2012年02月

民主党政権が進める消費税増税への竹中平蔵氏の批判です。

 

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【正論】慶応大学教授・竹中平蔵 消費税増税に大義も効果もなし
2012年02月10日 産経新聞 東京朝刊 オピニオン面

 政策を考える際、「解決すべき問題は何か」を明確にせねばならない。今、議論されている消費税増税の目的は「財政再建」と「社会保障の充実」だ。野田佳 彦首相が「大義あるものは必ず認められる」と述べたのも、こうした認識からだろう。しかし、結論から言うと、政府・与党の増税案は、財政再建も社会保障の 充実もない、大義なきあしき増税である。

≪社会保障充実に回るのは1%≫

政府・与党は2015年までの消費税率5% 引き上げを目指す。最初の1%分で、消費税増税による政府全体のコスト増を賄う。次の1%は人口高齢化で増加するコストだ。ただし、年金など制度の抜本的 な見直しは示されない。別の1%は社会保障の機能維持(実質的には財政赤字削減)のため、別の1%は年金国庫負担を2分の1にするためで、社会保障の充実 に回るのは最後の1%だ。少なくとも当初の説明はそうだった。

問題はその中身だ。基本的には多くが低所得者対策で、中間所得層への恩恵はほとんどない。増税は社会保障充実ではなく、矛盾に満ちた現行制度の維持のためだけのもの、と言わざるを得ない。

そもそも、なぜ5%か。政府は2段階の説明を用意している。

第一は、年金・医療・介護など社会保障の主要3経費と消費税収入を比べると、15年までに約13兆円(消費税5%分)の歳入不足が見込まれるという点だ。 なぜ3経費と消費税収入を比べるか意味不明、計算の根拠もおかしい。社会保障費は高齢化で年間約1兆円増えるとして「聖域」扱いし、中身にほとんど手を付 けていない。

≪前提の名目成長率もおかしい≫

消費税の税収は今後5年間の名目成長率を約1%として計算している。名 目3%成長を目指す政府方針と相容れない。3%成長を前提とすれば、税収は一気に拡大して増税の根拠は揺らいでくる。各国が作成中の財政再建計画をみれ ば、米国は名目成長率3・5%、英国は5・3%が前提だ。1%成長はデフレ克服に政府自らが失敗するという前提でしかない。

第二はマク ロの財政再建に関わる。政府は20年までに基礎的財政収支を黒字化する目標を掲げてきた。内閣府は、増税で15年の基礎的財政赤字を現状の約半分にできる と試算する。その先どうなるのか。試算では、20年までにさらに7%の消費税増税をしなければ基礎的赤字をゼロにできない。社会保障が良くならず、消費税 だけが17%とドイツ並みになるのだ。

では財政再建と社会保障充実という2大目標をどう達成するか。

03~07年度の5年間に基礎的財政赤字が28兆円から6兆円まで減った事実を思い起こそう。22兆円の赤字削減幅は消費税率9%分に匹敵する。わずか5年前、財政再建は眼前にあり、それは財政支出の増大防止と経済活性化という当たり前の政策で実現した。

今の政府は真逆を行っている。数年前まで82兆円規模だった一般会計歳出は今年度95兆円まで膨らんだ。GDP(国内総生産)が横ばい状態の間に、財政規 模は子ども手当などで2割肥大した。消費税5%アップで見込まれる13兆円の増収はバラまきの後始末に使われるにすぎない。増税の前にまず歳出の正常化が 必要だろう。

また、成長力を削ぐ一連の誤った政策-労働市場の規制強化、“モラトリアム法”による不良債権塩漬け、ゾンビ企業の救済- を止める必要がある。何よりも、金融政策を変えてデフレを克服することだ。そうして名目成長率を通常の3~4%に戻せば、5年後の税収は10兆円規模で増 え、消費税増税は不要になる。景気回復期の税収弾性値は、極めて大きいことが過去の経験からも明らかだ。

