野田首相がTPP交渉への日本の対応について、もう一日、待ってくれ、と表明したそうです。
ここにきてなにをためらうのでしょうか。
反対派におもねって、これほど熟慮したというジェスチュアをみせたいのでしょうか。
それとも本当にまだ決められないのか。
産経新聞のすっきりした主張を読んでほしいところです。
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【主張】TPPと民主党 国益優先し参加まとめよ
民主党の経済連携プロジェクトチームは9日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加の是非に関する提言をまとめる。
求められているのは、目先の利害にとらわれずに国益を最優先する立場を貫き、交渉参加の結論を明示することだ。
参加問題が国論を二分する状況になっている中で、態度を曖昧にする「両論併記」などの妥協案が取り沙汰されているが、党内の融和主義は通用しない。
貿易立国として日本が繁栄していくためには、参加しないという選択肢はあり得ない。
党内では農業、医療などへの悪影響を懸念する慎重論が根強く、8日の閣議後会見でも閣僚から「豊かさを引き継ぐ手段」とする前向きな意見と「急いで結論 を出さない方がいい」といった慎重論が交錯した。国民新党の亀井静香代表は野田佳彦首相と会談し、交渉参加に慎重な考えを伝えた。
個別分野のデメリットが強調されているが、日本を取り巻く状況を認識しているのか。国際競争力の強化が求められている。
日本経済の現状を直視すれば、少子高齢化で国内市場は縮小し、デフレと低成長にあえいでいる。欧州債務危機による超円高で、企業の海外移転など産業空洞化の加速が懸念されている。
自律的な成長軌道に戻すには、TPP参加でアジア・太平洋地域の成長を取り込まねばならない。内閣府の試算では、参加で実質国内総生産(GDP)は、2・7兆円、0・54%押し上げられる。
米国や豪州など9カ国が参加するTPPは、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)に向けた有力な核となり得る。アジアではASEANに日中韓を加えた貿 易圏構想も語られているが、レアアース(希土類)の輸出制限など、中国の独善的な行動や一党独裁の政治体制が疑問視されている。中国に共同で対処できる点 で、TPP参加には日米同盟強化の意味合いが込められている。
保険診療と自由診療を組み合わせる「混合診療」をめぐり、「議論の対象外」と説明していた外務省が「議論される可能性は排除されない」と見解を変更したのは耳を疑う。
関係者の懸念を払拭するどころか、かえって混乱を招きかねない。丁寧かつ適切な情報開示を怠ってはならない。
コメント
コメント一覧 (57)
まぁ慎重派に配慮=一日熟考します(するだけ)の線だとは思うけど。
というか、産経新聞の社説、すっきりどころか何か混乱してないか?
未だ2.7兆円押し上げられるに(10年間で)の記述はないし、
今更外務省の見解変更にビックリしてるしなぁ。
さて、これで民主党が割れるかどうかちょっとワクワクしながら見てます。
割れなかったら農村部票が確実にだめになるだろうなぁ。
ちなみに我が郷土、自民民主ともどもTPP反対なのでこのことは争点にはなりません。
ココに来てもまだ「10年で」を記載しないとは・・あきれますね。
なぜ産経新聞は「丁寧かつ適切な情報開示」を行わないのですか?
特定アジアについての産経の主張、記事には大いに賛同いたしますが、
ことTPPについての産経の主張、記事には全く賛同出来ない・・。
なぜだ?
