かつて私は「日本国は国のあり方で岐路に立ったとき、朝日新聞の主張と正反対の道を選べば、だいたいうまくいく」と書いたことがあります。

 

まあ冗談半分でもありましたが、対日講和条約と日米安保条約という戦後最大の課題では、そおとおりでした。もしも日本が朝日新聞の主張の方に進んでいれば、破滅的な国難に直面したことでしょう。

 

「単独講和(実際には多数講和)は日本を孤立させる」

「日米安保は日本をアメリカの戦争に巻き込む」

 

いずれも朝日新聞の主張の基調でした。

実在はしなかった悪魔化のシナリオです。

 

目の前にある特定秘密保護法とかODA軍事関連解禁提案という、現実的で日本の国益に資する政策を、ねじまげ、引き伸ばし、ゆがめて拡大し、起きもしない悪の事態をいかにも起きるかのようにして喧伝する。

 

その他にも実例は多々あります。

朝日新聞が北朝鮮への集団「帰国」を煽ったことや、慰安婦問題での河野談話の虚構を大報道したことも、その範疇です。

 

日米共同のミサイル防衛にも朝日新聞は反対していました。

 

防衛庁が防衛省になると、日本が前のめりの危険な軍国主義化へ進むと、主張していたのも朝日新聞です。

 

さてそんな背景で本日6月27日の朝日新聞朝刊をみると、こんどはODAについて

外務省の有識者懇談会の提言に反対しています。

 

日本のODAを外国の軍隊に向けて、その直接の対象が戦闘や軍事そのものではなく、災害救助や人道支援であれば、供与しても構わないという趣旨の提言です。

これまでは目的はなんであっても受け手に軍が出てくれば、供与はできない、というのが日本のODAの方針でした。

 

しかしいまでは中国の軍事恫喝を受けるベトナムやフィリピンに海上警備の艦艇を供与することや、海軍が使う港の整備を援助することが求められてきました。いずれも日本にとってプラスになります。同じように中国の軍事恫喝を受けている日本が対中防御の連携を強めることは日本自身にとっての利益です。

 

しかし朝日新聞はこのODAの軍事関連部分の解禁には反対なのです。ただしこの反対はあまり強くありません。でも日本にプラスになることは、なんでも反対というパターンは背後に浮かび上がっています。

 

さてこうして朝日新聞の最近の論調をみると、とにかく反対また反対、いまの日本の政権が進めようとする主要政策にはすべて反対です。なにしろ安倍政権を倒すことが社是だそうですから、ふしぎはありません。

 

でもそれにしても、朝日新聞は安倍政権の国家安全保障会議設置、防衛費の増額、

そして特定秘密保護法と、すべて常軌を逸したほどものすごい反対キャンペーンを展開してきました。

 

さらに集団的自衛権の行使解禁に対する朝日新聞の叩きキャンペーンも異様なほどのしつこさ、大げさ、さでした。自国の防衛を強めることがとにかく危険だとして反対するのですから、この新聞の帰属はどこの国かと、いぶかります。

 

でも肝心な点はどの案件も朝日新聞の反対にもかかわらず、きちんと成立し、現実の日本国の政策になっていく、ということです。朝日新聞の狂気のようなキャンペーンは失敗なのです。安倍政権への国民の支持率を大きく下げるというような効果さえありません。

 

朝日新聞が安倍政権悪魔化の笛をピーヒョロ、ピーヒョロ、必死で吹いても、多数派は踊らないということでしょうか。

 

国民の多数の意思で選ばれた安倍政権が民主主義的な手続きに沿って進める一連の日本正常化の政策や措置、そのすべてに反対する朝日新聞です。

 

しかし日本国は粛々と前進する。その跡には朝日新聞の政権叩きの醜いゴミのような記事類の残骸が累々と横たわる。やがて中国の方から吹いてくる汚染の空気にそのゴミも吹き飛ばされて、消えうせることでしょう。

 

でも社是として全紙面を動員して、猛反対する案件がすべてみごとに成立していく。

反対する側は哀れです。言論機関、言論人として、たとえ一瞬でも、もしかしたら、

もしかしたら、自分たちの考えが根っこからまちがっている、とは疑わないのでしょうか。

 

本日の朝日新聞への感想でした。

 

なお以下のサイトでも朝日新聞論を載せています。