自民党大勝へのアメリカの新聞論調の紹介です。
このエントリーで完結です。
この部分では「日本がアジアで孤立」だなんて、可能性が出てきます。
アジアで孤立しているのは傍若無人の無法国家、中国です。
アジアでは中国と韓国(北朝鮮という異常国家は別として)だけが反日なのです。
日本軍が入っていったアジアの諸国、ここでこそ、日本の「歴史認識」への非難があってしかるべきでしょう。反日と自虐の理論に従うならば。
でも日本への友好的な姿勢を保っているアジア諸国の数をみてください。
モンゴル、台湾、タイ、フィリピン、シンガポール、マレーシア、ビルマ、インドネシア、ベトナム、ラオス、カンボジア、ブルネイ、インド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ、いずれも日本を非難などしませんね。日本への好感度がこれらの多数の諸国できわめて高いことも一連の世論調査で判明しています。
この厳然たる事実からなにが明らかとなるか。
中国や韓国がぶつけてくる「歴史認識」での非難は自国の都合に合わせての合成品だということです。
慰安婦問題をとっても、インドネシアに日本軍の慰安婦たちがいたことは事実です。でもインドネシアの官民ともこの問題で日本を叩くことはしませんね。
日本ビジネスプレスからです。
原文へのリンクは以下です。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38292
国際激流と日本
自民党の大勝利を米国メディアはどう伝えたのか
中韓への配慮? 安倍首相の「ナショナリスト」ぶりを警戒
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「この選挙の結果は政権与党に日本の経済の変革を加速させ、戦後の消極平和主義からの離反を進めさせる機会を与えることになった。日本のデフレを なくし、経済を活性化することと、軍事力を強くすることを公約する歯切れのよいナショナリストの安倍晋三氏は、その結果、近年では最も大きく日本を変容さ せる指導者となる可能性がある」
「この変化は、中国との領有権紛争の悪化が消極平和主義の日本をより強固な軍事態勢の保持を受け入れる方向へと押しやるようになった時期にちょう ど起きたのだ。自民党は中国への防戦としていまの反戦的な憲法を改正し、自衛隊ではなく完全な軍隊を保有できるようにすることを求めている。だが、一部に は安倍首相がさらに遠くまでその方向に進みすぎて、日本がアジア地域で孤立するという恐れもあるという」
この記事はさらに憲法改正の可能性に詳しく触れて、今回の選挙で大勝した自民党も改憲に必要な3分の2の議席を持たないため、なお展望には困難な側面があることを説明していた。そのうえで以下のようなことも書いていた。
「しかし安倍政権は1947年に生まれた日本の現憲法が改正されるかもしれないという可能性を初めて現実的な展望として国民に感じさせた。国民の間では明らかに中国への懸念が安倍首相の改憲の提案への同意を生んでいた」
「安倍氏は選挙期間中、憲法改正についてはあまり語らなかったが、なおそれでも安倍氏は日本がもし国際関係でより大きな役割を果たしたいのであれ ば、そしてもし日本の戦後の保護者である米国の対等な同盟相手となりたいのならば、日本が正常な軍隊を保有することが必要になると語った」
「ある専門家たちによると、今後、安倍首相の憲法改正の試みでは、諸外国、特に米国の反応が最大の制約になるかもしれないという。米国政府の高官 たちは日本が防衛面でいままでよりも多くの負担や役割を果たすことは歓迎すると述べているが、その一方、日本が改憲を不用意に進める場合、消極平和主義か らの離反は、日本の戦時の侵攻の記憶がなお残っているアジア地域では反発を招きやすいかもしれないと懸念している」
こうした記述はどこまで正確かは別として、今後安倍政権が憲法改正に手をつける際には、価値のある指針となるだろう。
しかし日本の改憲については、いまこうしてメディアが米側の懸念や留意を伝えているが、過去には、米国の政府高官や有力議員、大手研究所、民間学 者らが日本の改憲を正面から求める見解を明らかにしてきたという経緯もある。ただし、そうした日本への改憲の勧めは、みな日本が米国との同盟関係を保つと いう前提での提案だった。
今回の米国メディアの報道を見ると、安倍氏が率いる自民党の参院選での大勝利は、決して経済だけでなく日本の憲法や対米政策という領域にまで大きな影響を及ぼすことが不可避だ、という米側の見方を明白にしたと言える。
(終わり)
コメント
コメント一覧 (17)
Oh! Wonderful!
是が急所だ、此れが「本当の事」なのだ、
反日のマスコミや反日の評論家が、その事実をレトリックの表現で隠しているのだ。
>アジアでは中国と韓国(北朝鮮という異常国家は別として)だけが反日なのです
「日本を孤立させたい」のは、中国と韓国なのである。
「日本を孤立させて」、「日本を弱体化」させると、
日本は韓国と中国の「意のまま」になる、と云う事よ!
