おもしろい本を読みました。

 

『柔の恩人』(小倉孝保著 小学館刊)です。

 

アメリカ女子柔道界の異色の指導者だった人物の伝記です。

 

ラスティ・カノコギさん、すでに最近、亡くなりましたが、アメリカの柔道界では知る人ぞ、知る、活発な動きをみせていたアメリカ人女性でした。

 

カノコギというのは、鹿子木量平氏の夫人だったからです。鹿子木氏は日大柔道部で活躍し、若くしてアメリカに渡って、柔道をアメリカ人に教えながら定住した日本人柔道家です。

 

私も慶應大学柔道部時代には鹿子木氏の活躍を見上げていました。

アメリカでの近年の柔道活動でも鹿子木氏とラスティ夫人に接触することがよくありました。

 

この本はそのラスティさんの波乱に満ちた一生をノンフィクションとして描いた良書です。筆者は毎日新聞の小倉孝保記者、すでに何冊かのすぐれたノンフィクション作品を出している気鋭の書き手です。

 

小学館ノンフィクション大勝を受賞したこの書、一度、読み始めたら、先入観よりもずっとおもしろく、夢中になって読んでしまいました。いまロンドンのオリンピックでまた脚光を浴びる日本の柔道がいかに世界の柔道として定着しているかを知るにも、格好の読み物です。

 

   
 
 

 

 

 

内容紹介

オリンピック女子柔道躍進を支えた感動秘話

第18回小学館ノンフィクション大賞受賞作。
女子柔道のオリンピック種目化のために闘ったユダヤ系アメリカ人女性柔道家、ラスティ・カノコギの生涯を描く感動のノンフィクション。彼女がいなければ、女子柔道は20年遅れていたかもしれない……。

「釘になるな、ハンマーになれ」それが、彼女の口癖だった。
幼少期は、差別と貧困のどん底にいた。少女時代は、街でけんかに明け暮れた。全てを擲った最初の結婚も失敗……。そんな彼女を救ってくれたのは、「JUDO」という名のスポーツだった。
やがて彼女は、柔道のために、自分の全人生と全財産を懸けた壮絶な闘いに挑んでいく――。

「(日本で)柔道を学ぶうちに、“内に秘めた強さ"というものがあることを知った。……他人に対して何かができることこそ、本当の強さだと知った」(ラスティの言葉より)
「強さ」とは、「力」だけではない。「強い」だけが貴いわけじゃない――。柔道のために孤軍奮闘し続けた、不屈のアメリカ人女性柔道家の知られざる人生の記録。

【編集担当からのおすすめ情報】
今 夏のロンドン五輪でも日本の女子柔道選手――YAWARAちゃん――たちの活躍が期待されています。しかし、多くの選手たちが夢見るこの世界最高峰の舞台 は、男子に遅れること30年近く、ようやく1992年のバルセロナ五輪で正式種目として認められました。その陰には、本書の主人公であるラスティ・カノコ ギさんの孤軍奮闘ともいうべき尽力があったのです。
彼女は、その偉大な功績により、2008年に日本政府から勲章を贈られます。しかし、翌09年秋に、静かにその生涯を閉じました。著者は、彼女が生前に残した未公開の手記と、それまでに重ねていたロングインタビューをもとに本書を書き上げました。
柔道のために尽力し続けた彼女が迎えた最期の描写は、涙なくして読めません。
 

内容(「BOOK」データベースより)

幼少期は、差別と貧困のどん底にいた。少女時代は、街でけんかに明け暮れた。全てを擲った最初の結婚も失敗…。そんな彼女を救ってくれたのは、 「JUDO」という名のスポーツだった。やがて彼女は、柔道のために、自分の全人生と全財産を懸けた壮絶な闘いに挑んでいく―。女子柔道をオリンピック種 目にするために、孤軍奮闘し続けたアメリカ人女性柔道家の人生記。第18回小学館ノンフィクション大賞受賞作。

 

 

 

内容紹介

オリンピック女子柔道躍進を支えた感動秘話

第18回小学館ノンフィクション大賞受賞作。
女子柔道のオリンピック種目化のために闘ったユダヤ系アメリカ人女性柔道家、ラスティ・カノコギの生涯を描く感動のノンフィクション。彼女がいなければ、女子柔道は20年遅れていたかもしれない……。

「釘になるな、ハンマーになれ」それが、彼女の口癖だった。
幼少期は、差別と貧困のどん底にいた。少女時代は、街でけんかに明け暮れた。全てを擲った最初の結婚も失敗……。そんな彼女を救ってくれたのは、「JUDO」という名のスポーツだった。
やがて彼女は、柔道のために、自分の全人生と全財産を懸けた壮絶な闘いに挑んでいく――。

「(日本で)柔道を学ぶうちに、“内に秘めた強さ"というものがあることを知った。……他人に対して何かができることこそ、本当の強さだと知った」(ラスティの言葉より)
「強さ」とは、「力」だけではない。「強い」だけが貴いわけじゃない――。柔道のために孤軍奮闘し続けた、不屈のアメリカ人女性柔道家の知られざる人生の記録。

【編集担当からのおすすめ情報】
今 夏のロンドン五輪でも日本の女子柔道選手――YAWARAちゃん――たちの活躍が期待されています。しかし、多くの選手たちが夢見るこの世界最高峰の舞台 は、男子に遅れること30年近く、ようやく1992年のバルセロナ五輪で正式種目として認められました。その陰には、本書の主人公であるラスティ・カノコ ギさんの孤軍奮闘ともいうべき尽力があったのです。
彼女は、その偉大な功績により、2008年に日本政府から勲章を贈られます。しかし、翌09年秋に、静かにその生涯を閉じました。著者は、彼女が生前に残した未公開の手記と、それまでに重ねていたロングインタビューをもとに本書を書き上げました。
柔道のために尽力し続けた彼女が迎えた最期の描写は、涙なくして読めません。
 

内容(「BOOK」データベースより)

幼少期は、差別と貧困のどん底にいた。少女時代は、街でけんかに明け暮れた。全てを擲った最初の結婚も失敗…。そんな彼女を救ってくれたのは、 「JUDO」という名のスポーツだった。やがて彼女は、柔道のために、自分の全人生と全財産を懸けた壮絶な闘いに挑んでいく―。女子柔道をオリンピック種 目にするために、孤軍奮闘し続けたアメリカ人女性柔道家の人生記。第18回小学館ノンフィクション大賞受賞作。