新しい本を出しました。
産経新聞の北京駐在の矢板明夫記者との共著です。
いまわが日本が最も多くの関心と注意とを向けねばならない国であるアメリカと中国。それぞれの大国でいまなにが起きているのか。そして米中両国の関係はどうなるのか。
北京とワシントンの両方からの直接の報告です。
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内容紹介
◎習近平の迷走はこれからも続くのか?
◎アメリカはどう中国に対するのか?
◎尖閣諸島をどうやって守ればいいのか?
日本を取り囲む国際情勢が激変している。
アメリカは緊縮財政やオバマ政権の方針で内向き志向が高まり、
中国はもっぱら外洋への進出を熱望。そして、間に挟まれた日
本を中国の毒牙が鋭く狙っている。
いまこの二大国が国内情勢、対外戦略でどのような思惑を持っ
ているのかを知ることは非常に重要である。 本書では、いま
知っておきたい米中の内実を、産経新聞記者として米中に精通
した二人が鋭く読み解く! !
著者について
古森義久(こもり よしひさ)
産経新聞ワシントン駐在客員特派員。国際教養大学客員教授。
東京生まれ。1963(昭和38)年、慶應義塾大学経済学部卒。米国ワシントン大学
留学。毎日新聞社社会部記者、サイゴン、ワシントン特派員、政治部編集委員を
歴任。87年に産経新聞社に移り、ロンドン、ワシントン支局長、初代中国総局
長、ワシントン駐在編集特別委員兼論説委員を歴任。81~82年、米国カーネギー
国際平和財団上級研究員。
ベトナム報道でボーン国際記者賞、「ライシャワー核持ち込み発言」報道で日本
新聞協会賞、東西冷戦終結報道で日本記者クラブ賞、『ベトナム報道1300日』
(講談社)で講談社ノンフィクション賞などを受賞。
著書に、『日中再考』(産経新聞)、『中・韓「反日ロビー」の実像』(PHP研
究所)、『危うし! 日本の命運』(海竜社)、『「無法」中国との戦い方』
(小学館)、『いつまでもアメリカが守ってくれると思うなよ』(幻冬舎)など
がある。
矢板明夫(やいた・あきお)
産経新聞中国総局(北京)特派員。
1972年、中国天津市生まれ。15歳のときに残留孤児2世として日本に引き揚げ。
千葉県出身。1997年、慶應義塾大学文学部を卒業。同年、松下政経塾に入塾(第
18期)、アジア外交が研究テーマ。その後、中国社会科学院日本研究所特別研究
員、南開大学非常勤講師を経験。2002年、中国社会科学院大学院博士課程修了
後、産経新聞社に入社。さいたま総局記者などをへて2007年より現職。
『習近平 共産中国最弱の帝王』(文藝春秋)で、第7回樫山純三賞を受賞。
その他著書に、『戦わずして中国に勝つ方法』(産経新聞出版)がある。