≪5%上げを若い世代に使う≫

社会保障の充実では、福祉のどの部分を拡充すべきか戦略的な選択が不可欠だ。筆者は、経済が正常化した後に消費税を5%上げ、これを全て若い世代の社会保障に使うという政策を提言したい。

日本で年金や医療に使われる金額(対GDP)はすでに、先進国の集まりである経済協力開発機構(OECD)の平均を上回る。高齢者には不満があるかもしれ ないが、社会保障は高齢者にはすでにそれなりに行われているのだ。だが、出産・子育て休暇支援、女性の再就職支援など若い世代向けが圧倒的に見劣りする。 これを拡充し世代間の不公平をなくすことを優先して目指すべきだ。高齢者の貧困対策は必要だが、これは高額所得者への支給をやめるなど、世代内での再分配 で行うべきだ。

次世代へのツケを避ける-。増税の名分の一つだ。しかし、高消費税率こそ、次世代への負担になる。真のツケ回し回避策 は、増税しなくてもやっていける社会をつくり次世代に引き継ぐことだ。国民が税負担を増やして、豊かな社会保障制度にすることはあり得る選択だ。それはし かし、20~30年という長期の構想で、今回の増税はそんな高い志とは無縁である。

われわれは低福祉・重税国家の階(きざはし)に立つ。誤った増税で、日本を「失われたX年」から「暗黒のX年」に追い込んではならない。(たけなか へいぞう)

 北朝鮮工作員による日本人拉致事件は、今年こそ解決を望みたいところです。

 

その方向への動きを予知させる兆しも微妙な形で現れています。

 

そんなあかで愛する子や家族を北朝鮮に連行された人たちの集会があり、その場で切々たる思いが述べられました。

 

その内容を紹介します。

 

当然ながら、この日本国民の悲劇の終わりを願ってのことです。

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/img/img7331_111012-17title.jpg

 

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★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2012.02.14-2)家族の訴え−東京連続集会報告4


以下は1月26日の連続集会のうち「家族の訴え」の第1部です。

■金正日死後の情勢を拉致被害者救出にどう活かすか

◆今年は何か動きがあるだろう

【第1部】
飯塚繁雄代表(田口八重子さん兄、家族会代表)

みなさんこんばんは。いつもありがとうございます。こういう集会を何回続け
たら終るのかということをいつも考えます。

色々動きがあったことはみなさん既にご承知と思います。昨年12月に金正日が死亡した件、それにまつわる北朝鮮の体制について云々されていますが、現時点でもまた確定していないような雰囲気です。

我々は前からこういった機会を無にせず、むしろチャンスにして解決の方向を見出すことを望んでいました。政府に対しても、このことについて、色々難しい面はありますが、解決に向けての機会にしてほしいとの申し入れをしています。

また先日、先日新たな組閣があり、我々が望んでいた松原仁さんが拉致問題担当大臣になりました。私たちは10年来松原大臣と共に考え、共に行動し、政府、議会、拉致問題に関する色々な委員会の場で、常に拉致問題に言及されていますので、私たちは大臣に一からお話しする必要がない人です。家族の気持ちやこれまでの経過をきちんと把握し、それらに基づいてこれからどう動くかということを、即考えていただいています。

就任のあくる日にはもう家族に会いたいと話がありました。すぐ(自宅が近い)横田夫妻に会っていただき、その後東京の家族と面会をしていただきました。

いつもの大臣の場合、我々が面会しても、「全力を尽くして頑張ります」とい
うことしかお話がないんです。具体的にどう頑張るのかの話は全くない。ところが松原大臣は、明日から何をやるかを常に意識しながら、これまでの経験者にお会いになった。

また、中井元大臣や安倍元総理など、拉致問題できちんとした考えを持っている人、行動してくれた人に面会した上で、担当大臣としてどう考え、どの方向で、何をやるかということを自分自身で考え、構築しているとのお話もありました。

その意味ではこの大臣就任については、非常に歓迎しますし、さらなる期待もしていきたいと考えています。

そうは言っても、決め手はなかなかないと思いますが、あらゆる戦略、手段を持って、表から、あるいは水面下から、できることを整理してやっていきたいと言っておられます。そういう中から、北との関係をきちんと作っていくとのことでした。

