされないことも大切ですが、知っておくことはもっと大切かもしれませんね。
2。事故が起こらない様に要請されたら援助出来る。と言っている。
どうゆう考え方をしているのか。中国の高速鉄道に日本の、、、重工が大分密接に関与しているようだ。盗まれたのではなくいくらかの代償を貰って設計図をあげたのだろう。
2011年7月26日 11時00分
技術・運転士には問題なし
中国浙江省温州市で23日に起きた高速鉄道の事故について、中国政府はさまざまな情報戦略を展開している。
24日の記者会見では、鉄道部の王報道官が「高速鉄道の技術について、自信は揺らいでいない」と発言。
また追突した車両を運転していた潘運転士について鉄道部は、最後まで運転席にとどまってブレーキをかけ続けたと賞賛。この行為によって被害が大きく減じた、としている。License Some rights reserved by spamlian
川崎重工の株価下落
事故後始めて25日に開いた株式市場では、前場に川崎重工の株が売られ、一時7円安の300円まで下がった。高速鉄道の開発にあたって川崎重工の技術が使われている、と見られるため。
事故現場ではすでに、追突した先頭車両を破壊して埋めるなど、中国政府による露骨な「証拠隠し」も行われているもよう。
自国の技術にも運転士にも責任がない、とする中国政府が責任の所在をどこに見つけるか、注視される。
汚い中国と技術提携してろくな事がないとそろそろ気がつくべき。如何してわからないのだろう。
川重系車両の購入契約 中国高速鉄道、6千億円で 【北京共同】中国鉄道省は26日までに、川崎重工業が日本の新幹線技術を供与している中国の鉄道車両メーカー、南車青島四方機車車両から、最高時速350キロの高速鉄道車両140編成を購入する契約を結んだ。契約額は約450億元(約6040億円)。関係...2009年10月26日
北京-上海線は国産技術 中国高速鉄道計画
北京-上海線は国産技術 中国高速鉄道計画 【北京8日共同】新華社電によると、中国の劉志軍鉄道相は8日、北京-上海間(1300キロ)を結ぶ高速鉄道計画について「すでに事業化調査を進めている」と認めた上で、完全に国産技術により建設すると述べた。 中国政府幹部が北京-上海...2006年03月08日
新幹線1400億円で受注 川重など、中国高速鉄道で
... 中国高速鉄道で 川崎重工業は20日、中国の在来線高速化プロジェクトで、同国の車両製造大手「南車四方機車車両」(山東省)や三菱商事、日立製作所などと共同で、中国政府から新型車両60編成(1編成8両)を受注したと発表した。契約総額は約1400億円。 中国...2004年10月20日
ところが事故が起こると其れは川崎重工の製品だと言いふらしている。其れで川崎はハラハラしている。川崎等が中国の高速鉄道を逆輸入したのはのは
1.中国の口封じ身代金か。『日本の技術が使われていると言わんとおくれ』
6千億の身代金か。
2。中国が日本も是を買ったぞと言う伯付けか。
3。中国の高速鉄道は全く危険な代物で使い物にならない。無用の代物。こんなの日本では使い用が無い。大事故につながる。一直線の所が殆どない日本で大変危険。こんな事で口封じにならない。中国がアメリカ等に売り込んで大事故になる事は確実。カリホルニアが大変乗り気だとゆう。『日本のせいだ』と言いふらすだろう。是でも金儲けなら悪魔に魂を売る商人がまだまだ居る。日本の商人がアメリカや自由民主国家の仁義が中国で通用すると思ったら大間違い。最近CHINA-WALMARTの重役が次々と中国で逮捕された。乗っ取るつもりか。
1。高速列車がトンネルを抜ける際に発する 音(トンネル微気圧波)の低減、低騒音パンタグ ラフの採用など環境対策に万全を期している。限度がある。