これで参加見送りなんて言い出したら、それこそびっくり。大笑いかなw
それにしても、既得権益ってのは強いですね。日経連vsJAの会合があったそうですが、JAの人らは自らの税金へのタカリ行為を続けることが恥ずかしくないんですかね。
「TPP交渉参加します」と言った場合、帰国後が楽しみです。(反対派の行動や、民主党内の多数派意見を尊重せずに独断した反応)
マスコミがTPP賛成の大宣伝をした割には、国民が「政府の説明が不十分」と感じていることは、政府・マスコミの負け。
TPPはオバマの点数稼ぎであって、自由貿易ではありません。自由貿易は、国内と海外の売り手が同条件で競争するものです。しかしこのTPPは、アメリカの売り手が優位になるように、買い手側を変えろ!、というものです。
アメリカさんに余計なお世話ですが、こんな事やっても国内産業は本当に強くならないし、雇用も増えませんよ。もし、効果があるとすれば、ドル安政策のおかげでしょうね。
自民党も、徐々に農協や日本医師会などの圧力団体の意向を最優先する利権政党に戻っていく姿を有権者に見せつけていますが、いまさら農村政党にもどっても、明日はないのになぁ。中長期戦略がないことを曝け出してますね。
いずれにせよ、まず円高を是正して、しかるのちにTPP。実際にできる・できないは別にして、そういう姿勢というか方針を毅然として見せればいいんですけどね、TPP参加派の政治家は。
0.54%?0.054%の間違いでは?10年間の累積を1年間のGDPと対比するのは意味が無いでしょう。
マスコミ自体も実はTPPの内容を良くわかっていないではないかと思います。
野田首相がどのくらいの情報を把握しているのかわかりませんが、TPPに参加する事により日本がどうなるのかのビジョンを発しているようには到底思えません。
参加するにしても、しないにしても、もう少し客観的なデータの検証と各項目の交渉目標をある程度はっきりさせなければ決断できないのではないでしょうか
無理に参加表明しても、党内でさえ割れていて、反対者数から考えたら採択する事が可能なのか不明。そんな状態で選挙で地方では恐らく退廃する原因となる選挙の事を考えたらTPP参加表明で民主党が議席を相当失うでしょうね。
民主党の議員の多くは議席の事しか考えていないと思われるので、次の選挙で自民党に負ける可能性の高い野田氏の方針では、離党する事で次の選挙勝ち残る可能性に出る人も多いはず。
野田氏の意志など、閣僚を見れば、どう考えてもそんなに強固とは思えないし、指導力があるとも思えませんので、ここで躊躇うのは当たり前だと思う。でも、多分参加表明してくれと責任感の無い官僚に言われてするのでしょうけど。
>10年間で2.7兆円1年間で2700億円
>0.54%?0.054%の間違いでは?10年間の累積を1年間のGDPと対比するのは意味が無いでしょう。
GDPが伸びる結果、例えば10年後何もしなければ450兆が452.7兆円ということですので、0.54%で合っています。最近オカシナ論調も出てきてGDPが1年で2700億円上がる事を前提に累積で13.5兆円収益があると言う主張もありますが母数は450兆円であれば、4500兆なので0.3%と言う事になりますね。誤差のレベルの話ですが。
す。
>野田首相がどのくらいの情報を把握しているのかわかりませんが、TPPに参加する事により日本がどうなるのかのビジョンを発しているようには到底思えません。
>参加するにしても、しないにしても、もう少し客観的なデータの検証と各項目の交渉目標をある程度はっきりさせなければ決断できないのではないでしょうか
どうせ後になったら、泣き付いて来るんだから、今で無い方が良いと考えててもおかしくない。
>10年間で2.7兆円1年間で2700億円
>今日の審議で自民党の議員が助け舟出した
>年間2.7兆とのことでした
新聞が10年後にはTPP参加していない場合と比較して2.7兆円増と内閣府が試算と書いていれば混乱は無かったと思います。
変に10年後という文字を削除したから混乱しているだけでしょう。
早く総選挙して欲しい。もうそれだけです。
「民主党にいるだけでも議席が危ない」
↓
「出来るなら早く民主党を出たい」
↓
「でも党を出る大義がない」
↓
「TPPで執行部が強行すれば大義名分が立つ」
多分、民主党には俺みたいな議員が多いんじゃないでしょうか?