大臣は、北への制裁については、「解除する気はない。そういう背景の上で何をやるかだ」と言っていました。俗にアメとムチという言葉がありますが、そういう面では考えられるアメも用意してきちんとつなげていきたいという話もありました。単なる宥和的な手段ではなく、制裁は制裁として、そういうカードを保持しながら、その上に立って色々考えていきたいという話をされていました。

それが何かは聞いていませんが、すべて公表するのがいいのかどうかという面もありますので、私たちは、「とにかくお願いします」と。あらゆるチャンスがめぐってきたという理解のもとに、これからも接触はしていきたいと思いますが、前から続いている家族会との定期的な面談はこれからも続けていくとおっしゃっていました。

そういう中で皆さんにお話できることがあれば、お伝えしていきたいと思います。しかし、北朝鮮からの情報とか、韓国・米国からの情報収集については、三国共同して徹底的に情報を取っていき、そういう情報に基づいた動きをしていきたいとも言っていました。

こういう情報があったからこう動くということについては、政府の責任でやっ
ていただくしかないわけで、素人があれこれ言うことはもはやいらないのではないかと信頼しています。

今年はまだ1月が始まったばかりですが、何か動きがあるだろうと感じていますが、それがどの程度なのかは分かりません。何回も使った言葉ですが、本当に今年こそ解決しなければ、また相当長い間かかるとか、あるいは消えてしまうかもしれません。

そういう緊張感と期待感を持ちながら、色々懸念材料もありますが、総理が松原さんを担当大臣にしたということは、それだけの意気込みがあったのではないかと考えます。話を色々聞きますと、今度こそ総理もやる気を出しているということです。

それでも先日の施政方針演説の中では、3行か4行くらい、「拉致問題については国の重要問題である。国家としてきちんとやっていかなければならない問題である」ということはおっしゃっていましたが、意気込みがどの程度かは分かりません。しかしながら、あらゆる状況を見ますと、色々な施策が出てくることを期待しています。

私たちとしては、この問題が風化しないように、皆さんに色々な訴えをしていきたいと思いますが、私たちはそういうことしかできないのです。皆さんに訴え、皆さんのご協力・ご支援を得て、それを糧に頑張っていきたいと思います。更なるご理解と、またこの問題を更に広めていただきたいというのが私たちの気持ちです。

かなりのレベルにあるとは思いますが、あまり長いとどうしても話題が段々薄くなっていくことも心配されます。私たちは、まだまだ全力を尽くして死に物狂いで頑張るという姿を発信していきたいと考えていますので、引き続き皆さんのご支援を宜しくお願いいたします。ありがとうございました。

◆政府の関係機関の方々とは切迫感が乖離している

増元照明(増元るみ子さん弟、家族会事務局長)

みなさんこんばんは。相変わらず関心を持って頂き、感謝申し上げます。みなさんの支援の力を心強く思っています。みなさんの支援がなくなれば拉致問題が解決しないのは明白ですし、家族会だけでこの問題を解決できないのも分かっています。また今年は解決しなければという思いでおります。

野田総理の所信表明演説の拉致問題に関するところは評価しています。これまでの心がないようなものとは違う感じを受けました。昨年、中井洽元大臣が宋日昊(北朝鮮の朝日国交正常化交渉担当大使)と会いました。宋日昊と会ってもあまり意味はないのですが、それでも何らかの発信をしていかなければならない時期に、どんな方法でも発信してほしいと思っていますので、その点ではよかったと思います。

二元外交という批判もありましたが、中井さんはそれほど分からない人ではないので、衛藤(征士郎)さんのように前のめりに国交正常化を優先することはないと思います。また、国民の気持ちを理解しておられますので間違った方向には行かないと思っています。ただ、相手が相手だけに、どのような落とし穴に落とされるか分かりませんので、気をつけていただきたいと思います。

