4月29日のNHKテレビで記者たちの座談会をしていました。

「安全保障法制を問う」というタイトルです。

安倍首相の訪米や日米防衛指針の改定などを背景に日本の安全保障状況の修正の是非を論じるという趣旨で
す。

数人のNHK記者たちの討論でした。

その途中で、視聴者に安倍政権による集団的自衛権の行使容認に賛成ですか、反対ですか、と意見を問う
作業がありました。

その結果、しばらくして、集団的自衛権の行使容認には賛成が46%、反対が44%という数字が伝えられました。

この種の日本の安全保障論議ではNHKは伝統的に一国平和主義の傾向が強く、日米同盟の強化や日本の防衛の強化には、おおむね反対や難色の意見を手を変え、品を変えて、述べてきました。

だから視聴者の意見が賛成が反対より多かったのは、NHK記者たちには意外、心外だったようです。

そのとおり、記者の一人が上記のこの結果をみて、即座に「これは普通の世論調査とは違いますので」と述べた
のには笑わされました。

大々的に調査をしながら、自分たちの期待と異なる結果が出たとたんに、これはたいした調査ではない、という趣旨のコメントを述べる。

幼児的ないやいや、として響きました。

これからもNHKの偏向報道には気をつけましょう。