日本の安全保障を現実的に考えていると、普通の国家ならごく自然に、自己保存の本能からでも、とるべき措置というのをとりません。とれません。
その理由をたどっていくと、ほとんどが現行憲法の自縄自縛にぶつかります。
日本は憲法を手つかずのままに残すために、国を亡ぼしてしまうのか。
そんな危惧さえも幻想でも妄想でもなくなってきました。
土井たか子式の病気はまだまだ日本に巣くっているのです。
なぜ憲法が日本を亡ぼすことになりうるのか。
その説明を実証的に書いた本を近く出します。
アマソンの同書紹介へのリンクは以下です。
内容紹介
改憲を迫るアメリカ、うやむやにする日本。 日本の切り捨てへ、アメリカのカウントダウンはもう始まっている! アメリカが日本を見捨てるとき、中国は笑う。日本はもはやアメリカにとってアジアで一番重要な国ではない! 護憲か! 日米同盟か! あなたはどちらを選ぶ! ?
著者について
古森義久(こもり よしひさ) 産経新聞ワシントン駐在編集特別委員兼論説委員。国際教養大学客員教授。東京生まれ。昭和38(1963)年、慶應大学経済学部卒。米国ワシントン大学留 学。毎日新聞社社会部記者、サイゴン・ワシントン両特派員、政治部、編集委員を歴任。87年に産経新聞社に移り、ロンドン・ワシントン支局長、初代中国総 局長を経て、2000年12月より現職。81~82年、米国カーネギー国際平和財団上級研究員。 ベトナム報道でボーン国際記者賞、「ライシャワー核持ち込み発言」報道で日本新聞協会賞、東西冷戦終結報道で日本記者クラブ賞、著書「ベトナム報道 1300日」で講談社ノンフィクション賞などを受賞。 著書に『「中国の正体」を暴く』(小学館)、『アメリカはなぜ日本を助けるのか』(産経新聞出版)、『アメリカが日本を捨てるとき』(PHP)、『アメリ カでさえ恐れる中国の脅威!』(ワック)などがある。
コメント
コメント一覧 (20)
「日本国憲法」の全文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」、自国の安全と生存を保持しようとした我々の決意なるものが、いかに現実ばなれしたものであるかが如実に証明されたのです。善意で第9条を後生大事に護持していこうとしている人々もやっと目が覚めたことでしょう。
来るべき衆議院議員選挙の候補者選びの最大のポイントは、国防力の強化を進めようという候補者か否かという点です。
他国民の「公正と信義」を信頼することが国家の安全保障だというのですから、現実の世界でいかに危険か、わかりますね。とくに最近の日本をめぐる情勢から明白です。
安倍晋三政権樹立待望する。
護憲派民主党〜改憲派自民党へ政権交代2012
憲法にある他国民の「公正と信義」に信頼する日本は敗戦後の長い間米国の軍事力の保護下で経済に集中した全力走行をしてきました。半島で、シナで、ベトナムで、チベットやウイグルで戦争があっても地政学上あまり直接的な影響はなく平和、平和と叫んでいれば我が国の平和は守られているとのだと考えてきましたね。しかし、北方領土をめぐってはソビエト、竹島では半島と、最果ての離島尖閣では中国から匕首を突きつけられています。正しい選択しを選ぼうにも憲法がブレーキとなっている。日本人がここにきて気づいたことは口先だけで平和、平和と言うだけでは解決しないことがあるということでしょうか。例えば悪餓鬼の集団に囲まれて凄まれたとき頭を下げて言いなりになるか、負けないだけの腕力を相手に示して相手を怯ませて喧嘩の予防とするか。シナもロシアも腕力を備えたアメリカに喧嘩を売ることはない。シナの全軍がハワイへむかい「アメリカよここはシナの領土だから出て行け」と言ったら、アメリカはハワイの法的根拠や歴史的主権を論じますか。話し合いをしましょうとなりますかね。
x「日本国憲法」の全文→○「日本国憲法」の前文
失礼しました。
私は憲法からはじまる仲良し至上主義がいけないんだと思います。
前中国大使殿は、中国との関係修復に40年かかると最近言いましたが、なぜ関係を修復するのが良いことなのか、なぜ日本が努力するのか、肝心なところが抜けています。
いじめっこにいじめられて、それでも関係修復の努力をし、仲良くなれないもんだから自分が悪いと自殺してしまう子供のようです。
誰が仲良し至上主義を吹き込んでいるのかというと日教組とマスコミでしょう。仲良くさえしていればそれで良いと言ってる間に、持ってるものも人としての誇りもすべて失うのです。
そういう場合は学校へバットを持っていって殴り倒してやれと思います。自分の命は自分で守るのです。
日本側でアメリカを最も嫌う人たちがアメリカ製の憲法を最も強く不変にしておこうとする。おもしろいですね。もっとも彼らは日本の平和がなにによって守られてきたかというと、憲法9条だと答えることが多いですね。
こういう人の語る「日中関係の修復」とはいったいなにを指すのでしょうかね。
中国が表面的に日本に対して文句を言わない常態だけを指すのではないでしょうか。中国の要求に応じれば、向こうは文句は言いません。
丹羽さんのいう「修復」なんて、尖閣諸島を中国に献上すると宣言すれば、40年後ではなく、明日にでも実現します。
全くその通りですよ、今の尖閣諸島の問題は、
若し、今、豊臣秀吉が、内閣総理大臣であったなら、
『我が国は、神國(皇國)であ~る!』と言明して、即座に、
尖閣諸島に、大軍を、いや、自衛隊を、出兵させるでしょうに。
それが出来ないのが、「現行憲法の自縄自縛」です!