去年の9月19日、金正日の死去(の報道)を受けて、政府の危機感が家族とは違うという思いを感じました。当時の国家公安委員長が山岡さんだったからかも分かりませんが、私は第一報を京都で聞いて、すぐではなく1時間くらい後に拉致対策本部に電話して家族会の特に役員の自宅警護強化のお願いをしました。

私は昔から考えていたのですが、金正日体制が崩壊する時に、腹いせで日朝国交正常化を阻んでいる家族会のメンバーと救う会の西岡さんに報復する可能性が高いと。さすがに横田さんや飯塚さんにはしないと思いますが、私くらいが一番危ないかなと常に思っていましたので頼みました。地元の警察にも直接電話をして家族の警護をお願いしたのですが、やはりピンとこないんです。

危機がそこにあるという意識をあまり持っていない。危ないと感じていない。金正日の死後本当にどうなるのか分からない、日本でテロが起きるかもしれないという意識を持っていない。ないかもしれませんが、すべてに備えをしなければならないと思うんですが、あまり考えていなかったという感触を受けました。

私たちが要請しなければそういうこともしないというのでは、危機管理で、北朝鮮という組織を理解していない部分があるのではないかと思います。私の心配が危惧であればいいのですが、もし私に何かあったら朝鮮総連が犯人だと思ってください。北朝鮮の仕業にまちがいないでしょう。

今年、松原大臣になりました。これまでは一から話をしなければならなかったのです。まず圧力がなぜ大事なのかから話をしなければならなかったのですが、松原さんは副大臣の時、追加制裁をすべきということで関係部署の人たちを集めて、こういう制裁は法に触れるか、こういう制裁は実現可能かなどを検討され、野田総理にも直接お話されていたようです。

野田総理が拉致問題をどうやって解決するかの姿勢を見せるのは、まず追加制裁ですよとおっしゃっていたようです。政権の中では、多分外務省当たりが反対して、それを受け入れられない部分があるようです。そういう方ですから、私たちが一から話さなくても、五くらいから話すことができるという点では、非常にいい人事をしていただいたと思っています。

ただ、残念なことに、どうしてあんな怪しい人を防衛大臣にして政権を危うく
するのかが分からないですね。本気でやるなら、きちんと固めた政府で、一体となってやれるような体制を考えるべきだと思います。国会が一昨日から始まり、今日も聞いていましたが、相変わらずの国会で、このまま拉致問題で動きがあるのかという思いをまた強くしてしまいました。

私たちの家族の気持ちと、政府の関係機関の方々とは切迫感が乖離しているんです。私たちは、被害者が本当に危ない状況に陥っているという思いがあるのですが、政府の方々はそこまでの切迫感を持っていない。だから、金正日が死んでも、被害者の境遇は変わらないという考え方なのか、それとも被害者はすでにいないと考えているのかよく分かりませんが、日本人が拉致されて、そこに生存していると思ったら、何でもっと早く動かないんでしょう。

まして金正日の死という北朝鮮では大きな変化の時なのになぜ動かないんでしょう。早急に手を打つべきだと思います。政府の(対北ラジオ放送)「ふるさとの風」が昨年末から変えたというので聞いたんですが、さほど変わっていません。


相変わらず北朝鮮の人たちに情報を与える等で、最後に、「拉致した人たちを絶対に傷つけるな」という言葉を入れたくらいです。切迫感はなかなか伝わらない放送になっていますので、もう一度いわなければと思っています。

政府の気持ちと私たちの気持ちがもう少し同じようになってくれなければ、解決の道を早めることはなかなかできないだろうなという思いです。拉致被害者は取戻さなければならないという思いをもっと強く思っていただきたい。辛口の人間がいないと政府は動きませんので、ずっと私は辛口でいきますので、その辺はご理解ください。ありがとうございます。

◆何でもっと敏速に、スピーディに動けないのか

横田早紀江(横田めぐみさん母)