だとすれば、党首は躊躇するでしょうね。
>
>他の参加国からの視点を想像すると、「こんな優柔不断なヤツなんか、来るなよ。迷惑だから」って思うのでは…。
>どうせ後になったら、泣き付いて来るんだから、今で無い方が良いと考えててもおかしくない。
私がアメリカだったら、全く重要視しません。参加すると表明した場合、雇用が何%増えると言えるのか・・それしか興味は無いですね。
しかも、幾ら参加表明しようが、ルール作りに参加されると長引いて迷惑なので、ルール作りが終わったわ参加を許可するとかで、日本のルール作り参加は許しません。
つまり、日本が参加表明をすれば、新たに日本から取りたい分野をアメリカが取れるようにルールの中に組み込んでしまいます。他国が関係ないので全く反対しない場合は簡単に組み込めるので、参加表明をAPECですることは歓迎します。何しろ、参加表明したところで、議会出の採決を長引かせれば、見た目合法的に日本のルール作りへの参加を拒否できますので。
TPP反対勢力が基本は既得利権の死守、そしていまあるシステムをとにかく変えないという守旧の叫びであることは明白だと思いませんか。経済の開国を拒めば、衰退あるのみです。現にいま最も懸念される日本の農業にこのままでどんな明るい展望があるのでしょうか。
TPPはいわゆる「保守」の峻別をするための好機だと思います。
簡単にいえば、開国か攘夷か、国際協調か、排外か、という選択でしょう。
自殺するにも躊躇い傷というものがありますから1日くらいはどうって事は無いでしょう。
来夏の締結に向け日本がルール作りに参加すると言う最大のメリットが時間的に享受できないのですから、決められたルールを甘受するしかないのに。
開国っていっても色々あるからね~
>
> TPPはいわゆる「保守」の峻別をするための好機だと思います。
> 簡単にいえば、開国か攘夷か、国際協調か、排外か、という選択でしょう。
大丈夫なのでしょうか?
熱でも出てるのでしょうか?
「保守」の中には、朝日新聞・仙石元官房長官・管前首相にも入っていそうですね。
今日のTPP国会、またまた民主党内閣の無知の露呈!!
この政権がやっても国益にかなうTPP交渉は無理です。
官僚だって、失敗したら全部官僚のせい、という民主党の言い草が見えてるので、本気でやる気を削がれるよね。
たった今、佐藤ゆかりさんの質問で、ISD条項の理解は野田総理もないことが判明!!
> つまり、日本が参加表明をすれば、新たに日本から取りたい分野をアメリカが取れるようにルールの中に組み込んでしまいます。他国が関係ないので全く反対しない場合は簡単に組み込めるので、参加表明をAPECですることは歓迎します。何しろ、参加表明したところで、議会出の採決を長引かせれば、見た目合法的に日本のルール作りへの参加を拒否できますので。
参加すれば、日本はアメリカの言いなりになるのに、採決を長引せることは可能だというのは、矛盾していないでしょうか?
・ISDS(ISD条項)は、あまりよく知りません。
・国内法とTTP(条約)は、どちらが有効かよく分かりません。
・ASEAN+6とTTPを比べると、日本への効果はASEAN+6の方が有るが、TTPを優先します。
というような事(意味)を言っていました。
国際協調・開国派・保守の野田首相は、立派です。
>大丈夫なのでしょうか?
>熱でも出てるのでしょうか?
>「保守」の中には、朝日新聞・仙石元官房長官・管前首相にも入っていそうですね。
保守を峻別する好機だ、とは書いてあるが、関係先のすべてが保守だ、などとは一言も書いてないようだね(笑)横になった方がいいのはどちらなんだろうね?
おそらく、そもそも保守とは何たるか、さえ心得ない類の戦後日本的な「なりすまし保守」のことを指しているのかと思うよ。
保守は元来、全体主義になじまないんだよ。地域の伝統を重んじる「真正の保守」が、もし多様性を包容しないものであれば、初めっから八百万の神々も、「さざれ石」も成り立たないの。
わかるかな?