東アジアの東端にある「大日本」が目障りなのだ、
どうしても彼等にとっては、日本が「大きく見える」のだ、
だから『大日本』なのだ
>モンゴル、台湾、タイ、フィリピン、シンガポール、マレーシア、ビルマ、インドネシア、ベトナム、ラオス、カンボジア、ブルネイ、インド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ、いずれも日本を非難などしませんね。
この事実を、マスコミや御用評論家や御用学者が無視しているということです、な~~~。
「悪魔がなぜ人間を誘惑するかわかりますか?。彼はは審判の日に必ず地獄に堕ちると定められています、だから惨めな自分と同じ境遇の人間が欲しいのです。」
キリスト教神学はともかく、これを中国韓国に置き換えて考えるとわかりやすいと思います。
自ら進んでシナ帝国主義の奴隷に転落した韓国にとって、
日本は悪魔が人間を見つめる視線のごとく許せない存在なんでしょう。
識者、政治家が他国の改憲に口を出すとは、支那・朝鮮並の恥知らずだ。
そもそも支那・朝鮮をここまでのさばらせた責任はアメリカに有ることを反省しろ。
やはり、どの国の似非リベラルの民主党と言うのは無能の集団でしか無い。
この事実を少し対外的にも宣伝しないとだめですね。
ワシントンではケリー国務長官のアジア訪問の前に非公式なブリーフィングをして、アジアでは日本に対して友好的な国々が圧倒的に多いと告げたら、長官が驚いていた、という話を聞きました。
アメリカの国務長官にしてしかりなのです。
オバマ政権は内外ともにズタズタです。
アメリカ人って日本軍がアジア各国と戦争しに出かけていったと誤解してませんかね。浅はかな日本の左翼はさもそんなふうに誤解を広めてますが。日本軍は欧米軍と戦いに行ったのです。
ここんとこを間違うと、日本軍は世界征服しようとしたなんてとんでもなく誤解が拡大します。また日本はアジア各国に恐れられてるとか、しょうこりもなく再度世界征服をはじめようとしてるとか妄想が広がります。
日本の植民地を避難するなら、第一に非難するべきだったのは日の没することのなかった大英帝国でしょう。けれどもアメリカがそういうことでイギリスを非難して戦争したなんて聞きません。ダブルスタンダードもいいかげんにして欲しいものです。
アメリカ人は歴史をちゃんと勉強するべきです。
誰か彼らに世界地図を与えてあげて下さい。
1自民
2民主に合流=維新、みんな、改革
3公明
4共産
5社民に合流=生活、みどり、大地
自公民連立政権=憲法改正実現
2,3護憲〜改憲が連立内閣の条件
貴コメントと同じ趣旨をいみじくも映画「終戦のエンペラー」のなかで
近衛文麿役(中村雅俊)が語っています。「他国に軍隊を進めて、占領し、植民地にしてしまうことが罪ならば、欧米諸国はみなそれをしてきたわではないか」という趣旨です。現代ではアメリカ映画でしかこういう日本側の主張が出てこない点が皮肉ですね。
わが日本が世界の嫌われ者三人組から好かれるようにしたいというのが最近の「日本の左翼」なんでしょうかね。
付言しますと、植民地がそんなに悪いことだったのか、私は疑問に思っています。例えば、タヒチのあるポリネシアは今でもフランス領ですが、そんなに状況が悪いとも聞きません。もちろん過去に軍事力を背景にフランスが占領したのですが、それを言えば、日本の各地方は徳川の軍事力に屈服したわけですしね。植民地は悪いことなんだと左翼が熱心に言う以上は、疑ってかかるべきでしょう。彼らは妄想と現実の区別がつかない人らですから。
あ、そうそう。植民地が悪いことなら、アメリカはハワイをハワイ人に返すべきです。率先垂範てやつですね。
美辞麗句だけ並べて世論を見方にする事には長けていますが政治力を見れば果して自由主義国家のリーダーとして相応しいのか否か?
今後も我が国はこの優柔不断な米国のリーダーとそれらの取り巻き共の対応に苦慮して行く事でしょう。
日本が早く米国の保護国から脱却できるよう独立国としての存在感を示してほしいものです。
> 付言しますと、植民地がそんなに悪いことだったのか、
> 私は疑問に思っています。
横から済みません。朝鮮が植民地なのかは置いといて、
其処は激しく同意ですね。植民地経営の在り方が問題なのであって『植民地=無条件に悪』というサヨクの皆さんは短絡的なお脳としか言いようがありません。
また、原住民が奴隷化された植民地もあれば、結果的に近代化への徒弟期間であった植民地もあり、米国本土の様に移民主体の植民地もあります(これが本来の意味と思いますが)。これらを「植民地」と同じ言葉で括っているのは(英語でも同様だと思いましたが)歴史学者、乃至、社会学者の怠慢なのではと思います。
オバマ大統領が決断ができないという特徴はもはや意外ではありません。
アメリカが自由主義国家のリーダーであるというアメリカの年来の
対外政策の基本にも背を向けがちです。
こうしたオバマの実態は私の次の書のテーマです。
「いつまでもアメリカが守ってくれると思うなよ」(幻冬舎新書)です。
欧米諸国は少なくとも過去の植民地支配を悪だと認めて、謝罪をしたり、賠償をしたり、という行為はとっていませんね。一部の非公式な言動にはその類はあるかもしれませんが。
植民地に関してはひどい話がいくつもあります。植民地の人たちは人間扱いされてなかったと。しかし、それでは本国の本国人がどうだったのかというと、レミゼラブル、乞食皇子、クリスマス・キャロル、シャーロックホームズなど見ると、本国人も人間扱いされてなかったじゃないかと思うわけです。世界の富を「収奪」したはずのイギリスのロンドンにどうして貧民窟があってたくさんの人がいて、孤児がわんさかいるのでしょうか。
百人斬り、南京、集団自決、731部隊、従軍慰安婦とみんな嘘。左翼というのは嘘八百を並べて平気な集団です。普通の人たちを騙し、まともな人たちをやっつけるためでしょう。左翼であることは恥じだと思います。