みなさんこんばんは。寒い中、たくさんお集まりいただいて大変ありがとうご
ざいます。

長い年月の戦いですが、ようやく向こうの国がちょっと大きな変化があり、後継者がこれからどのような形で動いてくのかはまだ分かりません。軍など後ろにいる人たちがどう動くのかも私たちには難しくて分かりません。

そのような中で、まだ居場所さえ分からない子どもたちが、そこにいるのにどこにいるのか分からないという十余年を過ごしてきました。ありとあらゆることを救う会の助けを借りながら、また全国の皆様の力を借りながら政府に訴えて、色々な活動をさせていただきました。

一つひとつのことを振り返ると、本当にここまでこれたなと感慨無量の思いがします。また今一番大事な時に来たなという感じです。一番恐ろしい人がいなくなったわけで、継いでいく人が、どのような思いで続けていくのか。やはりこれではいけない。日本とも世界とも交渉していかなくてはならないと思ってくれる

まで私たちは制裁を続けて、今日まできています。そしてこれからもそれを緩めることはできません。

私たちは普通の被害者家族ですから、どうしたらいいのか難しいことは分かりませんが、先ほどの飯塚さんや増元さんの話の通り、本当に外交を展開できる方が真剣に取組んで命を助けようと、この子たちは私たちの国の大事な子どもたちなんだと父親らしい気持ち、母親らしい気持ちで真剣に考えてくださらなければ、動かないことなんだなとしみじみと思います。

あとどのくらい頑張れるのかなとこの頃よく思います。有本さんのお母さんは私より10歳上ですので、「横田さん本当に会えんかもしれんなあ」と関西弁でお電話をくださいますと、本当に悲しくなって、「大丈夫だから」と励まして、「これからも頑張ろう」と言っているのですが、こんなに長くかかるとは思ってもいませんでした。

もっと進まなくてはならないはずのものが、何でもっと敏速に、スピーディに
動けないのかと私たちは不思議でしょうがありません。やはり増元さんがおっしゃったように、国民の思いと上の方たちの思いは差があるのかもしれないと感じることがよくあります。

私たちは一刻一刻考えます。子どもたちのことを思って、こんな寒いのにどうしているんだろうとか、あれから十余年も経つのにこの大変な雪の中にいるんだろうとか、考えることが毎日山のようにあります。その辺のことをどのように思ってくださっているのかなといつも思いながら、淋しい思いになってしまいます。

なんとかしてここで、みんなでいい知恵と方策を考えていただいて、間違いのない方向で解決していただきたいと思います。今年は本当に大事な年ですので、私たちも病気にならないように気をつけて頑張るしかないと思っていますので、どうかこれからも宜しくお願いいたします。ありがとうございました。

◆海岸に目を向け、全国的に不審船が安直に入れないような監視網を

本間勝(田口八重子さん兄)

みなさんこんばんは。いつもありがとうございます。

昨年から大きく変わったのが、金正日が亡くなって、金正恩体制に切り替わったということです。この金正日体制をどう倒すかでしたが、我々が倒すことなく自然にこけてくれた。

金正恩は、集団指導体制の中の飾り物みたいで、後ろに控えている軍部や張成沢のような人たちに当面操られていきそうな情勢です。軍部の意向に添わなければ首領といえども危なさそうです。そういう中で日本は軍部とどう付き合えばいいのかを模索してもらいたいと思います。

松原大臣は、今までの運動の中で培ってきた、私たちの気持ちを十分斟酌できる人ですから、外務大臣ではなく、拉致問題の交渉だけは松原大臣に特務として権限を与えていただきたいなと思います。このチャンスを活かして、今年こそと思っています。

他方、北朝鮮は大変な年でもあります。金正日の生誕70周年と、金日成の生誕100周年という大きな行事を乗り切れるかは、経済・食糧が満足な状態でなければ国民の不満が爆発して体制を引っ掻き回すことにもなりかねないという情勢です。

食糧が逼迫しているということは、アメリカに食糧支援を要請しているくらい
です。日本は、拉致問題の交渉の中でコメ支援を約束しましたが半分(12.5万トン)で凍結しました。向こうは食糧で困っていますから、それも含め、拉致問題を動かせればなと思っています。