2。カ ー ブ 通 過 時 に 車 体 に 働 く 外 側 へ の 遠 心 力を軽減する空気バネ式の車体傾斜装置、ーーどのくらいのカーブが安全で、其れ以上過ぎると危険等とゆう細微の事を中国の未熟な作業員がわかるはずが無い。高速鉄道を売って他国に指導するのはもってのほか。目くらが目くらを指導するのも同じ。空恐ろしい。
3。列 車の揺れを抑える電気式の車体動揺防止制御 装置の設置ー是も限度とゆうものがある。中国が運転手は最高等とほざいている。事故が続出して川崎重工のせいにして川崎重工形無し。中国の独自の国産だが責任は川崎重工。踏んだりけったり。中国、ロシア等相手に商売するな。大損をする。
配信元:
2011/10/30 23:53
【上海=河崎真澄】中国紙、東方早報などによると、吉林省内で23億元(約276億円)をかけて進められていた全長74キロの鉄道区間建設で、橋梁(きょうりょう)の一部で土台部分に規定のコンクリートを使わず、大小の石を敷き詰めただけの手抜き工事が発覚した。
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米機関、中国の「新幹線技術盗用は国家…
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記事本文の続き
受注業者は橋梁工事の経験もない元コックら出稼ぎ労働者の集まりで、契約時に資格審査はなかった。
元コックは江西省の建設業者をかたって孫請けで契約、労働者数十人を雇って橋梁工事を行っていた。だが今年に入り、当局調査で強度不足がみつかった。“契約先”だった建設業者では、元コックらが同社の印鑑を偽造して不正に契約したとしている。
中国では4年間で総延長1万キロもの高速鉄道網を建設するなど、急激な路線拡張を進めてきた。だが、建設業者の選定など、安全管理の基本が建設作業に追いついていない実態が改めて明らかになった格好だ。
1。身代金か。
2。そうでなかったら中国製とは名ばかりで川崎重工が安い労働賃金で造った『川崎重工製の高速鉄道』ではないのか。恐らくそうだ。
3。そうでなかったらそんな莫大な金をつぎ込むはずが無い。
4。ところが其れを運転する未熟者で支えられていると大量殺人の道具となる。
運転手が未熟、工事をどんな未熟者が受け持つのか不明、機関士が未熟ときた。
5。事故が起きたら列車を埋めてしまい原因追及等出来ない。
6。是を買った外国の国々に大量殺人事件が次々と起こる。
7。中国は独自製だとして売って川崎重工製だと逃げる。馬鹿とハサミは使い用。
皆さんご注意を。中国の命取りとなる。下手したら日本の川崎重工。日立製作所、三菱商事が巻き込まれての命取りになる。空恐ろしい。是は日本が救える問題ではない。自動車どころの騒ぎではない。
尖閣諸島に漁船だと行って軍艦を送り、白樺を共同開発すると言って勝手に自分達で開発して、Apple computer等の偽物を堂々と造り、川崎重工製の高速鉄道を自国独自のものと主張し、事故が起こると日本製だと言い逃れする。
2。中国のコックがコンクリートを使わずに手抜きして線路を引く。
3。”ipod見せかけ”を1月と言う早さで発売した天才がソフトを担当。電話は使えないしバッテリーもきわめて危険なものを内蔵した”見せかけ”と同じ手抜きのソフトが入っていて。
4。農薬の入った餃子を作った生産者が職を転向して機関士の指導事業を始めて外国に派遣されて外国人の機関士養成に乗り出し。
5。XX国で中国の鉄道が初運転された。
6。思ったとうり200人乗った初運転の中国製高速鉄道が脱線。200人全滅。
7。中国政府がコキントウも乗り込んで100億やるから早急に爆破せよとゆう。
8。中国は何の問題も無かった。川崎重工のものが原因。と言いふらす。
0。是がカリホルニアで起こったらさー大変。トヨタの何も悪い所の無いアクセラレーターで莫大な金をとられた所の騒ぎではない。99%そうなる。
--- On Thu, 2011/11/3, jun moriyama <jun1207@abox2.so-net.ne.jp> wrote:
中国が利権、汚職国家であるのは有名です。大は政府、小は末端の税管理、警官など。物産在任中、中国でのJV
で末端役人が変わると今まで問題無かった通関が必ずイチャモンが付いてトラブりました。何しろ法律が無く人民
管理ですから役人の解釈一つです。しかし逆に言えば小銭を渡せば直ぐに問題解決という訳で別の意味で極めて効
率的でもありました。しかし官吏の賄賂、利権構造は何も中国の特権では無く日本でも正に政治家、官吏の賄賂・
利権の構造です。中国は大陸で規模が大きく当たり前の事であるから露骨であるが日本は島国
めて陰険で巧妙ですから此方の方が性質が悪いとも言えます。人間社会である限り大なり小なり利権・馴れ合いが
あるのは当然ですがそれは限度の問題ですね。
最近は日本の企業はコンプライアンス、個人情報保護法を立てに実に馬鹿げた理由で不便さを増徴している様にも
思います。江戸時代の田沼政治ではありませんが清いだけでは魚住まずの面があります。
要は中国という国、政府、商売人はそういう人種である、と理解して対処すれば良いのですが日本人は島国で征服
された歴史も無いので全くの無防備、お人好しという面があります。外交、軍事での機密情報防衛体制、意識もお
粗末で重工、IHIなどのハッカーの発生一か月経過して初めて動き出す。犯人は・・、中国政府であるのは自明
であるのに証拠がないし相手はしらばっくれるという事で指摘もしない。相手が何を言おうが先ずは非難する、と
いう強かさはありません。その意味で米国の凋落を感じた政治家、企業人が中国擦り寄り政策を進めていますがこ
れこそ危険極まりないですね。しかしマスコミも的確には指摘しない。何しろ彼らは反米主義、親共産で育って来
た連中ばかりですから。
この人は中国と取引した事のある物産系の元重役です。
Y! 【社会ニュース】 2011/06/22(水) 16:49
香港紙の苹果日報は21日付で「技術者が乗らない中国の高速鉄道…腐敗横行、温家宝も潔白を示すため右腕を切り落とす」と題する記事を掲載した。人民日報陜西分社の杜峻暁社長が指摘した技術面における問題を改めて紹介し、温家宝首相も“右腕”である秘書2人を処罰せざるをえなかったという、深刻な腐敗問題にも焦点をあてた。■「中国高速鉄道、温州で衝突事故(2011年)」に関する写真
杜社長によると、中国では高速鉄道の建設に携わった技術者が「自分は絶対に乗らない。親友にも乗らないように勧める」と公言する場合がある。安全面で自信が持てないからだ。
先進国の高速鉄道では、建設後に地盤の沈降など各種の問題点が出現することが「想定内」であり、開業してもすぐに本格的な高速運転をしない。一定の時間をかけて調整した上で、本来の性能を生かした運転を始める。
中国の場合、短期集中方式で建設し、開通してすぐに高速運転を始める。しかも、建設は測量・設計・施工を同時に進行させるという、場当たり的な方式で、工期の都合で3種の作業のいずれかに「しわよせ」が及ぶ場合があるという。
安全問題に輪をかけているのが、汚職の問題だ。だれかが不正に利益を得た分、手抜き工事などで費用を浮かせていると考えるのが自然ということになる。
最も典型的なのは、中国政府で鉄道建設の責任者である劉志軍・鉄道部部長の汚職による失脚だ。劉前部長は、高速鉄道建設に絡む汚職で、不正に8億元(約99億2600万円)を得たとされる。
また、中国高速鉄道の父と呼ばれた政府・鉄道部の技術部門トップ張曙光総工程師も2月28日に、汚職の疑いで身柄を拘束された。張容疑者は不正に得た金のうち、同類の事件では過去最高の海外で28億ドル(約2246億円)を預金していたとされる。海外の一部報道によると、温家宝首相の“右腕”である秘書2人も高速鉄道建設に絡む汚職に一定の関係があったとみられ、温首相は自分が無関係であることを示すためにも、6月中旬までに処分を認めざるをえなかったという。(編集担当:如月隼人)