単なる外人嫌いの差別主義を保守だと信じているような中学生や、亀井静香のような中共の利害でウロチョロする類の「本質的な非・保守」が、保守ヅラ並べて横行する「旧態依然の戦後日本」と決別すべき時がポスト・ベルリン20年を経てようやく近づいているんじゃないか(それも好むと好まざるとに関わらず)、というこった。
民主党政権という無為徒食の一大府が日本のボトルネックと化している点は厄介だが、問題を一挙に加熱させることで与野党から亀井のようなジョーカーを除き得るなら、わが国のポーカーを、家族ゲームからオトナのアソビへと昇華させる上で効果的かも知れない。
>おそらく、そもそも保守とは何たるか、さえ心得ない類の戦後日本的な「なりすまし保守」のことを指しているのかと思うよ。
>
>保守は元来、全体主義になじまないんだよ。地域の伝統を重んじる「真正の保守」が、もし多様性を包容しないものであれば、初めっから八百万の神々も、「さざれ石」も成り立たないの。
>
>わかるかな?
「保守」を簡潔明瞭(必要かつ最小)で説明していただけませんか?
>いずれにせよ、まず円高を是正して、しかるのちにTPP。実際にできる・できないは別にして、そういう姿勢というか方針を毅然として見せればいいんですけどね、TPP参加派の政治家は。
目も当てらんない類のデマや無理解と戦うのは難しかろうね..
日本の近代史では、TPP反対と同様の、錯誤による不能の議論が加熱することで政治が無用の桂馬飛びを命じられちまうってことが度々ある。
もはやTPPは、いっそ薪として有効利用するつもりでハラくくるか、火の後始末に細心の注意を払うか、このどちらかしかないのではないかな。重要なのは、比較的マトモな側が、つねに着地点を意識するべきだ、という点。
事態が変転する際は、より強い行動原理を有する側の願いが着地点を決める。このケースでは、すなわち単純素朴なビジョンを提供しやすい既得権益の側が行動原理を備えやすい分、より結果にチャージしやすい、ということになる。
この危険を考えれば、やはりTPPは拙速だった、ということになろう。
一方で、国際的な事情は待ってくれない、ということも当然ある。
われわれには一種の野太さが必要だ(笑)その点、対岳公に学ぶべきは多大だ。
>参加すれば、日本はアメリカの言いなりになるのに、採決を長引せることは可能だというのは、矛盾していないでしょうか?
矛盾してないですよ。TPPにルール作りから参加と出来上がったルールのTPPに参加は違いますので。
参加のためには、アメリカ国内で日本の参加を認可する為の協議が非公式と公式で2度あるんですよ。期間にして最短で半年で、来年の5月頃に日本のTPP参加の承認されるのが最短と言われています。
一方TPPのルール作りは来年の夏までに・・・7月から8月には決定という事です。と言う事で、日本がルール作りに参加する場合、この期限を守れば2~3ヶ月しか参加できません。準備期間を1ヶ月取ったら、1ヶ月から2ヶ月になります。これ以降は、既に決まったルールを受け入れる形での参加になる予定になっています。
そこで、あと少しで交渉が纏まるという2~3ヶ月前にドーハラウンドで交渉決裂の原因になった日本の参加を認めると、最悪はドーハラウンドの二の舞になるので、私がアメリカ人なら、この参加の承認を議決する議会の会議の席で、日本が参加するとルール作りの日程が間に合わなくなるので、参加の認可をするとしてもルール作りが終わった後にするべきだと言います。
多分参加表明で翌日にもルール作りに参加できると思っている賛成派も多く居ると思いますが、実際には既にルール作り参加には時間切れと考えていた方がいいでしょう。
と言う事で、ルール作りに日本を参加させないことがポイントです。
ルール作りが終わってしまえば、日本を参加させる事はルール作りには影響なく、既に出来上がったルールを飲ませるだけですので、何の問題もありません。
1年ぐらいルール作りが更に延期されれば、推進派の言うように恐らく日本もルール作りには参加できます。そこまで伸びてしまったら、アメリカも断る正当な理由はありませんから。既に2年ぐらい交渉していると言う事なので、この可能性もあります。しかし、普通は伸びる可能性を前提に予想するなんていうのはおかしな話だと思います。
