中国が本格的に開発を始めた無人機はこんごどこまで進歩するのか。

 

 そのカギは中国のスパイ活動でもあるという。

 

 日本ビジネスプレス「国際激流と日本」からです。

 

 この報告はこの項で終わりです。

 

 原文へのリンクは以下です。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36683

国際激流と日本

戦いの火蓋が切られた米中の無人機開発競争

中国米国機の設計情報をイランから入手?

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 とくに米国の最新無人機RQ-170センチネルの製造技術を中国がリバースエンジニアリングで入手したことは確実であり、中国側技術者たちに米国の無人機全体の能力や技術を理解させて、今後、重大な意味を持つことになるだろう、としている。

中国の無人機開発計画を軽視するのは危険

 「リグネット」の報告はこうした認識に立ち、次のような結論を打ち出していた。

 

・中国の無人機開発計画を、これまでの技術上の問題や制約を理由にして軽視することは危険である。中国が米国製無人機の性能やスタイルを模倣していることは確実であり、今後もそれを土台として自国の無人機開発の計画は着実に進めていくだろう。

 

・中国は米国製無人機の技術を真似するだけだとすれば、その成果を挙げることは非常に難しい。技術面では米国とイスラエルの2国の無人機デザインにははるかに及ばず、近い距離に近づくのも数年を要するだろう。

 

・しかし中国は米国とのこのギャップを間もなく縮めていく見通しが強い。無人機開発のためには中国は米国に対する諜報活動、スパイ工作を活発にしていくだろう。その結果、RQ-170センチネルの技術はリバースエンジニアリングに加えてさらに中国側に盗用されていく。

 

 要するに、無人の偵察機や攻撃機という分野でも、米中の競争が熾烈に始まったということである。

(終わり)