> それが出来ないのが、「現行憲法の自縄自縛」です!
上記は、「平和憲法の自縄自縛」、が正しい。
現行憲法では自衛隊は派遣できる、
なぜならば、尖閣諸島は日本領土である。
新刊楽しみにしております。
Weirdo31さん
『 来るべき衆議院議員選挙の候補者選び の最大のポイントは、国防力の強化を 進めようという候補者か否かという点 です。』
まったく同意見であります。
しかし、「善意で第9 条を後生大事に護持していこうとしている 人々もやっと目が覚めたことでしょう」
のご意見には『そう単純にはいかない』と思っています。
彼等は国防に関しては「思考停
止状態」になり、理論的判断ができません。新興宗教の教祖に操られる信者と一緒です。
オウムに入信した息子や娘は親でも連れ戻せませんでした。
目など覚める事はありませんよ。
そういった動きに対する反証になる事は間違い無いでしょう。
勿論「情報産業」の一部分でもありますから普及するか
どうかは海竜社の営業努力にかかっている訳でありますが(^◇^;)
日本の本当の意味での民主化への道は決して平坦では
無い現実があります(^_^メ)
>孫崎発言なぞ万死に値するものも散見され、この書は
>そういった動きに対する反証になる事は間違い無いでしょう。
>
>勿論「情報産業」の一部分でもありますから普及するか
>どうかは海竜社の営業努力にかかっている訳でありますが(^◇^;)
>
>日本の本当の意味での民主化への道は決して平坦では
>無い現実があります(^_^メ)
孫崎某の主張は、中国歴史から見ると「すでに14世紀にはその軍事力が尖閣諸島一帯に及んでいたという史実がある」ということのようですが、根拠はあやふやです。
こんな男が防衛大学校の教官(2002年より防衛大学校教授。この間公共政策学科長、人文社会学群長を歴任。2009年3月退官)を務めていたのですが、反面教師として任命したのでしょうか。
テレビや新聞(産経以外)できちんとした憲法論議がなされないので、出版物に期待は大です。 先日の自民党総裁選挙の際も「安倍晋三試論」の担った役割は大きかったと思います。
最近やっと私の周りの政治に興味がなさそうな人間も、「憲法って変えたほうがいいのよね」と、普通にしゃべりだしました。
あの原発反対運動や、オスプレイ反対運動家たちの異常さに彼らが信奉している日本国憲法に疑問を感じてきているということもあるのかも....、もちろん尖閣諸島や竹島に関する意識が日本人を覚醒させてきている、というのが一番大きいのでしょう。
憲法をどうするかで政党や政治家の区分がつけられる時期がきていますね。
この書の内容の実証性には自分なりの自信を抱いています。
アメリカ陰謀論者が防衛大学で何年も教鞭をとっていたのだとすれば、ぞっとしますね。
ご声援を感謝します。
自治労の連中は、左翼の本は、自動的に購入していますので。
社民党の市会議員、県会議員を出している市職労です。
税金で、反日活動できるいいご身分の人たち。
防衛大学の学校長の人事は誰が考えているのでしょうか?
イオキベ真なんて、もう辞めたけれど。
ありがとうございます。