東アジア海域での米中海軍力比較についてです。

 

アメリカ側の空母がいま実戦配備には就いていないというのです。

 

日本ビジネスプレス「国際激流と日本」からです。

 

原文へのリンクは以下です。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39528

国際激流と日本

もはや目の前? 中国海軍が米海軍と肩を並べる日局地戦ではすでに優位な状況も

東アジア海域での米中海軍力の比較について

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・東アジア海域に配備された唯一の航空母艦「ジョージ・ワシントン」は現在、港に待機中で実際の任務には就いていない。米海軍太平洋艦隊全体では合 計4つの空母主体の機動部隊があるが、いずれも東アジア以外の海域に配備されていることが多い。しかも「ジョージ・ワシントン」はフィリピンでの台風災害 救援任務に就いてきたため、完全な臨戦態勢にはない。

 

・東アジア海域全体では以上のように米海軍の戦力は中国海軍に対して確実に優位にあるが、数の比較や限定された海域では劣勢となることもありうる。 中国海軍はこうした全体図の揺れを反映したかのように、米海軍に対して大胆に行動するようになった。「カウペンス」に対する妨害行動はその実例だ。

 

・しかしこの状況の変化に対して米海軍も危機感を覚え、南シナ海、東シナ海で潜水艦戦力を強化している。特に新鋭の攻撃型潜水艦や、パールハーバー、サンディエゴを母港とする戦略弾道ミサイル搭載の大型原潜を中国、台湾の近海に向かわせ、活動を強めている。

 

 以上が「リグネット」報告の枢要部分である。

 

 要約するならば、この報告は東アジア海域では米軍がなお全体としての優位を確保していることを強調しながらも、その優位を揺るがしかねない中国側の積極果敢な動きを特記していると言える。

 

 日本としてはその同盟相手の米国との連携を強め、増強する中国の海軍力への抑止措置を取ることが国家安全保障上の賢明な針路であろう。

(終わり)