12月に北朝鮮の「漁民」という人たちが日本海の荒波の中を、貧弱な木造船を操って、遭難したのか流れ着いたのか分かりませんが、日本の海岸まで辿り着いています。もしかしたらこの「漁民」という人は特殊部隊の人間かとも思えます。日本海を乗り切る体力とすれば軍人以外考えられないですね。そのように、今も簡単に日本に上陸できるのです。

脱北して青森に着いた9人もそうですが、安直に日本に入ってこられるのです。


危機感を持っていないのではないかと思います。町の火事や泥棒に対しては、警察や消防だけでなく、私たちは自警団を組織して身の回りを守りますよね。海岸に目を向け、全国的に不審船が安直に入れないような監視網を構築すべきと思います。

もし、生物・化学兵器を日本に持ち込んで水源地に撒けば、あっという間に何百万という人が被害を受けますので、もっと深刻に考えてそういう人が来られないようにしっかりと警護すべきと思います。

特定失踪者は、調査会の情報では約500人います。この他、声を上げられない家族が相当数いると思います。警察が過去の失踪事件を再分析して、拉致問題につながる人がいないか掘り起こしを行うよう救う会埼玉がやり始めています。

中井元大臣と宋日昊が蔭で交渉していますが、話によれば何人かは返していいという話があった中、政権の問題でうやむやになったという話がありますが、これをどうするのか。何人かいるのなら、まずその何人かを取りあえず取戻さなければとおもいます。それが家族の救出につながるかは分かりませんが。

以上


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■野田首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 野田佳彦殿

■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784  http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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 さすがはアメリカだと、改めて感じました。

 

 中国の習近平国家副主席がホワイトハウスを訪れ、オバマ大統領と会談している、その同じ時間帯に、アメリカ議会では中国の政治犯2人の妻たちに中国政府の人権弾圧に対する習氏への抗議と、オバマ大統領の冷淡さへの批判を堂々と証言する機会を与えたのです。

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〔ワシントン=古森義久〕

中国の習近平国家副主席の訪米に時機を合わせて米国議会組織が14日に開いた公聴会で中国当局に拘束された人権問題の中国人弁護士の夫人らが「米中両首脳が中国政府の人権弾圧を公開の場で論じないことは不公正だ」と証言した。

 

同公聴会は「著名な人権弁護士の高智晟氏の処遇ケース」と題され、立法府が行政府とともに中国関連の諸課題に取り組む「中国に関する議会・政府委員会」(共同委員長は共和党クリス・スミス下院議員と民主党シェロッド・ブラウン上院議員)によって開かれた。

 

高弁護士は北京で貧困層などの権利擁護を続け、2006年以来、数回の弾圧を受けて、現在も拘束されている。公聴会では米国への亡命を最近、認められた妻の耿和さんが「夫は中国での人権弾圧の実態を米国議会に書簡で知らせた直後にも逮捕され、拷問にもあってきた」と証言し、習近平氏の訪米を機に米側のオバマ大統領とバイデン副大統領に陳情したことを明らかにした。だが面会は得られなかったという。

http://www.epochtimes.jp/jp/2009/10/img/m19294.jpg

  (高弁護士が連行される前の高一家)

 

南京地区の大学教授で複数政党制や民主主義統治を求め、2008年には新政党の結成を宣言してすぐ、「国家転覆罪」で懲役10年の刑に処された民主活動家の郭泉氏の妻の李晶さんも同様に証言して、中国共産党の人権弾圧を非難した。李さんも米国への亡命が受け入れられたが、オバマ大統領に対し「習氏に人権尊重を直接に呼びかけてほしかった」と強調した。

 

ブラウン議員も「中国政府は自国の法律だけでなく国際的な規範にも違反して人権を抑圧しており、オバマ政権はその点での非難をもっと明確にすべきだ」と述べた。スミス議員は「歴代米国大統領は外国の人権弾圧の被害者家族には必ず面会してきたのに、オバマ氏はその要請を退けた。オバマ政権の中国への『静かな外交』は人権尊重の実現になんの効用もない」と指摘した。

http://news.xinhuanet.com/newscenter/2005-02/02/xinsrc_46202020202311562455815.jpg

