アメリカ上院の有力議員ジェームズ・ウェブ氏の意見の紹介です。

 

 ウェブ議員は中国の尖閣を含める海洋領有権主張の対象に関して、中国の態度を無法だとか好戦的だと非難し、オバマ政権に断固たる対中姿勢をとることを求めています。

 

 「国際激流と日本」からの紹介です。

 

 原文へのリンクは以下です。

 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35977

国際激流と日本

尖閣諸島問題を静観する
米国の建前と本音

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・米国がこの種の領有権紛争に介入しないままだと、中国の軍事がらみの膨張がますます続き、中国の攻勢で東アジア全体が「好戦性と威嚇」に支配される。

 

・米国はいま大統領選挙に忙殺され、中国への対応やアジアでの紛争の解決にまで手が回らないようだが、いま消極的なままでいると、取り返しのつかない事態を招く。

中国の主張を全面的に退けるウェブ議員

 ウェブ議員はこのように同じ民主党のオバマ政権の姿勢を消極的にすぎると断じ、中国の領土拡張の野心を正面から抑えることを求めているのだった。

 

 同議員は東シナ海の尖閣諸島についても日本側の立場の支持を鮮明にした。尖閣諸島の中国名をまったく使わず、「尖閣」とだけ呼んで、その日本の統治が国際的にもすでに広く受け入れられていたとまで述べたのだった。中国側の主張の全面排除だと言える。

 

 このウェブ議員の主張が米国の本音だとすれば、オバマ政権の立場は建前ということになるのだろうか。両者の主張の間にはいまのところ大きすぎる ギャップがあって、同じ政党の指導者同士の見解なのかといぶかるほどである。日本側としてはウェブ議員の解説があくまで本音だと望みたいところだろう。

(終わり)