一言で言えば
「酒を愛せ」「女を愛せ」
である。
これはGHQによって解体された旧内務省に伝承されていた言葉だ。
固有の伝統文化を愛することと地域を愛することが根底にある。郷土愛の延長上に愛国がある、という原理が、極めて自然に即したものであるがゆえに、保守主義という言葉は、諸説あるものの、かろうじて世界共通語であることを保ち得ている。
たとえばアメリカでは「State where I was born」というのが非常に強いアイデンティティを有している。これにまったく同じではないものの、似通った原理、傾向を共有するがゆえに、保守、という概念も共有しうると考えられる。
その反対に、科学的な合理性や画一的、統一的な意思に基づいた計画性こそが人類の幸福に貢献しうるという、およそ愚かな一団の存在がある。これが全体主義であり、保守の反対に位置する。
テレビ朝日やNHKを中心とする浅学無知な一派は戦後日本の国家の傾向を、さも国家社会主義を色濃く残す集合体であるかのように主張したこともあるが、これはある重要部分において致命的な錯誤を起こしている(革新官僚による深刻な作用を過小に見積もった、もしくは見積もりたかったのであろう。統制を戦前日本の国体と天皇に結びつけたかったために)。
いわゆる国家社会主義の小さくない一部に、国家の意思の下に民族資本を統制する機能があるが、日本のそれは、過剰な業界協調的傾向を持っている。既存事業者による協業組合の意思が連続不断に承認された先に強力な意思決定があるという点、まさしく連続不断の代理性の下に無制限な権能を有する「民主集中性」を党是とする共産主義とおよそ共通の原理であるといえ、そうした意味において、民族の意思を実現するために資本を統制下に置こうとする性質とは、むしろ逆の原理に基づいているといえる。
亀井のような共産主義者のデタラメにダマされてはならない。
良く現実を見るがいい。結果であれ何であれ、日本の業界団体が民族の意思の代弁者として振る舞ったことが一度でもあるか?
ヤツらの本質は「組合」なのだ。このあたりが他の先進国の業界団体とあらゆる意味で異なっている。
>一言で言えば
>「酒を愛せ」「女を愛せ」
>である。
面白い例えですが、地域の伝統を重んじるという意味では、その辺にいる企業・サラリーマンよりも、農民が「保守」に見えるのですが。
「参加表明、なぜ国会でしないのか、何処の国の総理なの~、参加するなら国会で言いなさいよ~~
保守とは、自国の伝統を失わないように守る人達の総称では?
革新とは、自国の社会制度が悪い物として変えていこうという人達の総称では?
どちらにも愛国心はあるので、郷土愛とは関係は恐らく有りません。愛国心ゆえに保守であり革新である訳でしょう。他国では保守も革新も愛国心はありますしね。
>目も当てらんない類のデマや無理解と戦うのは難しかろうね..
>日本の近代史では、TPP反対と同様の、錯誤による不能の議論が加熱することで政治が無用の桂馬飛びを命じられちまうってことが度々ある。
2.26事件で倒れた岡田啓介(海軍大将)内閣なんかはその典型でしたね。組閣直後から「国体明徴運動」という極めて抽象的な愛国運動(に名を借りた、陸軍による倒閣運動)に振り回されて、最後が陸軍の反乱でしたから。
それにしても、全中(農協)はしぶといわ‥‥(笑)
よもや、自民党がここまで鼻面を引き回されるとは。
> 参加のためには、アメリカ国内で日本の参加を認可する為の協議が非公式と公式で2度あるんですよ。期間にして最短で半年で、来年の5月頃に日本のTPP参加の承認されるのが最短と言われています。
別にアメリカだけじゃなくて、協議国全員の了解が必要だという話ですよね。
> 一方TPPのルール作りは来年の夏までに・・・7月から8月には決定という事です。と言う事で、日本がルール作りに参加する場合、この期限を守れば2~3ヶ月しか参加できません。準備期間を1ヶ月取ったら、1ヶ月から2ヶ月になります。これ以降は、既に決まったルールを受け入れる形での参加になる予定になっています。
そんな予定通りに終わった例が過去にあるんでしょうか?