                           (郭泉氏)

 

 

 

 私たち日本人にとって日本語とはなにを意味するのか。

 

この問いかけは外国の非日本語環境で暮らす日本人にはとくにさまざまな形で突きつけられます。

 

そんな「海外での日本語」に関して、以下のような動きがありました。

 

発端は私が産経新聞のコラムで紹介したワシントン地区の日本語学校での興味ある情景でした。

 

【外信コラム】ポトマック通信 読者の善意、奨学金に
2012年02月14日 産経新聞 東京朝刊 国際面

 ワシントン地区の「日本語継承センター」に小田原市在住の山本章氏からの寄付10万円が届いた。この日本語学校は日本には定住する見通しのない米側の子供たち向けで、5歳から16歳まで約80人の生徒の多くは片方の親が日本人である。

私はこの学校の学芸会でインド系米国人の7歳の少女、リヤ・プラダンさんが楽しそうに日本語を話す情景や、彼女の母、サンギータさんが神戸で生まれ育った 経緯を本紙の「あめりかノート」というコラムで紹介した。1月5日に掲載されたその記事ではこの学校の悩みが財政にある点にも触れた。

すると読者の山本氏から産経新聞東京本社の飯塚浩彦編集局長あてに、「少しでもこのセンターのお役に立てば」という趣旨の手紙とともに寄付金が送られてき た。もう90歳を超えたという山本氏は「インド人母子が米国で日本語を学ぶことに感激しました。いつの日かその母子が私の地区の小学校を訪れてくれれば、 うれしいです」とも書いていた。

山本氏の寄付金は2月はじめ、日本語継承センターの創設者の一人の医学研究者、越谷直弘氏を経由して同センター側に渡された。越谷氏は「授業料の負担に苦労している母子家庭向けの奨学金にできるので、ありがたいです」と語っていた。(古森義久)
 
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【あめりかノート】ワシントン駐在編集特別委員・古森義久
2012年01月05日 産経新聞 東京朝刊 1面

 ■日本を超える日本語

どうみてもインド系のアメリカ人らしい少女がなぜ日本語をこれほど楽しげに話すのか。しかも「なまむぎなまご め…」などという早口言葉を上手に口にするのだ。昨年12月中旬「ワシントン日本語継承センター」の学期末の学芸会だった。この日本語学校には5歳から 16歳ぐらいまでの子供たち80人ほどが通っている。

ワシントン地区での類似の日本語教育施設では文部科学省から認定され、補助を受ける「ワシントン日本語学校」が最大で、やがては必ず日本での中等、高等の教育を受ける日本人子弟に日本語を教える。

一方、日本語継承センターは基本的に日本に定住することはない子供たちを対象とする。片方の親が日本人という生徒が最も多く、米国定住を決めた日本人や国 際機関で働く日系ブラジル人の子供たちも含まれる。そんななかでは「日本」の形跡のないインド系少女の日本語はどうしても目立つこととなる。

その少女はリヤ・プラダンさん、7歳、まちがいなくインド系米国人だった。彼女の日本語のナゾは母親のサンギータさんの説明で氷解した。

「私は日本で生まれ育ち、日本語は私の言葉なのです。娘には母の私をよく知り、私の育った文化を理解してもらうために日本語を習わせました。娘は毎夏を日本でも過ごし、日本語の環境になじんできました」

容姿はもちろんインド人だが、日本人とまったく変わらない日本語で語り、家族の名を片仮名でさらりと書いてくれた。

サンギータさんは在神戸のインド料理香辛料販売で知られるビニワレ家に生まれ、12年前にインド系米国人の会計士へマント・プラダン氏と結婚して米国に移 るまで、神戸や東京で学び、働いた。だからワシントン地区の生活でも日本人の友人が多く、家庭でも日本語のできない夫とは英語とインドのマラティー語だ が、娘や5歳の息子とは日本語での会話が多いのだという。

