中国の軍拡と日米同盟の将来についての報告です。
日米同盟はこのままだと効力を失っていく、という趣旨です。
このエントリーはこれで終わりです。
日本ビジネスプレス「国際激流と日本」からです。
原文へのリンクは以下です。
http://jbpress.ismedia.jp/category/diplomacy
国際激流と日本
日米同盟にとって「現状維持」は危険
中国軍拡への日本の有効な対応とは
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・当事国すべてにとって、安全保障の新しい関係を構築するまでの政治、軍事の交渉の期間に生じる不安定や挫折への懸念が生じる。
しかし報告は以上のような障害にもかかわらず、米国も日本も新たな政策を真剣に検討せねばならない、と強調していた。なぜならば、現状維持は好ましくないからだというのである。
おそらくこの点がこの膨大な報告全体でも、最も重要なポイントだと言えるかもしれない。日本にとっても、米国にとっても、さらには日米同盟にとっても、現在の東アジアでの安全保障の状態は現状維持を許さない、というのだ。
その点を、報告は以下のような表現で総括していた。
「現状維持は保持不可能だということが確実に証明されるだろう。米国も日本も、たとえ政治的な障害が予期されようとも、本報告が提案した政治、軍 事の新政策の採択を真剣に考えてみなければならない。中国、日本、米国の関係についての現在の経済的、軍事的な傾向は、現行の政策や戦略では長期的に見 て、日米両国の利益に合致する安定した安全保障環境を保てないという展望を示しているのだ」
要するに日本も米国も、中国の膨張する軍事パワーに対してかなり画期的な対抗策を取らなければ、日本を取り囲む東アジアの安全保障構図は大きく揺らぎ、中国が有利な方向へと大きく傾いていく、という勧告なのである。
だからこの報告は、日本の安倍政権、そして米国のオバマ政権の両方に大きな政策提言をしたのである。その提言は「現状維持こそ危険だ」とする警告でもあった。
(終わり)
コメント
コメント一覧 (10)
元来 日本人は渡来人(弥生人)から征服された みたいな記事を目にしますが
Y染色体から ウィキ様より
弥生人雄(O2b1)が古来日本人染色体(D2)に位べ半数ほどしか存在し得ない
点から
弥生時代とは弥生人の時代と言うわけでなく 実際は縄文人が弥生集落を
制圧下に置いてた このは他民族流入状況を諸外国と比較した場合に明らか
特にブラジルなどで白人雄が流入しその後 先住民族の雄だけが大虐殺され
結果 母型からのみ残ったmtDNAが全人口のほとんどを占めるアンバランスな
状況と酷似する ブラジル等の大虐殺に比べれば
D2以外のY染色体は今も尚 日本国に残存しており
比較的ゆるやかに 日本人は朝鮮亜種を制圧下に置いたとされる(和を尊し)
渡来人に制圧されたと言うのは 大陸半島系の野郎どもか眉唾学者
日本人は 約10万年前~3万年前から日本に住み着いた人
私の染色体 調べてないが 江戸時代の文久まで遡れます 近年ではないです
。
一気に影響力を失うでしょうね。
いずれ、中国は破裂しますから。その後の秩序をどう作り上げるのか。
そこには米国は居るのでしょうか。
普通であれば憲法改正等は国益を守る上でスムーズな手続きで有るべきですが、日本は他人の作った物を欠陥だらけであるにも関わらず、何故か後生大事に頑なに守ろうとしている人達が居ます。…つまり、他国の善意を信じなさい…と言う教えを守り貫こうとする言わば信仰心みたいなものですね。見方によっては無責任極まりない事です。しかし、何事かが起こっても決して責任を取らないのですから国家に取っては寄生虫みたいなもんです。この寄生虫の一部がコバンザメの如く、責任政党に蔓延りながら宿主を食い尽くすのです。
日本が浮かれていた時代に深く、静かに浸透してしまいました。
普通の国家(独立国)に戻るという事が如何に大変であるかをしみじみと感ずる次第です。
まずは憲法改正(破棄)からスタートです。
グーグルから 古森先生のホームぺージからコメントしました
何だか 変ですよ?
アメリカのアジア政策も岐路かもしれません。
少しずつ、少しずつ、しかし着実に前進ですね。
日米中の軍事バランスについては常に注目が必要ですが、朝鮮半島にある韓国と北朝鮮はどう見るのでしょうか。核とミサイルで恫喝する北朝鮮は現実的な強意ですが、韓国の動きは異常な面が多々有りますね。
韓国は北と直接対峙し、それを陰であやつる中国共産党が控えているというのに、ひたすら日本を口撃非難し、米国においても中国共産党と同調するように「慰安婦」、「南京事件」、靖国問題と日本非難のロビー活動、議会工作、世論工作に明け暮れています。まるで日米を離間させようとするが如くです。
日米を離間させて軍事的に喜ぶのは中国共産党と北朝鮮だということがどうして分からないのでしょうか。東アジアの軍事的な構図やバランスがまるで見えていません。ただ必死なのは朱子学的に韓国は日本より倫理的に正しく正義だと主張し、優越感を持ちたいというだけなのです。本当に100年以上前に先祖返りと行ってもおかしくないでしょう。虚構の朱子学的毒は根深く度しがたいものがあります。
韓国が大局が見えないというのはまことに厄介なことです。日本人においても本来友好的な思いが大きいところでも、いよいよ嫌韓気分は高まるばかりです。
朝鮮は百年前も清についたり、ロシアについたり、日本についたり確固とした主体性や国の安全保障をすべて外国に丸投げしました。現在も目先の人気取りと反日気分で東アジアを混乱に導くのでしょうか。
それにしても日本を軽く扱い、中国共産党にすり寄るとはなんとも論評し難いものがあります。
戦後レジーム脱却!
参院選後に維新、みんな、改革=自民に合流
政界再編2013
>中国の膨張する軍事パワーに対してかなり画期的な対抗策を取らなければ、
>日本を取り囲む東アジアの安全保障構図は大きく揺らぎ、
それなのに、嗚呼それなのに、
昨日、わが街の街頭で、日本共産党の好い年をした「オバサン」や「男の年寄り」が
「自民党などの言う『憲法改悪』に反対しましょー!」、とビラを配っていたな、
自民党は「憲法改正」と云っているのであって、
「憲法改悪」とは、云っていないのである。
オバサン達は「憲法改正を憲法改悪」と『言い換え』て、お得意の「情報操作」をして道行く人を騙している訳であるな。
>中国が有利な方向へと大きく傾いていく、という勧告なのである。
憲法改正をしないと、そういう事になるということだな。