中国人民解放軍が尖閣諸島への電撃的な攻撃作戦の準備を始めた!!!

 

 アメリカ海軍の太平洋艦隊の幕僚がそんな発言をしました。

 

日本ビジネスプレス「国際激流と日本」からです。

 原文へのリンクは以下です。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40033

国際激流と日本

「中国は尖閣諸島強襲の準備を始めた」
波紋を呼ぶ米海軍現役軍人の発言

 

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・ファネル大佐の発言によれば、中国軍はそのために日本との短期で敏速な集中的、局地的な戦争を遂行するための準備を開始した。中国側の狙いは、ま ず尖閣諸島に水陸両用部隊を動員しての奇襲上陸作戦を実施し、尖閣諸島と場合によっては琉球諸島の南部までも占領する。その後に反撃に出てくる日本側の海 上兵力と短期決戦を展開して、日本側の兵力の敏速な撃滅を目指すことを目的にするようになったという。

 

・ファネル大佐はまた「中国軍はこれまで実際の軍事行動の対象としては台湾だけを標的とし、台湾占拠のための海軍、空軍、水陸両用上陸戦力などを増強し、演習を繰り返してきたが、いまや標的は台湾だけでなく、日本を新たに加えるに至った」とも述べた。

 

・ファネル大佐の報告によると、中国軍は総括としては尖閣諸島をまず軍事占拠し、その後に東シナ海で活動する日本側の海上戦力を撃滅するための短期間の敏速で局地的な対日戦争遂行を現実のシナリオとして考えるに至り、そのための各部隊の訓練や演習を開始したという。

 

・同大佐の報告では、中国軍は東シナ海、南シナ海の両方で最近、急速に中国海警など准軍事組織の活動を強化しているが、この動きは日本やフィリピン など領有権の対立相手国を威嚇するとともに、相手国の主権、施政権を骨抜きにすることが狙いだという。中国海警などの艦艇の東シナ海、特に尖閣諸島周辺の 海域での行動は東シナ海全体の緊張を高める主因となっているともいう。

重みのあるファネル大佐の証言

 ガーツ記者はこのファネル大佐の発言の内容を伝え、さらに、中国の軍事動向に詳しい米陸軍のラルフ・ピーターズ退役中佐の「最近の中国軍の演習は、間違いなく尖閣諸島への上陸を目標としている」という言葉を紹介していた。

 

 ただしピーターズ中佐は、「中国は、日本との戦争の準備をしていることを誇示する点に地域大国としての威信をかけており、実際にはすぐ日本との戦 争に踏み切るわけではない」とも述べていた。現状では、中国軍は日本の自衛隊との局地的な戦闘では勝ち目がなく、中国軍自身もそのことを知っているから、 そう簡単に対日軍事行動は取れないというのだ。

 

 だが、米海軍の太平洋艦隊と言えば、有事には中国海軍と真っ先に対決する米側の部隊である。その太平洋艦隊の諜報情報部は、中国の新たな軍事行動の展開を最初に察知しなければならない機関だと言える。

 

 その機関の次席に当たる現役軍人のファネル大佐が、公開の会議の場で「中国軍が尖閣諸島の軍事占領と日本の海上自衛隊艦艇撃滅を目指す作戦を準備中」と語ったのである。日本としてもこの証言を重視せざるを得ないだろう。

 

(終わり)