石原慎太郎氏が東京都知事を辞任するという報を聞いて、まず思い出した政治家の一人は松沢成文氏でした。

 

松沢氏は衆議院議員を3期、神奈川県知事を2期務めた気鋭の政治リーダーです。しかし2011年3月には石原氏が都知事選挙にもう出ないという状況が生まれたときに、松沢氏は都知事を目指すことを宣言しました。ただしその後の選挙の展望がよくなかったのか、立候補をしないままになりました。

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その松沢氏はまだ54歳、いまは野にありますが、まだまだ国政でも、都政でも、活躍してほしい政治家です。この混迷の際に彼自身、どんな道を歩もうとしているのか。

 

私は取材などを通じて、ワシントンや横浜で松沢氏から話を聞く機会は何度も得てきましたが、最近では8月1日のみなとみらいの花火大会で顔を合わせ、懇談しました。その際に彼は最近はもっぱら著作活動に打ち込んでいると言って、自著を何冊かくれました。

 

松沢成文氏は民主党の代表選にも立ったことのある経験豊かな政治家であるだけでなく、憲法改正や首相の靖国参拝についても前向きで健全な意見を持つ現実的なリーダーです。こんな政治の混乱の際には、一つの星に立派になれる資質も実績も持っています。

 

下記は松沢成文氏の近著の一つです。

横浜で起きた生麦事件の現代への意味などをおもしろく解説する書です。

 

 

 

内容説明

神奈川県知事として「現地・現場主義」を貫き、県内各地にくまなく足を運んできた著者。著書『破天荒力』で全国的に著名な箱根の「富士屋ホテル」創業の背 景に、国内外をまたにかけた幕末・明治初期の偉大な男たちの大活躍があったという知られざる事実を明らかにしました。
以来、その土地の歴史の中、当時を生きた人々の姿の中に、いまを生きるわれわれが学ぶべきヒントが隠されていると考え、知られざる歴史に迫り、発掘していく作業をライフワークのひとつにしています。
本企画では、やはり神奈川県で起きた「生麦事件」に題を取り、知られざるその真相と、この事件が明治維新の一大転換期となった事実を解き明かしていきます。
一触即発の不穏な情勢の中、突発的な英国人殺害事件発生、イギリス艦隊の攻撃、薩英同盟、そして維新の回天へ……。鎖国を生きてきたはずの薩摩隼人の臨機応変さ、知性、胆力、そこから浮かび上がる幕末・明治の男たちの「気骨」には驚かされるばかりです。
情報や、肩書や、権力の有無が現実を決めるのではなく、「人間の意思」こそが現実をつくる。現代日本に決定的に欠けている「何か」を示してくれる、志ある現代人必読の1冊です。
 

内容(「BOOK」データベースより)

なぜサムライたちは世界史に輝く平和革命に成功したか?財政破綻、外からの開国圧力、中央集権体制の限界―。文明の衝突と克己のドラマに日本の「成功方程式」が隠されていた。
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