二国間ならまだしも、多国間協議で、予定通り纏まるなんて、とても思えません。
> そこで、あと少しで交渉が纏まるという2~3ヶ月前にドーハラウンドで交渉決裂の原因になった日本の参加を認めると、最悪はドーハラウンドの二の舞になるので、私がアメリカ人なら、この参加の承認を議決する議会の会議の席で、日本が参加するとルール作りの日程が間に合わなくなるので、参加の認可をするとしてもルール作りが終わった後にするべきだと言います。
つまり、日本は簡単にはアメリカの言いなりに成らないということですね。
>ルール作りが終わってしまえば、日本を参加させる事はルール作りには影響なく、既に出来上がったルールを飲ませるだけですので、何の問題もありません。
ならば、今の時点で日本が参加表明するのは拙くないですか?
今回は見送らせて、後から参加させた方が、アメリカ的には良いのでは?
どうも、私にはよく判りません。
>ならば、今の時点で日本が参加表明するのは拙くないですか?
>今回は見送らせて、後から参加させた方が、アメリカ的には良いのでは?
そうですよ、今参加表明をするのは、一番不味い。同じするにもルールが決まった後にそのルールが問題ないか確認して検討し、その結果で決める方が良いと思います。
例えば、今参加表明したら、最悪は国益の分捕り合戦の交渉ごとで、日本の国益を取る事を前提に自国に不利な用件を飲んだり、相手国に不利な条件を飲ましてその付けを参加予定のルール参加できない国に負わせる交渉さえする可能性を考える必要はあるでしょう。
従って、今交渉参加を言い出すことが一番馬鹿な選択だと思います。
って一寸違ってましたね
>>ならば、今の時点で日本が参加表明するのは拙くないですか?
>>今回は見送らせて、後から参加させた方が、アメリカ的には良いのでは?
何故アメリカが今回見送らせた方がいいのです?半年後、例えば、日本が賛成だ反対だといっていたら、その時点で、ルールが決まっていなくても、国内世論を纏めるまで参加は許可できないと言えば済む話ですよね?
それが落ち着いているとどうしようもないですけど、そんなのは、Wikiリークスにでもリーク記事流せば簡単に日本の世論を沸騰させる事が出来るでしょうから、それで、問題にならない状態でもない限りは、幾らでも、延期させる事は出来ますよ。
「協議参加」と「交渉参加」と2通りあるのですが、どちらが正しいのでしょうか?
読売はこういう報道です。どっちもあり(笑)
“首相は「あすから参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)で交渉参加に向けて関係国との協議に入ることにした」と述べた。”
上のほうで aokeys さんが書かれていますが、TPPの条約(協定)の内容を詰めるための交渉に参加するには、まず、既存の参加国のすべての承認が必要です。よって、APEC では、交渉への参加を表明して、既存参加国とそのための協議を行う‥‥ という理解でいいと思います。
解説ありがとうございます。
誰が考えたのか、究極の微妙な表現をひねりだしたもんです。
>面白い例えですが、地域の伝統を重んじるという意味では、その辺にいる企業・サラリーマンよりも、農民が「保守」に見えるのですが。
革新官僚の虜となった末の、ね(笑)
要するに共産主義を「保守」しようとしているわけさ。
農地解放も食管法も護送船団も、すべて革新官僚と初期GHQの設計通りなんだよ。
というか、その程度の知見さえ備えない未熟者がTPPの保守性を云々するケースがあまりにも多い。
やはりヘソが茶を沸かすんだよ、ヘソが。
> 保守とは、自国の伝統を失わないように守る人達の総称では?
あなたの目に映る伝統の多くが日本の伝統でない(笑)すなわち食糧管理法以降、農地解放以降の共産化された日本、共同体化されたオーガニゼーションをもって小生に
「保守だ」「伝統だ」
と言っても、それはお笑い話にしかならない。
まあ、中西さんが良質のものを今「正論」に書いているから、機会があれば勉強されるといいよ。
> 革新とは、自国の社会制度が悪い物として変えていこうという人達の総称では?