「夫にもよく指摘されるのですが、私の言動の特徴の婉曲(えんきょく)さなどは日本語が象徴する日本の文化や価値観に起因しているところが大だと思います。だからこそ娘にも日本語を身につけてほしかったのです」

非日本人が自身のアイデンティティー(自己認識)を日本語に委ね、さらに次世代にも文化をもからめての日本語を受け継がせようとする。日本人にとっては意 外ながらも、大切にしたいと感じる努力だろう。日本語が日本人を超えての人間や文化の形成という普遍性をも発揮する現象だとまで思わされる。

その点、この日本語継承センターは日本人が米国で英語によって生きていく自分の子供にあえて日本語を教えるという目的自体、日本人を超えての日本語という 発想を認識させる。日本国民になることはなく、英語が母国語となる子供たちになお日本語を教え、子供たちも楽しそうに日本語を話すという光景は、同時に親 の側の日本人としての頑固なまでの継承への願いをも感じさせる。

ただこのセンターの悩みは資金面で外部からの支援がないため、生徒側の 授業料負担が大きくなってしまうことだという。創設者の一人、医学研究者の越谷直弘氏が「米国で日本語家庭を増やすことは親日派を増やすという意味もある と思うのですが」と語る点などを考えると、日本側からの支援があっても決して不自然ではないだろう。

中国の次期の最高リーダーがいよいよアメリカ訪問です。

 

米中関係はどう動くのか。

 

以下のような動きもアメリカ側にあることを注視したいです。

 http://news.tbs.co.jp/jpg/news4952006_6.jpg

  [endif][if gte mso 9] [endif][if gte mso 10] [endif][if gte mso 9] [endif][if gte mso 9] [endif]

〔ワシントン=古森義久〕

中国の習近平国家副主席は14日からの公式の米国訪問を始めるが、米側では議会や民間団体がいっせいに中国当局の人権弾圧への抗議を習氏に示す構えを明らかにした。

 

議会では同氏のオバマ大統領との会談にタイミングを合わせて中国政府に民主活動家らの身柄解放を求める公聴会を開くこととなった。

 

今年中には中国共産党総書記就任が確実とされる習氏は13日に米国に着き、14日にホワイトハウスを訪れて、バイデン副大統領やオバマ大統領と会談する。

 

オバマ政権は習氏来訪では米中間の経済面での協力を最も顕著に強調する姿勢だが、米側一般ではこのところ中国に対し経済、安保、人権の各分野での批判が高まっている。議会ではまず超党派の上下両院議員が「中国に関する議会・政府委員会」の公聴会を習氏のホワイトハウス訪問の日に故意に合わせて開き、中国当局の人権弾圧を非難することとなった。

 

同公聴会は中国の著名な人権活動家で現在、当局に拘留されたままの弁護士の高智晟氏の処遇を主題とし、証人には高氏の妻の耿和さんや中国内に新政党を結成しようとして懲役10年の刑の処された民主活動家の郭泉氏の妻の李晶さんらを招いた。当然、証人と議員の両方から高弁護士の即時解放が求められると予測される。

 

一方、下院の外交委員会や人権擁護委員会のメンバーのフランク・ウルフ議員(共和党)ら超党派の5議員は10日付でオバマ大統領に書簡を送り、同大統領が習副主席に中国政府の人権弾圧政策を非難して、現在、拘留されている高氏や郭氏、ウイグルの民主活動家のアルムジアン・イミチ氏ら合計6人の即時釈放を求めることを要請した。

 

 中国の人権弾圧を恒常的にモニターしている民間の国際人権団体「中国人権」も10日に声明を発表し、オバマ政権に対し習氏に人権問題を必ず提起し、政権に反対しただけで投獄された政治犯らの解放を求めることを要求した。同団体は習氏のワシントン滞在中、中国大使館などに人権問題で抗議するデモ行進をも実行する予定だという。

 

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