小生がここで使っている「革新官僚」をどうやらご存じないようだ。
これは歴史的用語であると同時に、政治用語でもある。
「革新官僚」を知らない以上、もちろんその革新官僚の直系の子孫がいまの郵政の社長だとも知らないわけだね?
さらにはそれが日本にシーリングを持ち込んだ男だとも知らないわけだろ?
小生とこの件で対等に話すには、もう少し勉強が必要だと思う。
早い話が、共産化されきった日本を正常な状態に復すことが当面の保守なんだよ(笑)政治家にモノ申すには、もう少しばかり知見を深めた方がよい。
>というか、その程度の知見さえ備えない未熟者がTPPの保守性を云々するケースがあまりにも多い。
>
>やはりヘソが茶を沸かすんだよ、ヘソが。
簡潔明瞭(必要かつ最小)で問うた返事が、例え話や長々とした説明(自慢)では、何を言ってるのか本人でも分からないのではないかと思いました。
>簡潔明瞭(必要かつ最小)で問うた返事が、例え話や長々とした説明(自慢)では、何を言ってるのか本人でも分からないのではないかと思いました。
「短く」で理解できなかった自分を恥じようね、ガクセーなら(笑)
自身の知見の低さを直視する勇気さえないところを見ても、まあTPPを云々する以前にお笑いガクセーを卒業しなくては、ね
>古森さんの意見全てが情緒的、印象的な表現で全く理解できません。
あなたの申し出全てが断定的、幼児的な表現で全く理解できません。
>それにしても、全中(農協)はしぶといわ‥‥(笑)
>よもや、自民党がここまで鼻面を引き回されるとは。
残り手でもって、じつに器用に手を回したもんだよねえ..
農協はタネといい肥料といい、独自品の流通に対して未だ執拗な妨害を各所にくり返しているよね。それを産品を守るブランディングと言い張るんだから恐れ入る(笑)お前らのブランドやパッケージなんか好きこのんで名乗るつもりもないっての
意欲の高い農民や卸には一層の奮闘を期待したいところだね
>「短く」で理解できなかった自分を恥じようね、ガクセーなら(笑)
「短く」で表現できなかった自分を恥じようね。
>自身の知見の低さを直視する勇気さえないところを見ても、まあTPPを云々する以前にお笑いガクセーを卒業しなくては、ね
お互いさまです。
>お互いさまです。
保守もワカランで質問してきたモノ知らずが「お互いさま」かね(笑)
はいはい、けなげ、けなげ
>保守もワカランで質問してきたモノ知らずが「お互いさま」かね(笑)
>はいはい、けなげ、けなげ
頭の中の整理が出来ない人に言われてもな。
お互いさま、なんてイナカ臭いこと言わねェけどな小生は(笑)
>簡潔明瞭(必要かつ最小)で問うた返事が、例え話や長々とした説明(自慢)では、何を言ってるのか本人でも分からないのではないかと思いました。
その聞き方は他人には傲慢に見えます。だから、Kinny さんに、まともに答えてもらえてない、というのも傍目には良くわかります。
不幸な応酬になってるように思います‥‥
>お互いさま、なんてイナカ臭いこと言わねェけどな小生は(笑)
田舎を大切にしているので、使います。
To 遠州報國隊さん
> その聞き方は他人には傲慢に見えます。だから、Kinny さんに、まともに答えてもらえてない、というのも傍目には良くわかります。
時系列では、「簡潔明瞭(必要かつ最小)」を聞いただけですが、数学で使う言葉の「定義」という方が良かったでしょうか。(その方が傲慢かも)
> 不幸な応酬になってるように思います‥‥
そうですね。
>田舎を大切にしているので、使います。
「お互いさま」(爆)
>「お互いさま」(爆)
人のブログで楽しい対応、ありがとうございます。
>人のブログで楽しい対応、ありがとうございます。
同上(笑)